屋根材と谷樋の取り合い部分
▼ドーマー
ドーマーの立ち上がりと大屋根の間の谷樋部分
▼アルミサッシ
サッシ枠と外壁の取り合い部分
▼陸屋根
外壁との立ち上がり部分、また陸屋根の防水部分
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更新日 : 2021年05月13日
更新日 : 2021年05月13日
建築や建設関連でもなければ聞いたことがないのが「雨仕舞い」だと思います。普通に分解して考えれば「雨」を「仕舞う」と解釈できるのですが、ちょっと理解に苦しみますよね。建物に雨漏りさせないためにとても重要な「雨仕舞い」をこちらの記事は紹介しております。
※この記事は5分程度で読了できます。
雨仕舞いとは、お住い内部に雨水が浸入しないようする基本的な考え方、概念です。
お住いの外側の様々な部位に雨水が溜まった状態になっていると、やがてお住い内部、室内に雨水が浸入してしまう可能性が高くなります。
屋根や外壁、窓枠などお住いのさまざまな箇所から雨水がお住い内部に浸入しないように雨水を適切に排水することが雨仕舞いです。
雨仕舞いと意味が似ているものが防水です。防水もお住い内部に雨水が浸入しないようにするために行われます。
防水というと、お住いの表面や防水シートなどで雨水の浸入を防ぐという設計ですが、雨仕舞いは雨水そのものを適切に排水し、極力雨水をお住い内部に浸水させないようにする設計になっています。
防水、雨仕舞いともにお住い内部に雨水を浸入させないという目的は同じですが、雨仕舞いは積極的に雨水を排水させ、お住い内部に雨水を浸入させないというところが主になります。雨水が流れてきてもいいように常に待ち構え、雨樋などにしっかりと受け流すのです。
お住いの中でも特に雨漏りが起こりやすいのが、「取り合い」です。
取り合いとは、違う部材同士が結合される部分です。2階建ての建物で1階の屋根と外壁の結合部分などがそれにあたり、外壁がほぼ垂直なのに対し、屋根は勾配があるものの水平に近い角度で取り付けられています。外壁を伝ってきた雨水などの流れを防げるように結合されているのです。
こういったように垂直の部分に対し、雨水の流れを防げるような構造があるとそこで雨水の滞留が発生するようになります。
雨水の滞留が発生しやすい箇所は雨水がお住い内部に浸入しやすくなるので、それを防いだり、できるだけスムーズに雨水が流れるようにする工夫が必要なのです。
また、2階建ての建物で1階の屋根と外壁の結合部分意外にも、ベランダやバルコニーの床と壁の立ち上がり部分も雨水の浸入を許しやすいので注意する必要があります。
上記でもご説明しましたように、特に雨仕舞いが必要な重点箇所というのは立ち上がり部分です。
建材面と垂直に結合している部分はどうしても雨水の流れを妨げる角度がついているため、雨仕舞いが重要な箇所とされています。
以下は特に雨仕舞いが必要な重点箇所です。
▼ベランダ床
外壁とベランダ床の立ち上がり部分
▼天窓
天窓枠と屋根の面との接合部分
▼屋根棟部
棟板金同士の繋ぎ目、棟板金と屋根材の部分
▼ドーマー
ドーマーの立ち上がりと大屋根の間の谷樋部分
▼アルミサッシ
サッシ枠と外壁の取り合い部分
▼陸屋根
外壁との立ち上がり部分、また陸屋根の防水部分
雨仕舞いでは外側に水切り金具と呼ばれる建材を設置し、その下に防水紙を敷設します。また、水切り金具の上に防水紙というパターンもあります。水切り金具と防水紙の隙間から雨水が浸入してこないようにシーリング材を充填することもあります。水切り金具はガルバリウム鋼板などの金属が使用されているため錆に強く、また、雨水を染み込ませないのはもちろんのこと、使用する場所によってが雨水を外壁などに伝わせないような形状になっています。
外壁などに雨水が伝わないようにすることで、外壁に汚れが付着しにくくなるのです。
お住まいのいろいろな場所に設置されている水切り金具は、設置されている場所によって名前が付けられています。知っておくと、お住まいを建てるときや補修、リフォーム時にきっと役に立つと思います。
・棟板金
棟板金はご存知の方も多いのではないでしょうか?屋根の棟にある水切り金具です。屋根材の上に貫板と呼ばれる木材を設置し、その上に棟板金を被せて横から釘やビスで固定します。釘やビズは経年で緩んできて台風などの強風で棟板金が飛散するという被害は多く発生しています。定期的なメンテナンスをお勧めします。
・ケラバ水切り
お住まいの雨樋がついていない側の外壁より出っ張っている屋根をケラバと呼びます。ケラバに設置されているのがケラバ水切りです。棟板金同様、水切り金具を固定している釘やビスが緩んでしまうので、補強を行う必要があります。
・軒先水切り
雨樋がついている部分を鼻隠しと呼びます。鼻隠しの上に取り付けるのが軒先水切りです。屋根材を通り越して侵入し、防水紙の上を流れた雨水を雨樋へ流す役割を持っています。
・雨抑え水切り
玄関の屋根や下屋(外壁より突き出た一階部分の屋根)などと外壁の取り合い部分に使用されます。外壁内を流れてきた雨水を屋根内に侵入させない働きをしています。
・施工不良
特に防水紙の敷設に多いようで、雨水が上から下へ流れていくのに対し、防水紙は下から上へと張っていかなくてはいけません。下から上へと張っていけば、防水紙の重なり部分は常に上側の防水紙が下側の防水紙より上になることになり、雨水が入りにくくなります。しかし、反対に防水紙を張っていくと防水紙の重なり部分は常に下側の防水紙が上側の防水紙より上になることになり、その継ぎ目がちょうど雨水を待ち受けるかたちになってしまうのです。こうなると、防水紙の継ぎ目から雨水が浸入し、雨漏りに発展してしまう可能性が高くなります。
・経年劣化
雨仕舞いをしたもののそのまま何十年も放置しておくと、経年劣化により防水紙などがボロボロになり、機能が低下していきます。
・台風や落雷などの自然災害
特に台風は強風によって棟板金の飛散など、雨仕舞いの部分が機能しなくなってしまうこともあります。
防水工事で雨漏り防止!陸屋根・屋上のチェックポイント【プロが解説!街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
街の屋根やさんは千葉県以外にも東京都、神奈川県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方の地域の街の屋根さんをお選びください。
Q2.工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
雨漏りがあり工事を考えた
Q3.弊社をどのように探しましたか?
千葉市 雨漏りで調べました。
Q4.弊社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
もう一社相談しました。
Q5.何が決め手となり弊社にお問合せをされましたか?
同じ様な部分工事がありました。
Q6.実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
良かったです。
Q2.当初、工事を依頼する会社にどんなことを期待されていましたか?
同じ様な工事事例があったので
Q3.弊社にご依頼いただく際に他社と比較しました方はどこの会社と比較しましたか?
一社相談し金額差
Q4.弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか?
工事事例もあり金額も安価でした。
Q5.工事が終わってみていかがですか?良かった事・嬉しかったことを忌憚なく頂戴出来ましたら幸いです。
補修工事ですがよかったです。
Q6.街の屋根やさんを他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか?
知り合いが居れば相談させて下さい。
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