アスベスト入りコロニアル屋根の見分け方と対処方法
更新日 : 2024年04月05日
更新日 : 2024年04月05日
アスベストが含まれる建材の使用や製造は労働安全衛生法施行令によって2006年9月以降禁止されていますが、それ以前ではコロニアル屋根(スレート屋根)にアスベスト(石綿)が使われているのは至極当然のことでした。
上記の通り、新たに建造される建物においてはアスベストが使用されることはなくなりましたが、禁止されて十数年経った今でも、アスベストを含有したコロニアルが使われている建物はまだまだ数多く存在します。
そこで今回は、アスベスト入りコロニアルの危険性や見分け方、対処方法について解説していきます(^_^)/
アスベスト入りコロニアルの危険性
結論から言うと、自宅の屋根がアスベスト入りのコロニアルだからと言って、ほとんど危険性はありません(^_^)/
アスベスト入りのコロニアルは、アスベストが使用された建材の中で最も危険性の低いレベル3というカテゴリに分類されます。
これは、細かく粉砕されるなどして、コロニアルの中のアスベストが飛散しない限り危険はないという評価です。
ただし、何かの拍子にコロニアルが粉砕してしまうと、中に含まれるアスベストが飛散する恐れがありますので、全くリスクがないとも言えません。
アスベスト入りコロニアルの見分け方
自宅のコロニアルにアスベストは使われているんだろうか?
コロニアル屋根の住宅にお住まいの方であれば、多くの方が心配になるでしょう(+_+)
屋根材にアスベストが含まれているかどうかを判断するには、築年数を参考にするのが一番です!
2004年以前に建てられた住まいで、屋根材がコロニアルであればほぼ間違いなくアスベストが含まれていると考えてよいでしょう(+_+)
アスベスト入りコロニアルの対処方法
屋根材にアスベストが含まれているとわかった場合の対処方法は2つあります。
屋根カバー工法、もしくは屋根葺き替えによって新しい屋根材を設置することです。
ここで一つポイントになるのが、アスベスト入りコロニアルは廃材の処理費用が高額になるということです。
屋根カバー工法であれば屋根材を撤去しないため、アスベストの処理費用をかけずに、新しい屋根でカバーすることでアスベストの飛散を防げます。
しかしながら、アスベストがあるという問題の解決にはなりませんので、いつかはアスベストの撤去と向き合うタイミングが訪れるでしょう。
まとめ
アスベスト入りの建材が禁じられてから十数年が経過しましたが、アスベスト入りの屋根材が使用されている住宅は数多く存在しています。
また、アスベスト入りのコロニアルはアスベスト含有建材の中で最も危険性が低い分類であり、緊急性は高くないので安心してください。
しかし、いつかはアスベストの撤去問題に向き合う必要があり、リフォームの方法は屋根カバー工法や屋根葺き替え工法があります。
自宅の屋根のコロニアルにアスベストが含まれているかどうか不安な方、アスベストの撤去問題にお悩みの方は、街の屋根やさんの無料相談をご利用ください(^_^)/
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