千葉市中央区にて令和元年房総半島台風の被害を受けたスレート屋根の屋根カバー工事を実施
工事のきっかけを伺いました!
担当:岡野
千葉市中央区にお住まいのE様より「台風で屋根材が何枚か剥がれてしまったので点検してほしい。」と、お問い合わせをいただきました。令和元年房総半島台風の影響で屋根材が剥がれてしまったようです。E様邸にお伺いし、調査を行うと屋根材が割れて飛散している箇所を発見しました。台風などの自然災害でご自宅が被害を受けた場合は、ご自宅に掛けてある火災保険が適用されます。元の状態に復旧するための費用は保険会社が負担してくれますので、保険の種類にもよりますが工事と併せて申請する事で工事費用が抑えられます。
既存の屋根材はアーバニーで、アスベスト規制を受け含有率が段階的に引き下げられて行ったため耐久性が低い屋根材になります。大屋根や下屋根には複数のひび割れが発生しており、屋根材を固定している釘が露出している箇所もありました。露出している釘穴から雨水が浸入してしまうと雨漏りに繋がりますのでE様に軽量で耐久性に優れ、風に強い金属屋根材のスーパーガルテクトにて屋根カバー工事をご提案したところ工事のご依頼をいただきました。アイジー工業株式会社のスーパーガルテクトは塗膜・赤錆・穴あき保証等のメーカー保証がついていますので保証内容も充実しています。色は全5色の中からE様ご希望のSシェイドブラウンをお選びいただきました。
既存の屋根材はアーバニーで、アスベスト規制を受け含有率が段階的に引き下げられて行ったため耐久性が低い屋根材になります。大屋根や下屋根には複数のひび割れが発生しており、屋根材を固定している釘が露出している箇所もありました。露出している釘穴から雨水が浸入してしまうと雨漏りに繋がりますのでE様に軽量で耐久性に優れ、風に強い金属屋根材のスーパーガルテクトにて屋根カバー工事をご提案したところ工事のご依頼をいただきました。アイジー工業株式会社のスーパーガルテクトは塗膜・赤錆・穴あき保証等のメーカー保証がついていますので保証内容も充実しています。色は全5色の中からE様ご希望のSシェイドブラウンをお選びいただきました。
担当:岡野
- 施工内容
- 屋根カバー工事
- 築年数
- 築23年
- 平米数
- 100.9㎡
- 施工期間
- 6日間 足場仮設工事含む
- 使用材料
- スーパーガルテクト
- 費用
- 詳しくはお問い合わせください
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
- 保証
- 10年
調査の様子
屋根調査の様子です。お問い合わせのきっかけになりました屋根材が剥がれた箇所をご案内していただくと下屋根のスレートが割れて剥がれているのを発見しました。また、同じ下屋根を調査すると複数個所にひび割れを発見しました。こちらの屋根材はアーバニーという屋根材でスレートの先端の長さを変え、切り込み(スリット)を入れている形状になっているためデザイン性に富んだ屋根材ではありますが、長さが切り替わる部分に切り込みを入れているため屋根材自体が脆く割れやすい屋根材になります。
続きまして、大屋根の調査の様子です。大屋根にも割れて飛散している箇所や、ひび割れを発見しました。屋根材が飛散してしまうと、ご近隣の建物に被害を与えてしまう危険性があります。また、ご自宅やお隣のカーポートの屋根を破損させてしまう場合もありますので、早めの対応が必要になります。
割れて飛散した箇所を調査すると、屋根材を固定している釘が露出しているのを発見しました。屋根材のアーバニーは軒先から重ねて葺いていき、釘で固定していきます。設置した屋根材を固定し、その上に新しい屋根材を重ねて固定していきますので通常ですと釘は重なっている屋根材に隠れているのですが、屋根材が割れてしまうと露出してしまうのです。釘が露出してしまいますと、釘穴から雨水が浸入してしまいますので雨漏りの原因になります。現在、幸いにも雨漏りはしていないとの事ですが、雨漏りを未然に防ぐためにも早めの修繕が必要になりますので屋根カバー工事をご提案したところ工事のご依頼をいただきました。
施工の様子
屋根カバー工事の様子です。屋根カバー工事は今の屋根に新しい屋根材を被せる工事になります。まず初めに既存の棟板金と下地材の貫板を解体し、撤去する工程から行います。バール等の専用工具を使用し、完了致しましたら綺麗に清掃し、次の工程に移ります。
ルーフィング敷設の様子
ルーフィング敷設の様子です。ルーフィングを敷設する際には、必ず屋根の下部の軒先から上部の棟へと重ねて敷設していきます。今回、使用致しましたルーフィングは田島ルーフィング株式会社のタディスセルフになります。ルーフィングはロール状になっていますのでコロコロと転がして敷設していき、重ね幅が100mm以上になるように重ねていきます。
軒先から敷設し、屋根全体を覆いましたらルーフィングの敷設が完了となります。ルーフィング材のタディスセルフは遅延粘着型になりますので貼り付け直後には強く粘着せず簡単に修正できますので施工性に優れた下葺材になります。貼り付けてから数時間後には強固な粘着力と防水効果を発揮しますので屋根カバー工事等の改修工事には最適です。また、穴を開けずに貼り付ける事が可能ですので、雨漏りを引き起こしにくいのも特長です。
下屋根のルーフィング敷設の様子です。下屋根も軒先から敷設していき外壁との接合部まで敷設します。外壁との取り合い部分はルーフィングを必ず立ち上げる事により雨水の浸入を防ぎます。
屋根材設置の様子
屋根材本体を設置していきます。新しい屋根材のスーパーガルテクトを専用の荷揚げ機で屋根の上に移動し、仮置きをします。スーパーガルテクトは超耐久ガルバの上に遮熱性のポリエステルコーティングを施していますので耐久性や遮熱性に優れています。
スーパーガルテクト設置の様子です。スーパーガルテクトを設置していく順番もルーフィングと同様に軒先から棟へと重ねて設置していきます。
新しい雪止めを設置する様子です。雪害を防ぐ為の雪止めを設置していきます。雪止めを設置する際には、軒先の出に合わせて設置していきます。大雪が降った際に屋根の上に積もった雪が雨樋を破損させてしまったり、ご自宅やお隣のカーポートの屋根を破損させてしまうのを防ぎます。雪止めは2列設置しますので、1列目の雪止めを設置したらスーパーガルテクトを設置し、続いて2列目の雪止めを設置する事で雪害を防ぐ事に繋がります。
雪止めを設置完了後、再びスーパーガルテクトを重ねて設置し、棟まで設置していきます。スーパーガルテクトは上と下が重なる部分が嵌合します。嵌合する事で強固な固定が期待できますので風に強い屋根になります。
下屋根の施工の様子です。下屋根も軒先からスーパーガルテクトを設置し、外壁との取り合い部分まで重ねて設置していきます。
役物設置の様子
役物を設置する様子です。屋根材本体のスーパーガルテクトの設置が完了致しましたら、役物と呼ばれる棟板金や雨押えを設置していきます。棟板金や雨押えの下地材には樹脂製貫板のタフモックを使用致しました。一般的には木製のものが多く使用されている下地材の貫板ですが、木製ですと経年により腐食等の劣化症状が起きてしまい、劣化が原因で固定する力が弱くなってしまいます。台風などの強風や突風の影響で捲れてしまったり飛散してしまうリスクを抑えるためにも腐食しにくい樹脂製貫板のタフモックを設置する事で風に強い屋根になります。
棟板金を固定する様子です。棟板金を固定する際には必ず横方向から固定していきます。棟板金に対して上方向から固定してしまいますと「脳天打ち」という施工方法になり、雨水の浸入を誘発してしまい雨漏りの原因になってしまいます。
また、固定する際にはステンレス製のSUSビスで固定していきます。SUSビスはねじ込み式になりますので強固に固定できますのでタフモックと併用する事で風に強い棟板金になります。
雨押えを設置する様子です。外壁との取り合い部分に設置されている雨押えもSUSビスで固定していきます。雨押えや棟板金の継目は防水の為のコーキング処理を施します。マスキングテープで養生を行いながらコーキング材を充填していきます。
雨押えや棟板金の継目にコーキング処理を行い、養生のマスキングテープを撤去しましたら、役物設置の工程が完了です。
屋根カバー工事が完了
役物の設置が完了致しましたら、屋根カバー工事が完了となります。新しい屋根材のスーパーガルテクトは耐久性に優れており、台風などの災害に強い屋根材になります。スレートが割れてしまいお困りでしたが、雨漏りのご心配も解消され大変満足していただきました。
2022年6月30日追記
定期点検(1年点検)にお伺い致しました
金属屋根材のスーパーガルテクトにて屋根カバー工事を施工させていただいたE様邸の定期点検(1年点検)にお伺いさせていただきました。定期点検にお伺いさせていただく前にE様より近所で工事を行っているという業者から「屋根の棟板金が捲れています」と指摘を受けたそうで大変ご不安な様子でしたが、棟板金に捲れ等の不具合は発生していませんでした。
下屋根の屋根材にも錆等の傷みも無く、使用致しましたスーパーガルテクトは耐久性に優れていますので特に異常ありませんでした。大屋根、下屋根とも棟板金や雨押え等の役物を固定しているSUSビスはねじ込み式になり固定力に優れていますので緩みによる浮きも無くしっかりと固定されていました。
E様に定期点検のご報告も兼ねてドローンで空撮を行い、定期点検は無事完了となります。屋根カバー工事を施工させていただき1年が経過したE様邸の屋根は点検前に指摘を受けた棟板金の捲れも無く、特に異常ありませんでした。E様のご不安も解消されましたので今後もご安心して生活していただけます。
次回の点検は隔年点検の3年点検になり、2年後の点検になります。安心のアフターメンテナンス体制で責任を持って今後もしっかりサポート致しますので引き続きどうぞ宜しくお願い致します。
屋根葺き替え工事の費用につきましては987,800円(税込)から承っております。使用する材料により金額が異なりますので詳しくは私たち街の屋根やさんまでお気軽にお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2022年06月30日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
工事を行なったE様のご感想をご紹介いたします
【工事前】
Q1.工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
昨年の台風で瓦が数枚飛ばされた。その事を最近知った
Q2.弊社をどのように探しましたか?
息子がホームページを見て知りました
Q3.弊社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
すぐに連絡した
Q4.何が決め手となり弊社にお問合せをされましたか?
瓦が飛んだ事により今後の雨もりの他
Q5.実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
親切、ていねいに説明を受けました
E様のアンケートを詳しく見る→
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街の屋根やさん千葉中央支店
- 電話 0120-989-936
- 株式会社シェアテック
- 〒261-0023
- 千葉県千葉市美浜区中瀬1-3 幕張テクノガーデンCB棟3階
街の屋根やさんは千葉県以外にも東京都、神奈川県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方の地域の街の屋根さんをお選びください。
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施工内容
屋根カバー工事 その他の工事
使用材料
屋根:アイジー工業 スーパーガルテクト 戸袋:ガルバリウム鋼板
屋根カバー工事を行ったお客様の声一覧
屋根カバー工法をご検討中、習志野市袖ケ浦のお客様アンケート
Q2.工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
こけが目立つようになったから
Q3.弊社をどのように探しましたか?
web エリアで工事業者探した。
Q4.弊社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
すぐ問い合わせした。実績や費用が不安
Q5.何が決め手となり弊社にお問合せをされましたか?
現在失業中のため、良い機会と思ったから
Q6.実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
わかりやすく説明してくれた。