屋根塗装に火災保険?火災保険が適用される条件や申請方法について解説!
更新日 : 2024年10月29日
更新日 : 2024年10月29日
「修理じゃなくて屋根塗装をしたいんだけど、火災保険って使える?」
「火災保険で屋根や外壁を塗り替えたい」
街の屋根やさんでは、こうしたお問い合わせをよくいただきます。
自然災害によって住まいに被害が出た場合に火災保険を活用して修理できることは多くの方がご存じですが、屋根塗装ではどうなのでしょう?
火災保険とは
火災保険とは、火災や自然災害、盗難などによって建物や家財に生じた損害を補償する保険です。
火災保険の補償範囲は、保険会社や保険の種類によって異なりますが、一般的には次のような損害が補償されます。
火災、落雷、破裂・爆発、風災、雪災、水災、盗難、物体の飛来・落下、 水濡れ、など。
火災保険に加入していると、万が一の災害や事故で損害が生じた場合、保険金として損害額が支払われます。
火災保険が適用される条件
火災保険が適用されるのは、落雷、風災、雪災、雹災、水災などの自然災害による損害が原因の場合です。
これらの災害によって屋根や外壁が損傷した場合、火災保険を利用して修理費用をカバーすることが可能です。
特に、台風による風災や降雹による雹災は、屋根材の破損や外壁の損傷を引き起こすことが多く、保険適用の対象となることが多いです。
火災保険が適用されないケース
経年劣化や施工不良による損害は火災保険の対象外となります。
これは、火災保険が予期せぬ災害による損害を補償するものであり、時間の経過による自然な劣化や、施工時のミスによる損害は補償の対象外とされるためです。
したがって、保険を利用する際には、損害の原因が災害であることを明確にする必要があります。
また、地震による損害も火災保険は適用されません。
地震によるリスクをカバーするには、地震保険に別途加入する必要があります。地震保険は、地震やその後の火災、津波による被害を補償します。
免責金額
住まいの損害が火災保険の補償範囲内の災害によるものであっても、火災保険が適用されないケースがあることを覚えておきましょう。
それは、損害額が免責金額を超えない場合です。
免責金額とは、保険加入者が自己負担しなければならない金額のことで、これを超える損害が発生した場合にのみ保険金が支払われます。
一般的に、火災保険の免責金額は20万円前後で設定されていることが多いです。
屋根塗装で火災保険が利用できるケース
では、火災保険を利用して屋根塗装を行うことはできるのでしょうか?
塗装は屋根や外壁の破損を修理するというよりは、屋根や外壁が劣化しないように保護するためのメンテナンス色の強い工事です。
屋根塗装単体で火災保険を利用できるケースはあまり多くありませんが、もちろん利用できるケースもあります。
例えば、降雹による被害を受けた場合です。
雹が降った屋根には雹痕と呼ばれる染みのような跡が残ることがあります。
雹痕のついた部分は塗膜が薄くなり、劣化しやすい状態となってしまうため、雹災による被害と認められることが多いです。
こうした場合には、屋根の塗り替えが有効な補修手段となるため、火災保険を利用して屋根塗装できる可能性が高くなります。
火災保険の申請方法
被害調査
まずは、屋根修理の専門業者に連絡を取り、被害状況を詳しく確認してもらいましょう。
保険の申請には、申請書の他に被害箇所の写真や修理の見積り書が必要になるので、併せて業者へ依頼するとよいでしょう。
保険申請
次に、保険会社に火災保険の申請を行います。
申請の際には、被害が自然災害によるものであることを明確に伝えることが重要です。
保険会社は、申請内容をもとに、保険金の支払い可否を判断します。
保険申請には、保険金請求書、事故内容報告書、修理の見積書、破損箇所の写真などの書類が必要です。
これらの書類は、保険会社に対して被害の詳細を説明し、保険金の支払いを受けるための重要な証拠となります。
特に、破損箇所の写真は、被害の程度を視覚的に示すため、専門業者に依頼して撮影してもらうことが推奨されます。
鑑定人調査
申請を受けた保険会社は、損害保険登録鑑定人を派遣し、現地調査を行います。
鑑定人は、被害の実態を確認し、保険金支払いの妥当性を判断します。
この調査は、保険金の支払いにおいて重要なステップであり、申請者は調査に協力し、必要な情報を提供することが求められます。
鑑定人による現地調査の後、調査結果に基づいて最終的な判断が下されます。
契約
無事に火災保険が適用されることになったら、修理業者と工事の契約を結びましょう。
保険の適用が確定する前に工事を契約してしまうと、保険が適用されなかった場合に修理費用を自費で捻出しなければならなくなるので注意しましょう。
まとめ
火災保険とは、火災や自然災害(風災、雹災、雪害など)によって建物や家財に生じた損害を補償する保険です。
修理ではなくメンテナンス色の強い屋根塗装ですが、火災保険を利用できるケースもあります。
保険会社への申請には、申請書などの書類の他、被害箇所の写真や修理見積が必要です。
修理工事は、保険が下りるのが確定してから契約しましょう。
街の屋根やさんでは、火災保険の申請を可能な限りサポートいたします。
火災保険が使えるか不安、申請方法が分からないといった方は街の屋根やさんへご相談ください。
無料で現地調査、見積りの作成を行っていますので、どなたでもお気軽にご相談いただけます。

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