【我が家の屋根、アスベスト入ってる?】アスベストが含まれている可能性がある屋根の種類や見分け方を解説!
更新日 : 2024年10月24日
更新日 : 2024年10月24日
アスベストを含む可能性がある屋根材
スレート(カラーベスト・コロニアル)、セメント瓦といった屋根材には、アスベストが含まれている可能性があります。
アスベストが規制される2004年以前に建てられた住まいでは、アスベストが含まれている可能性が高くなります。
劣化が進むとアスベストの飛散リスクが増すため、定期的な点検と適切なメンテナンスが求められます。
アスベスト含有屋根材の見分け方
アスベストを含む屋根材を見分けるためには、製造年やメーカー名を確認することが重要です。
特に、2004年以前に建てられた建物は注意が必要です。
メーカーのホームページや国土交通省のサイトで、製品名や品番を調べることで、アスベストの有無を確認することができます。
自身で分からない場合には、屋根業者へ調査を依頼すると良いでしょう。
街の屋根やさんでは、全てのスタッフが厚生労働大臣が定める「石綿含有建材調査者」の資格を取得しており、安全かつ正確にアスベスト調査を行います。
アスベストの健康リスク
屋根材に含まれるアスベストがもたらす健康へのリスクはどの程度なのでしょうか?
アスベストは非常に細い繊維で構成されており、吸い込むと肺に沈着しやすい特性があります。
このため、肺がんや中皮腫といった深刻な健康被害を引き起こす可能性があります。
特に、長期間にわたって体内に滞留することで、肺の線維化やがんの発生を促進することが知られています。
しかしながら、屋根材に含まれるアスベストは、通常の状態であれば健康リスクはほとんどないといってよいでしょう。
健康への被害が考えられるケースは、屋根材が粉砕し、中に含まれるアスベストが細かく飛散してしまった場合です。
飛来物の衝突や屋根材の劣化が著しい状態で台風や強風に見舞われると、アスベストが飛散する可能性があります。
屋根材のアスベスト対策
葺き替え工事
既存の屋根を撤去し、新しい屋根を葺く葺き替え工事は、アスベスト完全に取り除くことができます。
但し、アスベストを含まない屋根材よりも処分費用が多くかかってしまうので覚えておきましょう。
カバー工事
既存の屋根を撤去しないため、アスベストの処分費用が掛かりません。
上から新しい屋根を重ねて葺くことで、アスベストが飛散する可能性もほとんどなくなります。
ただし、将来的にはアスベストを処分しなければならないタイミングが訪れます。
まとめ
アスベストが含まれている可能性があるのは、「スレート(カラーベスト、コロニアル)」「スレート波板」「セメント瓦」などの屋根材です。
自宅の屋根にアスベストが含まれているかどうか判断するための重要なポイントは、住まいの築年数です。
アスベストが規制される前、2004年以前に建てられたスレート屋根の場合、アスベストが含まれている可能性が高いです。
街の屋根やさんでは、全てのスタッフが石綿含有建材調査者の資格を取得しているので、安心してアスベスト調査をお任せいただけます。

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