屋根カバー工事で断熱性アップを狙うなら知っておきたい5つのこと
更新日 : 2025年07月09日
更新日 : 2025年07月09日
屋根のリフォームを検討している方の中には、「カバー工事で断熱性能は良くなるのか?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
結論からいえば、屋根カバー工事で断熱性能が向上するケースはありますが、条件によって変わります。
この記事では、屋根カバー工事における断熱性の向上について、仕組みや使用する材料、注意点などをわかりやすく解説します。
屋根カバー工事とは?
屋根カバー工事(重ね葺き工法)とは、既存の屋根材の上から新しい屋根材をかぶせる工事方法です。
主にスレート屋根や金属屋根などの劣化対策や美観回復に使われます。
葺き替えと比べて解体が不要なため、工期が短く費用を抑えられるのが特徴です。
屋根カバー工事で断熱性能はどう変わる?
屋根カバー工事により断熱性能が向上するかどうかは、次の要素に左右されます。
使用する屋根材に断熱性能があるか
カバー工事に使われる金属屋根材の中には、断熱材が一体化された製品があります(例:遮熱鋼板や断熱材付きガルバリウム鋼板など)。
このような製品を使用すれば、屋根材自体に断熱・遮熱効果があり、室内温度の上昇を抑えられる効果が期待できます。
屋根と新しい屋根材との間にできる空気層
カバー工事では、既存屋根と新屋根材の間に空気層が生まれます。
この空気層が熱の伝導を緩やかにする働きをすることで、多少の断熱効果が得られることがあります。
ただし、これは設計や施工による違いが大きく、断熱材ほどの効果は期待できない場合もあるので注意が必要です。
断熱材の追加施工によって性能アップ
屋根カバー工事の際に、断熱材を追加で挿入・施工するオプションを選べば、断熱性能をさらに高めることが可能です。
既存屋根に遮熱シートやボード状の断熱材を加えることで、夏の暑さや冬の寒さに対する快適性が向上します。
断熱性以外のカバー工事のメリット
断熱性能以外にも、屋根カバー工事にはさまざまなメリットがあります。
遮音性の向上:金属屋根+断熱材により、雨音を軽減できる
防水性の強化:二重屋根構造になることで、雨漏りリスクが減る
工期短縮・コスト抑制:解体工事が不要なため、トータルの費用と工期を削減できる
注意点:すべての屋根に適用できるわけではない
屋根カバー工事は既存屋根の劣化が進みすぎていないことが前提です。
下地(野地板)が腐っていたり、雨漏りが発生していたりする場合には、カバー工事ではなく葺き替え工事が推奨されます。
また、既存の断熱材や屋根構造を見直さずに施工すると、断熱性が改善されない可能性もあるため、信頼できる業者に相談することが大切です。
まとめ:屋根カバー工事は断熱性能の向上も可能!
屋根カバー工事は、使用する屋根材や追加施工次第で断熱性能の向上が見込める工事方法です。
ただし、断熱性の改善を目的とする場合は、断熱材一体型の屋根材の選定や、追加断熱の施工が重要となります。
住まいの暑さ・寒さ対策を重視するなら、断熱性に配慮した屋根カバー工事を検討してみてはいかがでしょうか?

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施工内容
屋根カバー工事 その他の工事
使用材料
屋根:アイジー工業 スーパーガルテクト 戸袋:ガルバリウム鋼板
屋根カバー工事を行ったお客様の声一覧
訪問業者より屋根についてご指摘を受けられた習志野市東習志野のY様
Q2.工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
板金の浮き
Q3.弊社をどのように探しましたか?
インターネット
Q4.弊社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
すぐしました
Q5.何が決め手となり弊社にお問合せをされましたか?
会社の大きさ
Q6.実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
大変よかったです