屋根カバー工法のメリットや葺き替え工事との違いを解説!どちらを選ぶか迷ったら?
更新日 : 2024年08月10日
更新日 : 2024年08月10日
屋根カバー工法は元々の屋根を撤去せずにそのまま新しい屋根を形成することができるリフォームですので、費用が葺き替えよりも掛からず工期も短く済むという大きなメリットがあります(^▽^)/
ただ、屋根によっては葺き替え工事が最適だったり、カバー工法ができない状況であることも考えられるため、検討する上ではそれらの情報も知っておくと業者との打ち合わせがしやすくなるでしょう。
そこで本記事では、屋根カバー工法と葺き替え工事の違いなどを中心に、どちらの工事を選ぶべきか迷ったときに知っておきたいポイントを解説いたします(*^^)v
屋根カバー工法の特徴やメリット
そもそも、屋根のリフォームが初めてだと「屋根カバー工法という工事を提案されたけど、初耳だったので施工内容がよくわかっていない」という方も多くいらっしゃるかと思います。
そこでまずは屋根カバー工法がどんな工事なのか、することでどのようなメリットが存在しているかを確認してみましょう(^▽^)/
屋根カバー工法の特徴・メリット
屋根カバー工法は既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねて設置するリフォーム方法です。
屋根カバー工法の最大の魅力は、既存の屋根を撤去する必要がないことによって工期が短く済み、同時に撤去や廃材処分の費用を抑えられる点でしょう(*^^*)
スレート屋根やアスファルトシングルなどのフラットな形状の屋根に施工することが可能です!
また、屋根が二重になることで必然的に断熱効果が向上し、冷暖房効率が上がることも期待できます。
新築から20~30年経過し、屋根材の傷みが進行しているか寿命を迎えている場合におすすめのリフォーム方法で、屋根材を乗せている野地板が劣化していないことが条件となります。
新しく被せるのは屋根材だけではなく、防水シートも新設されます。
防水シートの役割は?
防水シートは屋根や外壁の防水性能を高める重要な部材の事を指します。
主な役割は雨水や湿気の浸入を防ぎ、建物内部を保護することです。
屋根の場合、同じ下地材である防水紙やその下の断熱材を雨水・湿気から守ることで、カビや腐食の発生を抑制しています。
言い換えれば、屋根からの雨漏りを防いでいるのはこの防水シートなんです(^▽^)/
そのため、防水紙も新しく敷設する屋根カバー工法では屋根全体の防水性も回復させることができます。
街の屋根やさんではカバー工法を行わせていただいた事例も多くあり、例えば下記のリンクでは木更津市で塗装ができないスレート屋根に対するカバー工法を行った様子を、事前の調査の段階から完工まで詳しくご紹介しております(^▽^)/
関連ページ:木更津市で火災保険を適用しつつスーパーガルテクトを使用した屋根カバー工法を実施!
屋根葺き替え工事
屋根カバー工法の内容やメリットについて理解を深めたところで、今度は比較されることの多いもう一種類のリフォーム方法である「屋根葺き替え工事」について確認してみましょう(^▽^)/
屋根葺き替え工事は既存の屋根材をすべて撤去し、新しい屋根に交換するようなイメージの工事です。
雨漏りが発生している場合や屋根の下地が腐食している可能性がある場合には、この工法によるメンテナンスが必要とされることが多いです。
カバー工法との大きな違いは、既存の屋根を撤去するかどうかにあります。
葺き替え工事のメリット
葺き替え工事のメリットとしては、屋根の下地や構造を確認・補強できることが挙げられます。
野地板や屋根の骨組みとしての役割がある垂木などは、屋根材と防水紙を剥がさなければメンテナンスができない部分になるため、葺き替え工事は屋根の耐久性を回復させるチャンスです(^▽^)/
一方で、カバー工法と比較すると既存の屋根を解体するための費用や廃材処分費用がかかり、工期が長くなるというデメリットもあります。
カバー工法か葺き替え工事かを選択する基準
ここまでカバー工法と葺き替え工事のそれぞれの施工やメリットをご紹介してきました。
では、ご自宅の屋根ではどちらを選ぶか迷った時の判断ポイントなどを解説したいと思います!
カバー工法と葺き替え工事の選択は、屋根の状態や予算、目的によって決められることがほとんどです。
屋根カバー工法は、既存の屋根の下地が比較的良好な状態であり、工期や費用を抑えたい場合に適していますね。
例えば、アスベストを含有した屋根材の撤去には費用がより掛かるため、カバー工法を選択することでその費用負担を無くしながら屋根リフォームを行うことができます(*^^)v
ただし、いずれはカバー工法で2重になった屋根の撤去を行わなければならなくなるため、もし予算に余裕があれば葺き替え工事を選択することもご検討いただければと思います。
屋根葺き替えを選ぶケースとは?
一方、屋根の下地がかなり劣化している場合や、屋根の形状が凹凸の多い瓦屋根である場合は、葺き替え工事が必要です。
屋根調査時に歩いた感触がフカフカとしていた場合、下地の野地板まで雨水が浸水して腐食している可能性が高いため、カバー工法による屋根重量の増加はリスクが高まります。
そして日本の伝統的な和瓦や、その他の洋風な陶器瓦・セメント製の瓦などはフラットな形状ではないため、カバー工法を選択することができません。
例外的に、瓦棒葺きのトタン屋根などは凹凸がありますが、新しく野地板を使用して下地を作成した上でカバー工法を行うことが可能な場合もあります(^▽^)/
耐震性の向上目的なら葺き替え工事
また、耐震性の向上や断熱性能の強化を目的とする場合も、葺き替え工事が適しています。
近年では金属屋根材にガルバリウム鋼板などの高耐久素材が登場したため、地震に強く長い保証をもった屋根へと葺き替えることが可能です!
木更津市で以前の台風被害によって破損が生じた瓦屋根のお住いでは、やはりカバー工法ではなく葺き替え工事にてリフォームを行いましたが、軽量なスーパーガルテクトを使用した施工によって耐震性の向上も行うことができました。
下記のリンクからその例をご確認いただけます(^▽^)/
関連ページ:木更津市で瓦屋根の破損をきっかけに金属屋根への葺き替え工事!
屋根カバー工法の注意点
屋根カバー工法を選択する際には、いくつかの注意点を知っておく必要がありますので、ぜひご確認ください!
カバー工法が行える条件
まず、既存の屋根の下地や防水シートが劣化していないことが条件です。
劣化が進んでいる場合は、カバー工法ではなく葺き替え工事を選択する必要があり、その判断は業者によって行われます。
ただ、経験の乏しい業者によっては契約を取る為に費用の安いカバー工法だけを考えている可能性もあるため、必ず大型リフォームの際には複数の会社に見積りの作成を依頼するようにして業者ごとの判断を確認しておきましょう(^▽^)/
カバー工法がそもそも選択不可能な屋根ではないか
先ほどもご紹介いたしましたが、凹凸の多い瓦屋根にはカバー工法が適用できないため、屋根の形状が問題ないかも事前にチェックしておく必要があります。
屋根カバー工法の費用目安
屋根カバー工法の費用相場は屋根の面積や使用する材料、施工条件によって異なりますが、一般的には60㎡の屋根で約877,800円~(税込)程度が料金の目安とされています。
この費用には新規屋根材の他、足場代、材料費、工事費、現場管理費などが含まれています。
価格は施工条件や地域によって異なるため、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが重要です。
いかがでしたでしょうか?
カバー工法には様々なメリットがありますが、同時に葺き替え工事と比較したデメリットなども知っておき、ご自宅の屋根に適した工事を選択することが重要です。
そのためには、信頼できる業者に工事のアドバイスを求めることが何よりも確実で簡単です(*^^)v
私たち街の屋根やさんは千葉県全域を対応しておりますが、中でも会社の所在地である木更津市では数多くの施工実績があり、その過去事例や木更津市で工事を行ったお客様からの評価などは下記から専門ページをご確認いただけます!
関連ページ:木更津市で屋根リフォーム・カバー工法などを行った事例やお客様評価を一挙紹介!
ぜひ参考にしていただき、工事をご検討の際には一度お気軽に見積もり作成などご依頼ください(*^^)v
屋根リフォームや修理の際には足場を活かして外壁塗装もセットに行うとお得です!
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
関連動画をチェック!
どのリフォームが最適?屋根リフォームの種類【街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
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街の屋根やさんは千葉県以外にも東京都、神奈川県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方の地域の街の屋根さんをお選びください。
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施工内容
屋根カバー工事 その他の工事
使用材料
屋根:アイジー工業 スーパーガルテクト 戸袋:ガルバリウム鋼板
屋根カバー工事を行ったお客様の声一覧
屋根カバー工法をご検討中、習志野市袖ケ浦のお客様アンケート
Q2.工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
こけが目立つようになったから
Q3.弊社をどのように探しましたか?
web エリアで工事業者探した。
Q4.弊社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
すぐ問い合わせした。実績や費用が不安
Q5.何が決め手となり弊社にお問合せをされましたか?
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Q6.実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
わかりやすく説明してくれた。