船橋市海神にて築14年が経過した陸屋根のウレタン塗膜防水工事を実施、通気緩衝工法にて施工致しました
工事のきっかけを伺いました!
担当:岡野
船橋市海神にお住まいのH様より「陸屋根の床にひび割れがある。雨漏りしないか心配なので点検してほしい。」と、お問い合わせをいただき調査にお伺い致しました。H様邸は3階建てで屋上が陸屋根になっております。ひび割れが発生している箇所をご案内していただくと平場にひび割れが発生しているのを発見しました。ひび割れの原因はコンクリートの乾燥収縮になります。コンクリート内部の水分が蒸発するとコンクリートが収縮し、収縮する事で引っ張られたコンクリートが耐えられなくなりひび割れが発生してしまうのです。また、寒暖の差でもコンクリートは伸縮する性質がありますのでひび割れの原因になります。現在、雨漏りは発生していないとの事ですがこのままですと雨漏りに繋がりますので陸屋根防水工事をご提案したところ工事のご依頼をいただきました。ウレタン塗膜通気緩衝工法にて施工致しました。
担当:岡野
- 施工内容
- 陸屋根工事 防水工事
- 築年数
- 築14年
- 平米数
- 25.6㎡
- 施工期間
- 7日間 足場仮設工事含む
- 使用材料
- DSカラー・ゼロ
- 費用
- 詳しくはお問い合わせください
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
- 保証
- 10年
調査の様子
調査の様子です。お問い合わせのきっかけになりました陸屋根の平場のひび割れの様子です。平場全体にひび割れが発生しています。ひび割れの原因はコンクリートの乾燥収縮になります。コンクリート内部の水分が蒸発するとコンクリートが収縮し、収縮する事で引っ張られたコンクリートが耐えられなくなりひび割れが発生してしまうのです。また、寒暖の差でもコンクリートは伸縮する性質がありますのでひび割れの原因になります。現在、雨漏りは発生していないとの事ですがこのままですと雨漏りに繋がりますので通気緩衝工法にて陸屋根防水工事をご提案したところ工事のご依頼をいただきました。
通気緩衝工法は既存の下地がコンクリートに使用する工法になります。下地がコンクリートの場合、密着工法で防水工事を行うとコンクリートが発する蒸気により防水層の内部から膨れが発生してしまうからです。この膨れを防止するために通気性能がある通気緩衝シートと脱気筒を設ける事で蒸気を逃がし、膨れを解消します。
施工の様子
施工の様子です。ウレタン塗膜防水通気緩衝工法は先ず、既存の汚れを高圧洗浄で除去する工程から行います。汚れが付着したまま施工すると次の工程で使用するプライマー等の密着が不十分になってしまいます。
下地の調整
下地の調整の様子です。高圧洗浄の工程完了後、下地の処理を行います。ダイフレックス株式会社のダブルテックスNEOを使用してひび割れ補修等の下地処理を行います。
プライマー(下塗り材)を塗布
プライマー(下塗り材)を塗布する様子です。下地の調整が完了致しましたら、下地との密着性を高めるためのプライマーを塗布していきます。平場や立上がりに丁寧にムラの無いように塗布していきます。
通気緩衝シートを敷設
通気緩衝シートを貼る様子です。プライマーの塗布が終わりましたら通気緩衝シートを貼っていきます。下地のコンクリートに含まれる水分や蒸気による防水層の膨れを防ぎ、下地の挙動を緩衝します。通気緩衝シートの継目にはジョイントテープで処理し、隙間の無いようにします。
立上りの防水処理の様子です。立上りは通気緩衝工法が出来ない部分になりますのでメッシューシートを張り合わせて補強を行ってから立上り専用の防水材を塗布していきます。
防水塗料塗布(1層目)
防水塗料を塗布する様子です。今回のウレタン塗膜防水通気緩衝工法で使用した塗料は株式会社ダイフレックスのDSカラー・ゼロを使用致しました。DSカラー・ゼロは特定化学物質を含んでいません。シックハウス症候群を引き起こす原因とされる物質を含みませんので安心して使用できます。立上り用の防水材は平場用と比較すると粘度が高いのでダレにくい仕様となります。
平場の施工の様子です。平場用のDSカラー・ゼロを専用のローラーで塗布を行い、均一にしていきながら丁寧に防水層の1層目を形成していきます。乾燥時間は時期にもよりますが10時間以上は必要ですので十分に乾燥させてから次の工程に移ります。
防水塗料塗布(2層目)
ウレタン塗膜防水の2層目の塗布の様子です。2層目も1層目と同様に塗布していきます。立上り用の防水材は粘度が高いのでローラーだけですと均一になりませんので専用のヘラで均一にしていきます。
2層目の防水材の塗布が完了致しました。外壁塗装工事等で使用する塗料よりも厚みのある塗膜ができますので膜厚になります。防水層を複層にすることで強い防水層になります。
仕上げ材のトップコートを塗布
トップコートを塗布する様子です。ウレタン塗膜防水の2層目の塗布が終わりましたらトップコートを塗布し、仕上げていきます。
ウレタン防水層は耐久性に優れていますが、トップコートを塗布する事でウレタン防水層を紫外線等から保護しますので耐久性の保持に繋がります。
工事が完了致しました
工事完了の様子です。お客様に工事の仕上がりを確認していただき、通気緩衝工法にて行ったウレタン塗膜防水工事が完了となります。ひび割れから雨水が浸入する心配も解消され、お客様に大変満足していただけました。
私たち街の屋根やさんでは引き続き新型コロナウィルス対策を行っており、必ずマスク着用でお伺いさせていただいております。ソーシャルディスタンスを徹底し、お客様やスタッフの安全管理を徹底致します。
2021年12月2日追記
特定化学物質無配合2成分形ウレタン塗膜防水材 DSカラー・ゼロ
ウレタン塗膜防水工事に使用致しました、DSカラー・ゼロについてご紹介致します。DSカラー・ゼロはダイフレックスが製造・販売しておりますウレタン塗膜防水材になります。
ダイフレックスの代表的な防水材で建物や用途、施工者や周辺環境等の様々なニーズやシーンに対して多彩なバリエーションでお応えし、更に世界基準のトップクラスの安全性能を備えた「特定化学物質無配合の2成分形ウレタン塗膜防水材」になります。
DSカラー・ゼロは、労働安全衛生法特定化学物質障害予防規則(特化則)の対象物質であるTDI(トリレンジイソシアネート)、MOCAまたはMBOCA(3,3’-ジクロロ-4,4’-ジアミノジフェニルメタン)これら2物質を無配合の汎用タイプのウレタン塗膜防水材になります。このため、特化則の対象外となり防水工事店の現場安全管理業務の軽減は勿論、工事中の作業者や周囲の人々の安全向上がはかれます。
その他の特長と致しましては、シックハウス症候群への対応としてホルムアルデヒドF☆☆☆☆(エフ フォースター)を取得しております。Fはホルムアルデヒド(Formaldehyde)の頭文字になり、☆はホルムアルデヒドの発散濃度を示した基準でF☆☆、F☆☆☆といったように安全性が高いほど☆の数が増え、☆の数が減るほど危険が高まります。
☆が4つのF☆☆☆☆は最高等級とされており建築基準法の規制対象外になりますのでDSカラー・ゼロは安全・安心な塗膜防水材になります。DSカラー・ゼロで使用するプライマーやトップコートにつきましても特定化学物質は含まれておりませんので、防水工事をご検討の方は、ご自身の健康やご一緒に住むご家族の安心のために是非ご参考にしていただけますと幸いです。
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Q2.工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
雨モレ
Q3.弊社をどのように探しましたか?
インターネットで
Q4.弊社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
早い対応をしていただけるかどうか
Q5.何が決め手となり弊社にお問合せをされましたか?
電話の対応が良かったから
Q6.実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
説明が良かったです。