千葉の『街の屋根やさん』は千葉 市原 袖ヶ浦 木更津 君津を中心に 千葉県全域で屋根工事や屋根リフォーム、軽微な屋根の修理、屋根の塗り替え(屋根塗装)、古くなった屋根の葺き替え工事(屋根葺き替え)をおこなっています。
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 下に挙げたものは、1999年5月~2024年3月までに街の屋根やさんが直接施工した件数と地域です。小規模な屋根修理から大規模な屋根の葺き替え、一般のお住まいだけでなく大きな工場等の建築物の屋根にも幅広く対応しております。
最近の屋根工事事例やお客様の声は右側の各種メニューからご覧ください。

東葛飾エリア
市川市・・525
松戸市・・356
習志野市・・205
流山市・・137
鎌ヶ谷市・・190
船橋市・・597
野田市・・157
柏市・・252
我孫子市・・124
浦安市・・233


北総エリア
銚子市・・84
佐倉市・・211
四街道市・・182
印西市・・138
富里市・・214
香取市・・131
成田市・・306
旭市・・198
八街市・・409
白井市・・201
匝瑳市・・120
印旛郡酒々井町・・101
印旛郡印旛村・・13
印旛郡本埜町・・14
印旛郡栄町・・39
香取郡神崎町・・27
香取郡多古町・・36
香取郡東庄町・・17

千葉エリア
千葉市中央区・・325
千葉市稲毛区・・251
千葉市緑区・・265
千葉市花見川区・・258
千葉市若葉区・・244
千葉市美浜区・・152
八千代市・・246
市原市・・897

九十九里エリア
茂原市・・202
勝浦市・・54
いすみ市・・121
東金市・・191
山武市・・115
大網白里市・・48
山武郡九十九里町・・77
山武郡芝山町・・30
山武郡横芝光町・・52
長生郡一宮町・・54
長生郡睦沢町・・17
長生郡長生村・・48
長生郡白子町・・61
長生郡長柄町・・24
長生郡長南町・・16
夷隅郡大多喜町・・24
夷隅郡御宿町・・33

南房総エリア
袖ケ浦市・・332
木更津市・・786
君津市・・411
富津市・・179
南房総市・・90
安房郡鋸南町・・47
館山市・・80
鴨川市・・43

雨樋工事でお家を雨水から守る!雨樋の修理・交換、お任せください

更新日 : 2024年04月19日

更新日 : 2024年04月19日

雨樋工事。オスアイのダメージに直結!雨樋工事でお家を雨水から守る!一部補修・部分交換税込33,000円〜

台風や強風、積雪など自然災害による雨樋の割れや外れなどの被害、火災保険で修復できます!詳しくはこちら

雨樋交換(片側交換)切妻屋根/片側/10m/半丸税込118,800円〜

雨樋交換(全交換)切妻屋根/両側/20m/半丸税込184,800円〜

 戸建てやマンション、ビルなどどんな建物にも必ず取り付けられている雨樋(あまどい)。ほとんどの方が雨樋という名前やどの部分が雨樋なのかご存じですよね。  ただ「雨樋がなかったらどうなるんだろう?」と考えたことってありますか?あまりに当たり前のように取り付けられているためその役割や必要性を考えたこともなかったという方が多いのではないのでしょうか。 お住まいを見渡していただきますとどの面かには雨樋が設置されています。広めの庇についていることもあります。またカーポートにも雨樋に似た構造を備えているものもありますよね。それだけ雨樋は建物にとって重要な部分なのです。当ページでは雨樋の役割はもちろん雨樋の適切なメンテナンス・修理についても解説していきます。それではじっくりと見ていきましょう。

【動画で確認「雨樋工事」】 長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。動画で見たいという方はこちらをご覧ください!  ↓ ↓ ↓
【動画で確認「雨樋工事」】 長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。 動画で見たいという方は是非ご覧ください!

雨樋の役割とは?雨樋がなかったらどうなるの?

 雨樋の役割は降ってきた雨水を、地上や下水に排水させることです。これがないと実はお住まいが大変なことになってしまいます。「え?どんなふうに?」となかなか想像が付きませんよね。 例えば、

雨音が非常に大きくなる
チェックマーク 屋根を伝ってきた雨水が直接、1 階部分の屋根や庇、地上に落ちることになるので雨音が非常に大きくなる。
雨水で泥水がはねて外壁を汚してしまう
チェックマーク 地上に落ちた雨水で泥水などがはねて外壁を汚してしまう事もある。隣家との距離が近い場合、隣家の外壁まで傷めてしまう事もあります。
雨が破風板や軒、外壁を伝うため雨染みが目立つ
チェックマーク 屋根に落下してきた雨の全てが破風板や軒、外壁を伝うことになるので、雨染みや汚れ、放置してしまうことでカビなどが目立つようになったり、 劣化を早める原因にもなる。
隙間があれば雨水が侵入し雨漏りにつながる
チェックマーク ちょっとした隙間やクラックがあれば、そこから家屋内部に浸入し、雨漏りを引き起こす。

 といったように「雨水」が汚れといった小さな被害から劣化、そして雨漏りといった大きな不具合にまで発展してしまう事も十分あり得ることなのです。外壁や屋根と違ってどちらかというと影の存在といった雰囲気がありますよね。しかしお住まいを劣化や雨漏りから守る大変重要な役割を持っているのです。

雨漏りが起こった!?雨漏り補修についてはこちらをご覧ください

 日本の年間降水日数を全国平均でみると117 日、およそ1年の1/3が雨天という統計になります。1年の半分が雨天という地域も存在します。それだけに雨樋の使用頻度と稼働率は高くなりますので、修理や交換の重要性が高いことがお分かりいただけると思います。  雨樋は外部に飛び出た格好で取り付けられていますよね。そのため自然環境による影響を受けやすく天候などによって被害を受けることが多々あります。

春雨・梅雨・台風・秋雨・降雪

雨樋が被害を受けてしまえば、それによって本来の役割である排水という機能を果たせなくなってしまいます

雨樋のある場合、外壁を伝う雨が最小限に

雨樋がない場合や不具合がある場合、雨水が外壁を伝い放題

雨樋の各部位の名称を知っておきましょう

 「あまどい」「とよ」という呼び名はお住まい全体に設置されている雨樋全体の総称をいいます。  ただ実は雨樋には部位ごとに名前があるってご存知でしたでしょうか?聞いたこともないという方がきっとほとんどですよね。もちろん私たちにご連絡いただく際は「雨樋が壊れた」「雨樋から水があふれている」で十分ですのでご安心くださいね。ただ、それぞれの名称を知っておくことで例えば業者さんに修理をお願いする際、見積もりを確認する際にもきっと役立てることができます。  また名称と役割を知っておくことで修理業者とのコミュニケーションもスムーズになるかもしれませんのでご参考までに。

雨樋の各部位の名称

①軒樋(のきどい)

軒樋(のきどい)

屋根の軒先に設置されている樋。屋根から流れてくる雨水を集水器へと運ぶ役割を担っています。
②集水器(集水桝)・じょうご(上合)

集水器(集水桝)・じょうご(上合)

軒樋が受けた雨水を「集め」竪樋へと誘導する軒樋と竪樋を連結している部位。排水能力は同じですが 見た目が異なる自在ドレンが使われる事もある。
③竪樋(たてどい)

竪樋(たてどい)

軒樋から集水器へ流れた雨水を地上や下水に運ぶ外壁に沿って垂直方向に設置されている樋。
④這樋(はいどい)

這樋(はいどい)

二階以上の建物で上層階の竪樋から下層階の集水器に水を運ぶために屋根に這う格好で取り付けら れた樋。
⑤曲がり

曲がり

2方向に伸びる軒樋間のコーナー部分(寄棟は4箇所設置)。
⑥止まり

止まり

軒樋の両端につけるキャップ (切妻は片面で2箇所、計4箇所設置)

寄棟や切り妻など屋根の形状の詳細はこちら

軒継手(のきつぎて)

軒継手(のきつぎて)

1.35〜3.6mの軒樋を継ぎ足す際のジョイント。
軒樋金具 ( 吊り金具・受け金具 )

軒樋金具(吊り金具・受け金具)

軒樋を設置する際に支えになる金具。
竪樋金具・掴み金具 (でんでん)

竪樋金具・掴み金具 (でんでん)

外壁に取り付け、竪樋を掴むように固定する金具。
エルボ

エルボ

竪樋同士の接続などに使用される L 字型のジョイン トパイプ。

 このように雨樋は様々なパーツで構成されており、「雨水を地上や下水に運ぶ」という役割を果たしています。様々なパーツを組み合わせているからこそ部分的な修理が可能なのが雨樋の特徴です。
 また素材についても塩化ビニル製やガルバリウム鋼板製、銅製、アルミニウム製など、形状も半丸や角形などがあります。
 従来は半丸・受金具というケースが多かったのですが、耐久性・デザイン・排水性能の観点から角樋・吊金具で施工されているお住まいが多くなってきました。

雨樋は全面交換だけでなく部分的なパーツの交換も可能です

こんな状態は要注意!雨樋の不具合・劣化症状まとめ

 では実際に雨樋に不具合が生じているケース、建物に被害を与えてしまいかねない状態とはどのような状態なのでしょうか。雨樋修理・メンテナンスのサインとしてぜひ覚えておいていただきたいと思います。

雨樋が詰まっている

 ご自宅の雨樋を下から眺めた際に、何やら植物が顔を覗かせている」「異物が見え隠れしている」といったことはありませんか?このような状態が見受けられた場合、何かが雨樋の排水を邪魔してしまっているかもしれません。水が流れなくなるということは雨樋が排水という役割を果たせなくなってしまっている状態です。排水機能を果たせず水があふれるような事態になれば、お住まいに直接被害を加えてしまう可能性がありますので修理・交換を検討しましょう。

雨樋の詰まりを引き起こすよくある原因

チェックマーク

ビニール袋などの風で飛ばされてきたゴミや 上階から落ちたごみや洗濯ばさみが詰まってしまう

チェックマーク

ご自宅やご近隣の庭に植えられた木の枯れ葉が雨樋に溜まってしまう

チェックマーク

雨樋に土が堆積してしまったうえに、さらに植物も生えてきてしまった

雨樋に土が堆積し植物が生え詰まった

木の枯れ葉が雨樋に溜まって詰まった

曲がり・ゆがみによる傾斜異常

 屋根で受けた雨水を受け止める軒樋には、集水器まで適切に水の流れを作るための傾斜がつけられています。このわずかな傾斜がなければ軒樋から集水器、そして竪樋へと水が流れていかなくなってしまいま よね。ご自宅の雨樋が歪曲してしまっているようであれば不具合を発生させる要注意な状態であると認識しましょう。

雨樋の曲がりやゆがみを引き起こすよくある原因

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土やゴミなどの重さによって雨樋が傾いてしまった

チェックマーク

紫外線や太陽熱の影響を直接受け、経年劣化で変形してしまった

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台風や豪雨、積雪などで雨樋に一時的な過重による負担がかかり、歪んでしまった

チェックマーク

軒樋を支えている支持金具が曲がってしまったり・折れてしまう などの不具合を起こし雨樋の傾斜に異常をもたらしている

 軒樋が経年劣化で変形

軒樋を支えている支持金具が曲がってしまった

自然災害による台風や豪雨、積雪など雨樋の歪み火災保険で補修できます!詳しくはこちら

雨樋同士をつなぐ継手(つぎて)部分から外れてしまっている

 雨樋全体は複数のパーツで構成されていましたよね。屋根から地上まで複数のパーツが雨水を通す「道」を作って適切に排水していくわけですが雨樋が外れてしまった場合、その道が決壊してしまっている状態ですから適切に水が流れるわけがありません。すでに雨樋がない状態と同様であると言えますよね。また部分的な破損が被害を拡大してしまいますので、早急な修理が必要です。

雨樋の外れを引き起こすよくある原因

チェックマーク

施工時に繋ぎの組み立てが甘く、経年で緩み外れてしまった

チェックマーク

台風や強風の影響で外れてしまった

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継手が破損などの不具合を起こしたことが原因で外れてしまった

チェックマーク

軒樋や集水器に雪が積もり、その重さによって外れてしまった

  台風の強風の影響で外れてしまった継手(つぎて)

台風の影響で集水器と縦樋が離れてしまった

自然災害による台風や豪雨、積雪など雨樋の歪み火災保険で補修できます!詳しくはこちら

雨樋に割れやひびが見られる

 割れやひびによって雨水が滴り落ちてしまうほどの隙間ができてしまった状態です。雨樋の外れ同様、見た目にもわかりやすい症状です。雨水を通すわずかな隙間だったとしても何か所もそのような場所が見受けられる場合は、雨樋全体が弱くなってしまっており寿命が来ている可能性もあります。

雨樋のひびや割れを引き起こすよくある原因

チェックマーク

飛来物によって衝撃を受け、割れやひびを作ってしまった

チェックマーク

紫外線や気温差による収縮によって素材自体が傷んでしまい、経年でひびや割れが発生

台風により雨樋のエルボ部分が破損

 経年劣化でひび割れから破損して しまった

自然災害による台風や豪雨、積雪など雨樋の歪み火災保険で補修できます!詳しくはこちら

雨樋の寿命と交換のタイミング

素材次第で異なりますが、多く使用されている樹脂製雨樋の寿命15〜20年程度です。

雨樋の耐用年数の目安

 自然災害や飛来物の影響を受けて不具合が発生した場合、それは雨樋の寿命とは関係ないかもしれません。しかし不具合をそのままにしてしまった場合その影響はお住まい全体に及ぶことにもなり得ますよね。部分的な修理で済むのか?それとも全体交換が必要か?などは状況・状態に応じて専門業者とじっくりと相談したうえで決めるようにしましょう。

雨樋の不具合をそのままにしてしまった場合その影響はお住まい全体に及ぶことにもなり得ます!部分補修?それとも全体交換が必要か?状況・状態に応じて専門業者と相談したうえで決めるようにしましょう!

 台風や強風、雪や雹などあらゆる自然環境の影響を受ける雨樋ですので悪天候後は「外れ」「割れ」「ゆがみ」などが起きていないか、まずは目に見える範囲で必ず確認するようにしましょう。

雨樋の外れ

雨樋の割れ

雨樋のゆがみ

台風や強風、雪や雹などあらゆる自然環境の影響を受ける雨樋

自然災害による台風や豪雨、積雪など雨樋の歪み火災保険で補修できます!詳しくはこちら

 また雨の日に下から雨樋を眺めてみることも雨樋の不具合を見つける上で効果的です。「水が滴り落ちている」「雨樋から水があふれ、オーバーフローしている」などスムーズに水が排水されているかどうか判断するうえでわかりやすいですよね。またそうした様子をスマートフォンで撮影しておくこともお勧めします。業者にとって、より適切な提案や処置のための材料となるので、私たち業者にとっても大変ありがたいのです。 (※雨の日にはしごをかけて雨樋を確認するなどは危険ですので、控えるようにしてくださいね。)

水が滴り落ちている・雨樋から水があふれオーバーフロー

※DIYでの雨樋修理はしないでください!

 雨樋の部材はホームセンターでも手に入りますが、DIY で修理できるのか?というのは別問題です。そもそも雨樋が屋根よりも外側にありますので、梯子をかけての修理は1階であっても危険です。 雨樋の部分的な修理のために専門家に頼むのも…費用が高い…と思われるかもしれませんが、危険な場所の修理だからこそ専門業者がいるのです。 修理範囲にかかわらず不具合・不安を感じるような場合は必ず私たち街の屋根やさんにご相談ください

梯子をかけての修理は危険です!DIYを行なうことで雨水がうまく排水されないなど不具合の可能性も!

雨樋以外にも不具合が!?お住まいの補修サインはこちらからご覧ください

雨樋交換をするなら排水能力の高い雨樋がお勧め!

  台風の巨大化やゲリラ豪雨の頻発化など、昨今の環境変化によって雨による被害が増加傾向にあります。 本来は屋根面積に対して雨量や排水量を考慮したうえで排水計算を行い、最適な位置に雨樋が取り付けられているのですが、ここ最近の異常気象による悪天候時では、既存で設置されている雨樋では排水が追い付かずオーバーフローを起こしてしまっている、外壁や軒天に雨がビシャビシャかかってしまっているといった事例を目の当たりにすることが多くなってきました。

豪雨などで雨樋の排水が追いつかず雨水があふれだしてしまっている

交換する際は半丸から角樋へ変更する等、雨樋の機能・形状にも気を配ってみると良いですね。

雨樋の種類と選び方

雨樋の材質と特徴

 雨樋はその材質によって多様な特性を持ち、それぞれの建物のニーズに応じて選ばれます。主要な材質には塩化ビニール、アルミニウム、ガルバリウム鋼板、銅、ステンレスなどがあり、それぞれ異なるメリットと制約があります。見ていきましょう!

塩化ビニール(PVC)

 塩化ビニール製の雨樋は、低コストで耐久性に優れ、軽量で取り扱いやすいため、広く使用されています。色や形状のバリエーションが豊富で、取り付けや交換が容易ですが、紫外線に弱い点や寒冷地での割れやすさが欠点です。

アルミニウム

 軽量で錆びにくく、長持ちする特性を持つアルミニウムは、特に雨量が多い地域や塩害地域での使用に適しています。色のカスタマイズが可能で、メンテナンスが比較的容易ですが、コストは塩化ビニールより高くなります。

ガルバリウム鋼板

 ガルバリウム鋼板は、鋼にアルミニウムと亜鉛のコーティングを施した材料で、非常に高い耐久性と耐錆性を誇ります。重量があり、取り扱いには注意が必要ですが、極端な気象条件にも耐えることができます。

ステンレス

 最も耐久性が高く、ほぼメンテナンスフリーのステンレスは、その強度と耐腐食性で価値があります。しかし、その耐久性と品質から価格も高くなってしまいます。

建物に適した雨樋の選び方

①建物のデザイン

 建物の外観と調和する雨樋を選ぶことが重要です。例えば、モダンな住宅にはスリムでスタイリッシュなアルミニウムやステンレスが適しているかもしれませんし、伝統的な家屋には銅が良く合います。

地域の気候

 寒冷地では凍結に強い材質を、塩害が心配される海沿いの地域では錆に強い材質を選ぶことが望ましいです。また、雨量が多い地域では大きな水量を捌ける樋の種類が必要です。

予算

 雨樋の材質によって価格は大きく異なりますので、初期投資と長期的なメンテナンスコストを考慮して決定します。例えば、初期コストは高いものの長期的にはコストがかからないステンレスや銅が適切な選択肢かもしれません。

メンテナンス性

 定期的なメンテナンスが困難な場合は、耐久性が高く、少ないメンテナンスで済む材質を選ぶべきです。また、色や光沢が長持ちする素材を選ぶことも大切です。

 これらの要素を総合的に考慮し、最適な雨樋を選択することで、建物を長期にわたって保護し、その美観を保つことができます。

事例で確認!雨樋交換工事の流れ

01 これまでの雨樋の撤去

変形していたり、壊れてしまった雨樋を外します

雨樋

雨樋

雨樋は屋根の端に設置されています。お住まいが2階建ての場合、作業性と安全性を確保するため、足場が必要になります(左写真)。右写真のように変形し、おじぎしてしまった雨樋は屋根からの雨水をうまく受け止められませんし、流れ込んできた雨水をしっかりと排水することもできません。このようになってしまった雨樋を撤去していきます。

下矢印

02 これまでの軒樋金具の撤去と新規設置

変形してしまった軒樋金具を新しいものへと交換します

軒樋金具

軒樋金具

 上の右写真をご覧くだされば分かるように、雨樋を固定している軒樋金具も変形しています。これでは雨樋を正確に取り付けられませんので、新しいものへと交換します。左写真はその撤去跡です。

排水するために適切な勾配が必要になりますので、水糸を張り、その位置に正確に軒樋金具を取り付けていきます。

下矢印

03 新しい雨樋の設置

新しい雨樋を軒樋金具に取り付けていきます

新しい雨樋を軒樋金具に取り付けていきます

新しい雨樋を軒樋金具に取り付けていきます

 軒樋金具には雨樋を上から吊って固定するタイプと下から支えて固定するタイプがあります。今回は吊金具と呼ばれる吊って固定するタイプです。 幸いにも今回は合う形の雨樋がありましたので、変形していなかった部分はこれまでのものを用いる部分交換で済みました(右写真)。雨樋の変形や破損が一部であっても、これまでのものは既に廃盤になっていて、合うタイプがないから全交換しないといけないなんてケースはかなり多いんです。
 廃盤製品であっても同じ形状の後継製品があれば部分的な修理・交換も可能です。費用が心配という方はお気軽にご相談ください。

下矢印

04 雨樋交換工事完了

雨樋交換工事完了

雨樋交換工事完了

 各部位の接続・固定がしっかりされているか確認できましたら、雨樋交換工事完了です。これで雨の心配とは無縁になります。

街の屋根やさんで実際に行った雨樋工事の施工事例をご紹介!

 雨樋交換工事をご依頼いただいた市川市にお住いのY様

雨樋交換工事をご依頼いただいた市川市にお住いのY様

 この度は工事のご依頼、素敵なお写真をありがとうございました!

調査と工事後の様子

 Y様より雨樋がズレてしまっているとのご相談をいただき早速調査に伺ったところ、雨樋がスライドするように集水器から離れてしまっている状態でした。 雨樋のズレ

 

雨樋のズレ

 強度の向上と再発防止のため、吊り金具含め雨樋の部分的な交換工事を行わせていただくこととなりました!

雨樋のズレを部分的な交換工事で修復!

 設置後は水を流して水流確認を行い、勾配に問題なく取り付けることが出来ました!

→ご紹介した施工事例はこちらから詳しくご覧いただけます

雨樋修理・交換は火災保険を適用して自己負担なしで交換ができるケースもあります

 火災保険の補償対象は加入条件にもよりますが台風・強風による「風災」、降雪、積雪による「雪害」、雹による「雹害」、豪雨による「水災」、雷による「落雷被害」など、実に幅広く補償してくれます。

これらのほとんどが火災保険で直せます!

 突発的な被害、突発的な出費、こうした思いもよらない災害時に大変頼もしいですよね。場合によっては自己負担ゼロで修理ができるという点で大変ありがたいと思います。街の屋根やさんではこれまで火災保険を使った雨樋交換や修理を数多く対応してまいりました。
 台風や強風、また雪の重みによって雨樋が外れた、曲がってしまったなど自然災害による被害を受けられた場合は私たち街の屋根やさんにご相談ください

雨樋の自然災害による被害は 私たち街の屋根やさんにご相談ください!

※火災保険は自然災害によって受けた被害の原状復旧のための工事が大原則です。

 雨樋を修理するために必要な足場仮設、撤去・処分費用等は火災保険へ申請することが可能です。

台風や強風、積雪など自然災害による雨樋の割れや外れなどの被害、火災保険で修復できます!詳しくはこちら

お住まいの健康を支えている縁の下の力持ち「雨樋」 定期的な点検やメンテナンスがお住まいを長持ちさせるコツです!

 雨樋が本来の役割を果たすことでお住まいの天敵である雨、そして雨漏りから私たちをさらに長く守ってくれることになります。
 「これまで一度も雨樋のメンテナンスを行ってこなかった」「そろそろ修理・交換時期だと初めて知った」という方はまずは私たち街の屋根やさんの無料点検をご活用ください。現状を把握したうえで必要なメンテナンスについてご提案させていただきます。また雨樋以外でも気になる箇所がございましたら遠慮なくお申し付けください。お住まい全体を点検・調査し、お住まいにもお財布にもお役に立てるご提案をさせていただきます。

雨樋のメンテナンスを行ってこなかった、そろそろ交換時期という方は街の屋根やさんの無料点検をご活用ください!

街の屋根やさんの無料点検はこちら

雨樋工事の費用を抑える方法はある?

費用を抑えるためのコツ

 雨樋修理や交換工事の費用を抑えるには、いくつかの実用的な方法があります。これらを適切に活用することで、高品質なサービスをリーズナブルな価格で実現することが可能です!

相見積もりを取る

 複数の業者に見積もりを依頼することで、価格とサービスの比較が可能になります。これにより、過剰なコストを省略し、最もコストパフォーマンスの高い業者を選ぶことができます。

オフシーズンに修理を行う

 雨樋の修理や交換はオフシーズンに行うと費用を抑えられる場合があります。繁忙期に比べて業者のスケジュールが空いているため、価格交渉がしやすくなります。

部分修理を検討する

 雨樋の損傷が局所的な場合は、全体を交換するのではなく、必要な部分のみを修理することでコストを大幅に削減できます。

必要な工事はまとめて行う

 足場の設置には通常、15万~25万円の費用がかかることが多いですが、建物の大きさや作業の難易度によって変動します。足場を設置することで安全に作業を行うことができるため、高所での作業が伴う雨樋の修理では避けて通れません。特に二階以上の建物での雨樋修理において、足場の設置は必要不可欠な場合が多く、これが総費用に大きく影響します。雨樋以外にも、屋根工事外壁塗装工事など、足場が必要になるような工事をまとめて行うことで余計な出費を抑えることが可能です!

雨樋交換時に同時に行いたいオススメ工事 降雪による雨樋被害を防ぐ「雪止め」

 幅5m長さ6mの屋根に10cmの積雪ならば重さは約3t、勾配の途中に何の遮蔽物もない屋根ではその重みが全て雨樋にかかることになります。変形し、破損しても無理のないことなのです。屋根の途中に雪止めを設置すれば重みが分散されるので、被害を受けることも少なくなります

雪止めを設置することで雨樋へかかる雪の重みが分散される

雪止め設置の詳細はこちら

雨樋の詰まりを防ぐ「落ち葉除けネット」

 山林が多い地域はもちろん、都市部においても公園や街路樹の落葉樹に困っている方が少なくありません。既存の雨樋に落葉が侵入しないようにする落葉除けネットもございますので、お気軽にお問い合わせください。
※針葉樹などは網目から入り込んでしまい、逆に詰まりの原因になる事もあります。落ち葉除けネットのメリット・デメリットを把握してから設置を検討しましょう

ネットで覆って落葉の侵入を防止

落ち葉除けネットの詳細はこちら

一度仮設した足場を有効活用して、屋根や外壁のメンテナンスも考えてみましょう!

 平屋のご自宅や、一階の雨樋のみの交換や修理といった場合を除いて、雨樋工事には足場の仮設が必要となります。やはり高所での作業となるため安全を確保したうえで確実な仕事をするためにどうしても必要なことなのですが、費用がその分かかってしまう点で気になるところですよね。

 そのような方はせっかく仮設した足場を有効活用するために、その他の足場が必要になる工事を同時に行うことをご検討ください

 上記の雪止めや落ち葉除けネットもそうですが、それ以外にもお住まいの外装リフォームには足場が必須となる工事があります。 足場を架けて個別的に工事するよりも一度に済ませてしまったほうが経済的であることは間違いありませんよね。  長くお住まいになる上で確実にメンテナンスが必要 になる箇所をご理解いただき、お得にリフォームする ことを考えてみてください。

平屋のご自宅や、一階の雨樋のみの交換等を除いて雨樋交換には足場の仮設が必要となります

リフォームを別々に行った場合、工事の度、足場を設置するため足場費用が工事回数分かかる!

リフォームをまとめて行った場合、リフォーム工事をまとめると足場設置の回数が減るので足場費用を節約!トータルでお得です!

足場の有効活用についてはこちらもご覧ください

 「自然災害によって被害を受けてしまった・・・」という場合であればもしかしたら雨樋以外の屋根や外壁にも影響が出てしまっている可能性があります ね。また「寿命がきたからそろそろ雨樋の修理・交換をしたくて・・・」という方15年〜20年も経過すれば傷みや不具合が発生し、メンテナンスをし なくてはならない箇所が存在します。 ただ、新築から15年経過してこれまで一度もメンテナンスや修理を行ったことがない方にしてみれば、どこをメンテナンスすればいいのかなんてわかりませんよね。

雨樋以外にも15年~20年経過すれば不具合が発生しメンテナンスをしなくてはならない箇所が出てきます

 以下はこれまで一度もメンテナンスをしていなかった場合、併せてメンテナンスをしておくことをお勧めしたい工事となります。また自然災害などによって突発的に被害を受けた場合でも、雨樋修理・交換に よって足場を仮設するようであれば一度ご検討してみてはいかがでしょうか。

屋根の葺き替え

屋根カバー工事

屋根塗装 外壁塗装

瓦屋根の漆喰部分

スレート屋根の棟板金

軒天の補修

天窓交換

信頼できる修理業者の選び方

 雨樋修理業者を選ぶ際には、その業者が信頼できるかどうかを見極めることが非常に重要です。適切な業者選びには以下のポイントを考慮することが推奨されます。

経験と実績の確認

 修理を依頼する業者がどの程度の経験と実績を持っているかを確認してください。特に、雨樋の修理や交換に関する具体的な事例を聞いてみると良いでしょう。これまでの施工事例口コミレビューを通じて業者の実力を見極めます。

資格と保険の有無

 業者が適切な資格を持っているか、また作業中の事故に対して保険に加入しているかも重要なチェックポイントです。これにより、万が一の事故が発生した際にも適切な対応が保証されます。

見積もりの透明性

 見積もりが詳細にわたり、どのような作業内容でどの程度の費用がかかるのかが明確であるかを確認してください。不明瞭な費用が含まれていないか、また追加費用の発生についても事前に確認することが大切です。

対応の速さとコミュニケーション

 問い合わせに対して迅速かつ丁寧に対応する業者は、信頼性が高い傾向にあります。また、コミュニケーションを通じて業者の対応の良さや誠実さを見極めることも判断材料となります。

アフターサービスの充実

 工事後のフォローアップや保証がしっかりしているかも選定の重要なポイントです。良い業者は、修理後も安心して相談できるようなサポート体制を整えています

悪徳業者から身を守る方法

 雨樋修理をめぐるトラブルを避けるためには、悪徳業者から身を守ることが非常に重要です。以下に、悪徳業者を見分けるためのヒントをいくつか挙げますので、是非参考にしてみてくださいね!

飛び込み営業や強引な勧誘に注意する!

 予期せぬ飛び込み営業や、断りにくい強引な勧誘は悪徳業者の典型的な手口です。急かされる形での契約は避け、十分な時間をかけて検討することが重要です。

異常に安い見積もりに警戒する!

 相場よりも極端に安い見積もりは、工事が不完全である可能性があるため注意が必要です。安さの背後には、使用する材料の質の低さや手抜き作業などの実態が隠れていることがあるため注意しましょう。

契約書の内容を詳細にチェック!

 契約を結ぶ前に、契約書の内容を詳しく確認し、不明瞭な点や不公平な条項がないかをしっかりと確認してください。不安な点があれば契約前に相談し、解決することが重要です。

過大な前払いを求められたら要注意

 大幅な前払いを要求する業者は問題があるかもしれません。通常、材料費などの一部を前払いとして求めるのは一般的ですが、全額を前もって支払うことは避けましょう。

地元の信頼できる業者を選ぶ

 地元で長く営業している業者は、その地域社会での評判を大切にしていることが多いです。地元の業者を選ぶ際は、地域の口コミ評判を参考にすると良いでしょう。

 これらの点に留意して、信頼できる修理業者を選ぶことが、雨樋修理を成功させる鍵となります!

雨樋修理・交換のまとめ

●雨樋の役割は降ってきた雨水を、地上や下水に排水させること ●雨樋に不具合が発生するとお住まいの大敵である水分が雨染みや汚れ、雨漏りといった被害を招いてしまう ●雨樋には軒樋・集水器・竪樋・曲がり・エルボ・止まりなど各パーツに名称がある ●「雨樋の詰まり」「曲がり・ゆがみ」「外れ」「割れ・ひび」といった症状は雨樋の不具合を招く要注意な状態 ●雨樋の寿命は 15 年~ 20 年、寿命を迎えた雨樋は全面交換が理想 ●雪止めや落ち葉除けネット、それ以外にも足場が必要な工事は雨樋修理・交換工事と同時に行うことが経済的にお得 ●雨樋修理・交換は火災保険を適用して自己負担なしでできるケースもある ●定期的な点検やメンテナンスが雨樋そしてお住まいを長持ちさせるコツ

雨樋に関連するブログ一覧

2024-12-03  瓦屋根は非常に耐久性が高く、60年以上もの年月が経っても使用し続けることができる長寿命な屋根材となっています(^▽^)/  ですが、それゆえに見落としがちなのが、瓦の内側で屋根を構成している重要部材の「ルーフィング」や「野地板」といった下地材の傷みです…続きを読む
2024-11-15  突然発生した屋根被害の強い味方である「火災保険」。  火災保険を使って屋根修理を行う際、まず注意すべき点はどのような被害が対象になるのかということです(^▽^)/  また、火災保険は悪質な業者に申請や工事を依頼するとトラブルが発生するケースも多い…続きを読む
2024-11-12  アスファルトシングルは海外発祥の屋根材ですので、日本では頻繁に見かける機会がまだ少ないでしょう。  ただ、現在の住宅屋根には耐震性向上のために軽量な屋根材が使用されることが非常に多くなっており、そういった理由からアスファルトシングル屋根も注目が高まって…続きを読む

雨樋に関連する施工事例一覧

雨樋に関連するお客様の声一覧

袖ケ浦市にあるお客様邸で雨樋交換工事を行なわせていただきました

【施工内容】
雨樋交換
【一言メッセージ】
ありがとうございます。

長生郡白子町牛込にて雨樋交換工事などの災害復旧工事を実施

【施工内容】
雨樋交換
【一言メッセージ】
感謝です。

船橋市金杉にて雨樋からオーバーフローが発生したとのお問い合わせ

【施工内容】
その他の工事
【一言メッセージ】
満足している(現場調査段階)

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