屋根塗装の注意点!メンテナンスのつもりが雨漏りの原因になることもあります。
更新日 : 2024年06月29日
更新日 : 2024年06月29日
ほとんどの屋根で定期的に必要になる「屋根塗装」。
住まいを健全に保つためにとても大切なメンテナンスですが、気を付けないと却ってトラブルの元になってしまうこともあります。
屋根塗装を検討する際に気を付けなければならないポイントとはどんなところでしょうか?
さっそく見ていきましょう(^_^)/
雨漏りは屋根塗装では直りません。
いい加減な業者が、雨漏り修理として屋根塗装を提案することがあるそうです(+_+)
業者に直ると言われたら一般の方はまず疑わずに信じてしまうと思うのですが、雨漏りが屋根塗装で直ることはありません。
屋根からの雨漏りの場合、ほとんどの場合に根本的な原因は屋根材ではなく防水紙の劣化に原因があります。
どれだけ屋根材に塗料を塗っても、防水紙にあいた穴は塞がりません。
一時的に雨漏りが止むことはあると思いますが、しばらくすれば再発してしまうでしょう(+_+)
スレート屋根は要注意!
スレート屋根は屋根塗装の際、特に注意が必要です。
ノンアスベストスレートへの塗装
2004年の屋根材へのアスベスト規制前後に販売されていたスレート屋根材(ノンアスベストスレート)を使用している住まいは、注意が必要です。
これらのスレート屋根材は耐久性に問題を抱えており、10年程で屋根材にヒビ割れが起きたり層状剥離を起こしたりといった劣化症状が起こります。
メンテナンスのために屋根塗装を施しても、屋根材自体が割れたり剥がれたりしてしまうため、塗装の効果がほとんどありません。
塗装業者の中には、こうした知識がなくノンアスベストスレートであっても気にせず塗装してしまう業者もいるため、ノンアスベストを見分ける知識のある塗装業者へ依頼することが大切です。
また、自身でも自宅の屋根材にどういった製品が使用されているかを把握しておくことでトラブルを防ぐことができます。
▼ノンアスベストスレート屋根材 製品例
・コロニアルNEO(20o1~2008年 クボタ)
特徴的な劣化症状:変色や不規則なヒビ割れ
・パミール(1996~2008年 ニチハ)
特徴的な劣化症状:層状剥離
・グリシェイドNEO(20o1~2008年 クボタ)
特徴的な劣化症状:反り、ひび割れ、層状剥離
・セキスイかわらU(1990~2007年 旧セキスイルーフテック)
特徴的な劣化症状:塗膜の剥がれ、ひび割れ
縁切り不足は雨漏りの原因に
スレート屋根を塗装する際は、屋根材と屋根材の重なり部分に隙間を設ける必要があり、その作業を「縁切り」と言います。
屋根材の内側に回った雨水を排出するための隙間なので、隙間がなかったり小さすぎたりすると雨水が溜まってしまい、雨漏りの原因になります。
スレート屋根の塗装を行う際は、縁切りが作業内訳に含まれているかどうかを必ずチェックしましょう。
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