最も安い屋根材を徹底比較!屋根材の価格と特徴から最適な屋根材を選びましょう
更新日 : 2023年11月16日
更新日 : 2023年11月16日
屋根材とは屋根を作る時に使用される建築資材で、その種類は素材と形状別に大きく分けると瓦(粘土、セメント)・スレート・金属の3つになります。
このページでは「安い」屋根材ということに言及するだけでなく、その屋根材のメリットやデメリット、さらに安い部分は材料なのか、それとも施工費なのか、はたまたランニング費用なのかなど、様々な視点からお話しいたします!(^▽^)/
※この記事は6分程度で読了が可能です。
最も安い屋根材は?
屋根材は降雨を屋内に侵入浸入させないために、非常に重要な部材です!
単純に安さだけで選ぶというのも躊躇してしまうかもしれませんが、それでもやっぱり材料の費用は気になるとこですよね(*^-^*)
ここでは材料と工賃としての「安さ」について考えてみましょう。
1位:コロニアル(スレート、カラーベスト)
瓦、コロニアル(スレート、カラーベスト)、金属の中で一番価格が安いのはコロニアルやカラーベストと呼ばれる化粧スレートです。
街の屋根やさんでは屋根葺き替え工事を行った場合、コロニアル(スレート、カラーベスト)は㎡あたり5,500円~となっております。


2位:金属
コロニアル(スレート、カラーベスト)に続いて安いのは金属屋根材になります(^^)v
屋根葺き替え工事で金属屋根材のスーパーガルテクトは㎡あたり6,800円~になります。
とても軽量なので、地震対策で重い瓦から金属屋根に変える方も多いことが特徴です。
どんなものでも高い部分が重いと不安定になりますが、これは建物も同じなんです(^▽^)/
単純に屋根の重量を減らすだけでも耐震性は高まります。
3位:瓦
瓦はインターネット通販などでも売られていますが、その価格は安いと一枚あたり150円~400円ほどです。
しかし、瓦によっては非常に高額なものもあり、一枚1500円以上するものもあります(>_<)
これが㎡あたり15枚ほど使用しされます。
が、瓦の施工は専門技術が必要で加工や設置までの工賃を考えると一番高額になっております。
価格の安さでいうとコロニアルスレートが一位です!
屋根に必要とされる機能性については雨を防いだり、強烈な夏場の紫外線にも耐えうる屋根材であることから近年、新築にも多く使われている屋根材です。
続いて金属、瓦と価格は上がっていきますが、その分長持ちであったり軽量といった利点があります(*^-^*)
屋根材によってメンテナンスによっても費用が変わります!(^▽^)/
新築時に選んだ屋根材もランニング10年、20年と年月を経ていくとどうしてもメンテナンスが必要になります。
それで屋根材ごとのメンテナンス費用について考えてみましょう。
コロニアル(スレート、カラーベスト)のメンテナンスについて
まず価格で一番安いコロニアル(スレート、カラーベスト)ですが、このラインナップの中では一番耐用年数が短く20年~25年程になります。
経年による変化として、まずは苔や藻などの付着、変色、さらに時間が経つと割れや変形といった問題が出てきます(-_-;)
そこで10年ほどの周期で屋根塗装を行っていくことで寿命を延ばすことができますが、25年以上になると屋根材自体がダメになり屋根材の交換として屋根葺き替え工事や屋根カバー工法を行う必要があります!
屋根塗装は使う塗料によって金額は変わりますが、街の屋根やさんでは弱溶剤シリコン塗料の場合は168,000円からです(*^^)v
もちろん高圧洗浄、縁切りのタスペーサー設置、計3回塗り(下塗り、中塗り、上塗り)が入った金額です(屋根面積60㎡までとなります)!
スレート屋根の塗装塗装で重要な下地処理の一つ、高圧洗浄の様子です。
苔が生えた屋根も塗装をすればご覧の通り輝きを取り戻します。
金属屋根材のメンテナンスについて
現在、金属屋根材で主流な素材はガルバリウム鋼板です!
この金属は錆びに強く、とても長持ちです。
スーパーガルテクトを例にしますと、赤さび15年、穴あきは25年のメーカー保証が付いていますので安心ですね(*^-^*)
耐用年数で言えば30年以上はゆうにあるといえるでしょう(*_*)
耐用年数が長居いといってもやはり定期的な塗装は必要で、その場合は事前のさび落としや錆び止めの塗布。
その上で下塗り、中塗り、上塗りと仕上げていきます。
金属屋根材は定期的な塗装をしないと、塗膜が無くなったところから錆びが発生します。
錆止めを塗布している様子です。この作業の前にケレンといって研磨用たわしなどで錆びを除去してから錆止めを塗ります。
瓦屋根のメンテナンスについて
瓦には以下の種類があります。
・釉薬瓦(陶器瓦)
粘土瓦ですが、表面に釉薬を施しているため、光沢があり表面を触るとつるつるとしています。
陶磁器にも釉薬処理されていることから釉薬瓦のことを陶器瓦ともいいます。
釉薬で表面が覆われているため耐用年数がとても長く60年以上持ちます。
・無釉薬瓦
一般的に多くみられるのがこの瓦ですね(^▽^)/
シンプルで素朴な素材感を持つのが無釉薬瓦です。
釉薬処理されていない素焼きの瓦で、素焼き瓦とも言われます。
釉薬されていない分若干耐用年数が短く50年程ですが、それでもかなり長持ちと言えるでしょう。
・いぶし瓦
釉薬を使わず、いぶすことでギングロやいぶし銀と呼ばれる色をつけた瓦です。
ギングロやいぶし銀と呼ばれる色は炭素被膜で釉薬と同じくらいの強さがあります。
この炭素被膜は表面だけでなく、内部にも染みわたっており、割ってみると表面も中身も同じ色をしていることが分かります。
経年によってこの炭素被膜が色を変えることも特徴でだんだんと薄くなっていきます。
耐用年数は40年以上と言われており、いぶし工程の良し悪しで寿命が変わるともいわれています(^▽^)/
経年で色が薄くなってくることを楽しむ方もおられます。
・セメント瓦
粘土ではなくセメントで作られた瓦です。耐久性を高めるために表面に塗装がされていることが多く、なかには釉薬を施したものもあります。
しかし瓦だけで比較すると耐用年数は20年程度とちょっと短いです(-_-;)
・ハイブリッド瓦
ハイブリッドの名の通り、複数の主成分から作られた瓦です。
街の屋根やさんではROOGAシリーズのハイブリッド瓦を使用しています!
特徴は樹脂混入繊維補強軽量セメントで軽くて割れにくい、まさに粘土瓦の弱点を解消した屋根材といえるでしょう。
粘土瓦(釉薬、無釉薬)、ハイブリッド瓦は塗装などのメンテナンスが不要で、とても長持ちです。
台風で飛来物が飛んできたりすると割れることもありますが、そのようなケースを除けば100年以上持つ場合もあります(*_*)
セメント瓦に関してはスレートや金属屋根材と同様、屋根塗装を定期的に行っていく必要があります。
釉薬瓦はご覧の通り光沢があり、太陽光が当たると光が反射しています。
とても長持ちで60年以上ノーメンテナンスですが、屋根材の下の防水紙は20年ほどで交換が必要になります。
年数が経ったセメント瓦です。表面の塗装が剥がれて苔なども生えています!
この状態は屋根塗装を行う必要があります。
【まとめ】屋根材は価格以外に特徴や用途によって選びましょう
屋根材を選ぶ時はやはり価格だけでなく、その後のメンテナンスや特徴を考える必要があります!
特に最近は地震や台風などの自然災害に強いお住まいを検討している方が多いです(*^^)v
地震については屋根の重さがあると、揺れによるダメージが大きくなるため、軽量な屋根材がお勧めです。
また、台風による強風に対して瓦はずれやすいため、屋根材が固定できるタイプが望ましいと言えるでしょう。
つまりは軽くて、固定するタイプがお薦めということですね(^▽^)/
軽量でさらに強風にも強い屋根材となると、一つは金属屋根材、もしくはROOGAなどのハイブリッド瓦などがお勧めです。
もちろん、価格や機能だけでなく屋根はお住まいの印象を決める部分でもあるため、意匠性に優れた屋根材をご希望の方もいるでしょう。
街の屋根やさんではそれらのご要望に合わせ、屋根のタイプや今後のメンテナンスも考慮したご提案をいたします!
これから屋根リフォームをご検討中で、屋根材選びにお困りの方はお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2023年11月16日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
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