バルコニー・ベランダや陸屋根(屋上)のメンテナンスに選ばれる ウレタン防水
更新日 : 2025年07月20日
更新日 : 2025年07月20日

防水工事の必要性
ようやく手に入れたお住まいでなぜ雨漏りを起こしてしまうのか? その原因を知ってさえいれば防水メンテナンスの必要性が分かるかと思います。そして出費を抑える為に正しい防水メンテナンス方法をしたいと思うはずです。雨漏りは3つの条件が揃った時に発生します
1.水が存在すること
2.水が通過する隙間が存在すること
3.水を移動させる力が働くこと
この3つの条件の1つでもクリアできれば雨漏りを防ぐことが出来ます。
屋根には勾配(傾斜)がありますので雨水を流すことができます。外壁は伝い雨や吹き付ける雨を凌げるだけの耐久性がありますので、経年劣化による浮きや腐食が起きない限りは雨漏りを引き起こす可能性が低いです。

雨漏りが起きてしまうとどのような補修が必要になるの?
では防水層が劣化し雨漏りを起こしてしまうとどのような補修が必要になるのか? 雨漏りが発生した時にお客様が補修したいと検討し始めるのは「天井や壁に雨染みが出来た」「クロスが剥がれた」「雨がボタボタと垂れてくる」等、室内の変化や生活に不便を感じるからという理由が多いです。 天井材やクロスを張り替えたい!とりあえず雨の浸入を防ぎたい!とご相談をいただきますが、雨漏りが発生した箇所を突き止め補修しなければ改善した事にはなりません。1. 陸屋根で雨漏りが発生した場合に生じる被害
陸屋根とは勾配がほとんどない屋根の事で屋上とも呼ばれます。陸屋根で雨漏りが発生した場合、通常の屋根同様に電気設備のショートや漏電・天井の構造材や仕上げ材の腐食を招きます。 勾配のある屋根材の場合は雨水が軒先へ流れ軒天に雨染みが出来る場合もあり、室内への被害拡大を抑えられるケースもあります。しかし陸屋根は勾配がほとんど無いため、防水層が劣化し雨漏りが起きた場合はまっすぐ室内に侵入してしまいます。2. ベランダ・バルコニーで雨漏りが発生した場合に生じる被害
ベランダやバルコニーの真下に部屋がある場合は陸屋根同様の被害を招いてしまいます。では外壁よりも突き出た形状の場合は影響がなく安心…ではありません。 突き出て設置されている分、真下に部屋がある場合よりも耐久性には注意する必要があります。新築時には全く問題ありませんが雨水が浸入し構造部分が腐食してしまえば、利用時に大きな不安を抱えてしまいます。一般住宅に施工される防水工事の種類
メンテナンスを行う際にはまず現在使用されている防水の種類を知る必要があります。防水工事にはいくつか種類がありますが、一般住宅に使用される防水工事は、軽量かつ耐久性に優れた3種類の防水工事が多いです。1. FRP防水


2. シート防水


3. ウレタン防水



1. 安価に施工が出来る
種類 | 単価(㎡) | 耐用年数 | 工期 |
FRP | 約4,000~8,000円/㎡ (税込4,400〜8,800円/㎡) | 12~20年程度 | 1~2日 |
ウレタン | 約3,000~7,500円/㎡ (税込3,300〜8,250円/㎡) | 10~14年 | 3~10日 |
塩ビシート | 約3,500~7,500円/㎡ (税込3,850〜8,250円/㎡) | 10~20年 | 1~4日 |
ゴムシート | 約2,500~7,000円/㎡ (税込2,750〜7,700円/㎡) | 10~15年 | 1~4日 |
2. 塗料だからこそ出来る


3. 伸縮性が高い

ウレタン防水工事の注意点
コストパフォーマンス・性能ともに非常に優れたウレタン防水ですがデメリットも存在します。以下の注意点をしっかりと把握し、適切な防水工事でお住まいを守っていきましょう。1. 仕上がりは職人の腕次第
防水面は傾斜(勾配)がほとんどない中で雨水をスムーズに排水口に流さなくてはなりません。 塗料を塗り仕上げていくウレタン防水は、いかに3㎜程の厚みになるよう均一に塗り重ねる技術と経験が必要です。また主剤と硬化剤を混ぜ撹拌させる必要がありますが、撹拌が足りないと硬化不良や防水性の低下を引き起こしてしまいます。 一見簡単そうに見えるウレタン防水ですが実は難易度の高い工法です。2. 塗料の乾燥に時間が掛かる為、工期日数が長い
FRP防水の塗膜は硬化速度が非常に速く、一般住宅のバルコニー・ベランダを施工する場合は1~2日で工事が終わります。しかしウレタン防水は樹脂塗料が硬化するまでに時間が掛かります。その間に雨が降ってしまえば施工が出来ませんので、工期は3~10日程と施工日数が延びます。
施工時の騒音や臭いは?
ウレタン防水工事はご近所に迷惑をかけないだろうか?トラブルの種になってしまうのではないか?と気になる騒音と臭い。特に塗料というと、従来の外壁塗装のようにとても臭いのではないか?と不安を持たれている方が多いと思いますので、ウレタン防水を施工する際に生じる騒音・臭いを紹介します。2.ウレタン防水はほとんど臭いがありません
ウレタン塗料は無臭ではないため作業中は窓を閉めていただきますが、臭いはほとんどありません。シンナーで希釈する油性(溶剤)塗料が多いのですが、現在は水で希釈する水性防水塗料もございますので、赤ちゃんがいる、ペットがいるお住まいで臭いや成分が気になる場合はお気軽にご相談ください。


1. 密着工法

2. 絶縁(通気緩衝)工法
築年数が経過しているお住まいや雨漏りを起こしてしまっている場合、下地が水分を含んでいる可能性があります。この状態に密着工法を用いると、下地が含んだ水分の蒸発が塗膜に妨げられ膨れを起こしてしまいます。そのため防水層の下部に溜まった空気が排出できるような状態に仕上げていく必要があります。


下地に含まれた水分は一時的にシート部分で溜まり 脱気盤(脱気筒)から逃がすことで塗膜の膨れを防ぎます!
ウレタン防水に見られる経年劣化
防水層が劣化してしまうと雨漏りを引き起こし室内まで被害が及んでしまいますので、雨漏りが発生する前に装工事と防水工事は全くの別物です補修を行う必要があります。定期的なメンテナンスが理想的ですが、以下のような劣化が見られる場合は早めの補修を検討しましょう。1. 表面のひび割れ
ウレタン防水は太陽光により劣化しやすい為、トップコートを塗り表面保護をしています。表面のみにひび割れが見られる場合は、防水機能の無いトップコートの劣化ですので雨漏りを起こす心配はありません。しかしトップコートが劣化してしまうことで防水層が露出してしまいますので、5年程度で塗り替えを行いましょう。2. 亀裂
防水層にまで亀裂が見られる場合は雨漏りを起こしてしまう可能性がありますので、ウレタン防水を施工し直さなければなりません。補修したにも関わらず数年で亀裂が発生する場合は防水工法が下地に適していない、下地処理が不十分である、想像以上に建物の揺れが大きい等が考えられますので、建物の状態や補修方法を見直す必要があります。3. 防水層の膨れ
施工時に下地が乾燥しておらず水分を含んでいた、雨漏りを起こしてしまっている場合に発生します。膨れた箇所は防水層が破れやすくなっていますので、絶縁(通気緩衝)工法を行って状態の改善を図りましょう。ウレタン防水のお手入れ方法
ベランダ・バルコニーや陸屋根は土埃や枯葉が溜まりやすいため防水層の状態が確認しにくい状態になってしまいます。定期的な清掃を行い早期に不具合を発見し改善しましょう。1. 土埃・枯葉の片付け


2. 汚れが落ちにくい場合


3. 取り外し可能なプラスチックタイルやマットを敷いている場合


※防水層にタイルを貼っている場合
簡単に脱着できるマット同様に防水層の劣化防止に有効ですが、防水層の補修が必要な場合は一度剥がさなくてはなりません。 剥がす際にタイルが割れてしまう恐れもありますので、再度タイル仕上げにしたい場合は新規タイルの準備が必要です。

塗装工事と防水工事は全くの別物です
築年数やメンテナンスの煩わしさから、ベランダ・バルコニーや陸屋根の防水メンテナンスは屋根外壁塗装工事と合わせて施工することが多いでしょう。 トップコートはあくまで表面の保護ですので塗装業者でも施工は出来るかと思います。しかしウレタン防水に使用される塗料は屋根外壁に使用する塗料とは全くの別物ですし、施工上の注意も違います。 つまり防水工事は防水業者、塗装工事は塗装業者に依頼する必要があります。何も知らずに工事を任せ、雨漏りが発生するようなトラブルに発展しないよう施工業者は慎重に選びましょう。
ウレタン防水の施工事例
施工内容:ウレタン防水(通気緩衝工法)



点検時の様子


ウレタン防水(通気緩衝工法)の様子








施工2年後の様子
人気の高いウレタン防水に関するまとめ
●雨漏りは防水層だけでなく補修箇所を拡大させますので、防水工事はお住まいを守る為にも欠かせないものです。 ●一般住宅に多く使用されている防水の中でもウレタン防水はオールマイティーな性能を持っています。 ●伸縮性の高いウレタン防水はひび割れしにくいので、リフォーム時にも非常に人気です。 ●下地の状態や施工方法を熟知した防水業者へ依頼することが必要です。 ●ウレタン防水で発生する騒音や臭いはほとんど気になりません。 ●防水層の劣化に合わせて密着工法と絶縁(通気緩衝)工法のどちらが適しているかを判断する必要があります。 ●ウレタン防水は雨漏りを起こすまでに様々な劣化が現れるので、見逃さないように定期点検を行いましょう。 ●防水層の定期的なお手入れで補修範囲の拡大や雨漏りを防ぐことが出来ます。 ●施工方法に悩んだ際には状態・形状に影響されにくいウレタン防水でメンテナンスを行いましょう。ウレタン防水に関連するブログ一覧
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