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東葛飾エリア
市川市・・525
松戸市・・356
習志野市・・205
流山市・・137
鎌ヶ谷市・・190
船橋市・・597
野田市・・157
柏市・・252
我孫子市・・124
浦安市・・233


北総エリア
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佐倉市・・211
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印西市・・138
富里市・・214
香取市・・131
成田市・・306
旭市・・198
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白井市・・201
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印旛郡本埜町・・14
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香取郡神崎町・・27
香取郡多古町・・36
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富津市・・179
南房総市・・90
安房郡鋸南町・・47
館山市・・80
鴨川市・・43

塗装は可能?ガルバリウム鋼板の塗装時期・知っておくべきポイントをご紹介!

更新日 : 2024年06月04日

更新日 : 2024年06月04日

ガルバリウム鋼板屋根は塗装できる? 塗装時期と知っておくべきポイント

ガルバリウム鋼板製の屋根は、メンテナンスが必要ないという印象を持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、実際はそうではありません。
 「ガルバリウム鋼板の屋根材に交換してから10年以上経ちますが、塗装などのメンテナンスは不要なのでしょうか?」とお考えの方も多いと思われます。
 確かに、他の屋根材に比べてガルバリウム鋼板は耐久性に優れていて長持ちしますが、何も手を加えず放置しておくことは適切ではありません。塗装を行うことで安心して長く使用できるのです。

 このページでは、ガルバリウム鋼板屋根のお手入れで悩んでいる方や、今後採用しようと考えている方に向けて、塗装やメンテナンスの重要ポイントについて解説していきます。

ガルバリウム鋼板も塗装が必要

 現在、屋根材を選ぶ際に重要視される要素は、長寿命・優れた耐久性・軽量・高い耐震性などが挙げられます。日本は地震の多い国でもありますので、ガルバリウム鋼板はその耐久性の高さと軽量性から、屋根材や外壁材としてますます多くの方に選ばれています。

優れた耐久性と高い耐震性のガルバリウム鋼板

 ガルバリウム鋼板は、優れた耐久性・長期の耐用年数を誇りますがメンテナンスが不要というわけではありません。 ガルバリウム鋼板は内部が鉄(鋼板)であり、アルミニウムなどの優れためっきによってコーティングされているため、錆や穴が簡単に空くことはありません。しかし、経年劣化は避けられません。錆にくい特性は備わっていますが、完全に錆びないという訳ではありません。

経年により劣化し錆が発生

 その為、ガルバリウム鋼板も他の屋根材と同様に、塗装メンテナンスが必要です。
 塗装によりめっき加工された箇所が保護され、錆の原因となってしまう鉄部分への水分の浸透が防がれる事で屋根材を守ることが可能です。ガルバリウム鋼板も万能ではなく、錆の発生を防止する為には、塗装メンテナンスが必要となります。

耐久性が高いガルバリウム鋼板ですが塗装メンテナンスは必要です!
塗装時期の目安

 続いて、ガルバリウム鋼板の塗装メンテナンス時期の目安をご説明いたします。

 一般的に15年程度をそれぞれのメーカーが推奨しています。
 また、海沿いのお住まいなどで塩害が気になるといった場合、10~15年程度が目安になります。お住まいの周囲環境にも左右されるため、注意が必要です。

ガルバリウム鋼板の塗装メンテナンスの時期目安

 続いて、ガルバリウム鋼板屋根材「スーパーガルテクト」を販売しているアイジー工業株式会社が推奨しているメンテナンススケジュールをご紹介致します。
 一般的なガルバリウム鋼板であるスーパーガルテクトでは15年、塗膜にフッ素が使用されているスーパーガルテクトフッ素で20年が最初の塗装メンテナンスの必要時期とされています。

 また、製品の保証期間に関しましてはスーパーガルテクトが塗膜:15年保証、赤錆:20年保証、穴あき:25年保証となり、フッ素タイプでは塗膜の変褪色:20年保証です。

 上記にご紹介した保証期間は、あくまで「保証」である為、すぐにご使用できなくなるという訳ではございませんが、塗膜の保証期間を迎える15年・20年程度が最初の塗装メンテナンスが推奨されている目安となっています。

メーカー保証内容

 ※スーパーガルテクトの基盤には、正確には「エスジーエル(SGL)」が使われています。
 ガルバリウム鋼板のめっきにマグネシウムを2%付加したことでより高い耐久性となっています。
 エスジーエルについてもっと詳しく

 合わせて、簡易的な定期点検を1年に一回、最低でも5年~10年に一度専門業者による詳細な点検をご依頼されることをおすすめいたします。

5年~10年に一度は業者による詳細な点検を依頼しましょう!

 ガルバリウム鋼板は、非常に耐久性が高く、長い寿命を持つ素材でありますが、決してメンテナンスフリーではなく、定期的なメンテナンスが必要ということがお分かりいただけたと思います。
 ガルバリウム鋼板の屋根材の塗装メンテナンスは、15年を目安に実施されることをオススメいたします。

ガルバリウム鋼板屋根材のメンテナンス目安

 ※劣化状況・使用材料・お住まいの環境によりメンテナンスのタイミングは変動します

ガルバリウム鋼板の劣化症状

 ガルバリウム鋼板製屋根の塗装時期は「15年程度」とお伝え致しましたが、この年数はあくまで推奨されている目安時期です。 建物の立地条件や環境、気候によっても塗装時期は異なります。また、以下に示すような劣化症状も塗膜が傷んでいるサインとなりますので、ご紹介致します。

劣化サイン1:色褪せ

 まず、変化が現れるのは光沢の部分です。光沢が低下して、くすんできたように感じたら、塗膜が少しずつ劣化している兆候です。光沢がなくなると、色調にも変化が現れ、色が変わったように見えます。

 ガルバリウム鋼板の屋根がどこか白っぽく見えるようになったら、塗膜が劣化して塗装のタイミングが来ていることを意味します。(屋根点検時に指で軽く擦ると、チョーキング現象(白亜化)と呼ばれる塗料の粉が付着することがあります。)

劣化のサイン、色褪せ

劣化サイン2:苔・カビの繁殖

 ガルバリウム鋼板製の屋根材に苔やカビが発生している場合は、塗膜の劣化がかなり進んでいると考えられます。苔が生える状況は、本来雨で流れ落ちるべき汚れが塗膜の効力がなくなり、滞留していることを意味します。
 表面の塗膜の劣化は、下地であるめっき鋼板の劣化から錆が発生する事へ繋がります。
 塗装メンテナンスにより撥水性を復活させることが必要です。

劣化のサイン、苔やカビ
屋根のカビ・苔・藻の対策

劣化サイン3:錆の発生

 錆には白錆赤錆の2種類があります。白錆はガルバリウム鋼板の亜鉛めっきが変化したもので、最初は白っぽい錆がわずかに現れます。白錆だけならば深刻な問題ではありませんが、めっきの効果が低下していることを示します。
 時間が経つと、めっきの効果が失われ、鋼板自体が劣化し始めると赤錆が発生します。このまま放置すると、赤錆の範囲は次第に広がってしまいますので、早期に塗装メンテナンスが必要です。

 錆がひどくなると屋根材としての機能が失われ、やがては張り替えが必要になってしまいます。

劣化のサイン、錆
塗装のポイントと注意点

 ガルバリウム鋼板を屋根塗装するには熟練した技術と経験が必要であり、知識がなければ上手く施工することが難しいです。

 なぜなら、ガルバリウム鋼板は汚れが付着しにくく、錆や劣化が起こりにくい特性を持っていますが、それは表面が非常に滑らかで、塗料が密着しにくいという要因になる為です。例えば、アルミ製のサッシやフェンスに塗料を塗る職人が少ないのは、表面の滑らかさから塗装が難しく、上手く仕上げることが難しい素材であるからです。同様に、ガルバリウム鋼板の屋根材も塗料が密着しにくい素材です。

正しい塗装にはケレンが必要

 それでは、次に塗装工程をご紹介させて頂きます。

屋根塗装の流れ

 まずは、全体の高圧洗浄です。苔・汚れを綺麗に落とします。

STEP01・洗浄

 次に、ケレン(下地処理)作業です。
 ケレン作業とは、劣化した既存の古い塗膜・錆を除去する非常に重要な作業で、この作業を怠ってしまいますと、新規に施した塗膜も後々剥がれてしまいます。
 また、表面に細かい傷をつける目荒しの役割も担っており、新規に施される塗装の密着度を向上させる効果にも期待できます。
 こうしたケレン作業の重要性を理解している業者へ依頼する事も塗装メンテナンスを成功させるためのポイントです。

STEP02・ケレン(下地処理)錆落としや目荒し

 しっかりケレン作業を行ったら、ガルバリウム鋼板に適した錆止め効果のある下塗り剤(プライマー)を塗布します。その後、中塗り・上塗りをして塗装を仕上げます。

STEP03・下塗り(錆止め)
STEP04・中塗り、上塗り

 ガルバリウム鋼板の塗装は難易度が高く、経験・知識が乏しい業者へ依頼してしまいますと失敗する可能性があります。いくら高性能・多機能な質の良い塗料で塗装メンテナンスを下としても、経験が乏しい業者による塗装は長持ちせず、数年で剥離が発生しまう事が予想されます。せっかく高い費用で塗装メンテナンスをしても無駄になってしまいます。
 その為、ガルバリウム鋼板の塗装は知識・経験共にある専門業者へご依頼される事をおすすめいたします。ホームページなどを確認する事でこれまでの施工実績を確認してみるのも良いです。

ガルバリウム鋼板屋根材の塗装事例

施工前

矢印

施工後

施工前

施工後

築年数 約20年 工事費用 屋根塗装・アンテナ撤去併せて約53万円

シート防水
ウレタン防水

 築20程度のガルバリウム鋼板屋根です。色あせが見られ、端部分には錆が発生しています。さらに、金属製の雪止め・太陽光パネルの架台から流れた錆も確認されました。腐食が広がってしまう前に塗装メンテナンスの施工が出来ましたので幸いでした。

洗浄とケレン後のスレート屋根
金属専用の下塗り材を塗布

 洗浄・ケレン後に金属専用の下塗り材を塗布した状態です。防錆性の効果も期待出来、新規に塗布する塗料との密着性を高める役割も担っています。

細かい箇所へは刷毛でフッ素塗料を塗布
広い面へはローラーを使ってフッ素塗料を塗布

 お客様より、可能な限り高耐久な塗料をご希望頂きましたので、屋根専用のフッ素塗料をご提案させて頂きました。細かい部分は刷毛を使用して塗装し、それ以外の部分はローラーを使用して塗装していきます。

屋根塗装工事が完了

 写真の様に塗装工事が完了致しました。
 錆も無くなり、艶も取り戻した綺麗な屋根となりました。

ところでガルバリウム鋼板とは?

 

 ガルバリウム鋼板とは、アルミニウム・亜鉛・シリコンが鋼板にめっき加工された建材のことです。鉄製の鋼板は錆に弱い性質があるため、アルミニウムと亜鉛のめっき加工によって耐久性が向上します。

 このガルバリウム鋼板は非常に耐久性が高く、長期の耐用年数を持っています。そのため、近年ではリフォームの際にはもちろん、新築の注文住宅でもよく採用されています。デザインの好みは人それぞれですが、スッキリとした印象が幅広い層に人気です。

ガルバリウム鋼板の特徴
ガルバリウム鋼板についてもっと詳しく

 古くから伝わる日本瓦は、優雅で格式があり、耐久性において最も優れた屋根材です。しかし、日本瓦は1㎡あたり50kgの重さであるのに対し、ガルバリウム鋼板はたったの5kgと、10分の1の軽さの違いがあります。

1㎡あたりの重さ比較

 また、一般住宅でよく使用されるスレート屋根は屋根材の中では軽量であり耐震性が高いですが、定期的な塗装などのメンテナンスを施した場合でも約20年~30年程度の耐用年数です。一方、例えばガルバリウム鋼板製の屋根材「スーパーガルテクト」は、張り替えが推奨されるのは約30年~となっています。

耐用年数とメンテナンスの目安

 上記のように現在まで使用されてきた屋根材の特徴と比較してみますと、ガルバリウム鋼板の屋根材は、耐久性・耐震性をバランスよく兼ね備えた優れた屋根材であることが確認出来ます。
 スレート屋根へのカバー工法や重量に不安のある日本瓦からの葺き替えに最もおすすめ出来る屋根材です。

ガルバリウム鋼板製屋根、メンテナンスの基本

 ガルバリウム鋼板製の屋根材に必要なメンテナンスは塗装だけに限りません。
 以下に、メンテナンス方法をご紹介致します。

傷が発生したら早期補修

 耐久性に優れたガルバリウム鋼板の弱点は、「傷」です。

 例えば、飛来物の落下によって傷が入ってしまいますと、塗膜の剥離部分から錆が発生してしまいます。一度錆が発生してしまいますと周囲に広がっていくリスクがあります。
 しかし、屋根の傷をご自身で確認されるのは困難であり、危険が伴います。台風が過ぎ去った後など、ご不安な点があれば点検をご依頼ください。

屋根材の傷

 もし、点検等で傷が見つかった場合でも状態によっては部分的なタッチアップによって補修する事が可能です。傷から錆が広がってしまう事を防ぐ事で鋼板の劣化を防止する事が出来ます。
 ガルバリウム鋼板屋根材が使用された屋根に限らず、定期点検は非常に重要です。

ガルバリウム鋼板の傷から錆が広がるのを防ぐためには定期的な点検、早めの補修がベストです

シーリング・棟板金の劣化

 ガルバリウム鋼板製屋根の頂部には棟板金という金属部材が覆いかぶさるように設置されています。棟板金は雨風の影響を最も受けやすい部材あり、問題が生じやすい箇所です。
 特に経年劣化によって釘が緩んでしまっている状態では強風時に浮きや剥がれが発生するリスクもあります。その為、10年に1度は点検されることをおすすめいたします。

棟板金の剥がれ

  また、同様に棟板金に使用されるシーリングの劣化状態を確認する事も大切です。
  棟板金の繋ぎ目に充填されることが多いシーリングですが、経年劣化が進行してしまいますと、役割を果たすことが不可能になります。

棟板金のシーリングが劣化

  シーリングは、雨水の侵入を防ぐ重要な役割を果たしています。
  シーリングの欠損・ひび割れは、棟板金への浸水を招いてしまいますので下地の腐食を防止する為にも定期的な点検・補修が非常に重要です。

定期的に点検を行い、隙間から雨水が浸入する前にシーリング補修などのメンテナンスを行いましょう
無料点検について詳しくはこちら
シーリング・コーキングを詳しく
劣化がひどくなればカバー工事か葺き替え

 耐久性が非常に優れているガルバリウム鋼板といっても耐用年数があります。
 約30年程度から製品・メンテナンス状況により40年近く長期に渡って使用できる場合もあります。

 しかし、耐用年数は周囲の環境にも左右されるため、劣化状態が酷い場合、

チェックマーク

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屋根材を撤去して新規の物にする「葺き替え」

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既存の屋根材の上から新規の屋根材を被せる「屋根カバー工法」

 上記、どちらかを選択必要があります。

 屋根材の劣化状態が著しい場合、状態を確認させて頂いた上で最適なリフォーム方法をご提案させて頂きます。(※過去に一度カバー工法による施工を行っている場合、屋根に2回目のカバー工事をする事は出来ません。)

屋根カバーの流れ
葺き替えの流れ
葺き替えか?屋根カバーか?

 耐久性に非常に優れているガルバリウム鋼板ですが、定期的な塗装メンテナンスを行う事でさらに長期間安心してご使用して頂くことが可能です。
 今回の記事で塗装メンテナンスが必要とされる時期の目安やポイントをご紹介させて頂きましたが、ご自身で屋根の上を点検されることは難しいと思われます。
 「そろそろ塗装メンテナンスが必要?」と思われた方がおられましたら、ぜひ街の屋根やさんまでご相談下さい。
 無料点検に屋根の状態を確認させて頂き、塗装を含めた最適な施工方法をご提案させて頂きます。
 

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塗装は可能?ガルバリウム鋼板の塗装時期・知っておくべきポイントをご紹介!まとめ

  • ・ガルバリウム鋼板にも塗装メンテナンスが必要です
  • ・各屋根材メーカより、15年程度を目安とて塗装メンテナンスをされることを推奨されています
  • ・上記の期間はあくまで目安である為、色褪せや苔・カビ、錆などが見られた場合、塗装メンテナンスをご検討されることをおすすめ致します
  • ・ガルバリウム鋼板の塗装は難しく、技術・経験が必要ですので実績のある専門業者へ依頼しましょう
  • ・塗装以外にも傷の有無や棟板金、シーリングの点検も非常に重要です
  • ・耐用年数が近づきましたら、屋根葺き替え・カバー工事によるリフォームもご検討下さい

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