柏市豊住で瓦屋根棟の取り直し工事、シルガードで施工致しました
工事のきっかけを伺いました!
担当:藤崎
柏市豊住で日本瓦を使用したお住まいのK様より、屋根点検調査のご依頼を頂いた事が始まりです。
そのご相談のきっかけとして、訪問してきた業者の方から屋根がずれているとの指摘を受けた事でした。実際屋根の方に上がってみると確かに棟ののし瓦の部分にずれて飛び出している箇所が複数見受けられました。更に確認していくと棟の漆喰に剥がれも見られ、漆喰材の破片が落下して屋根上に滞留している状況も見られました。
今回当初は症状の出ている箇所の部分的な補修をご検討されておりましたが、どうしても施工しない箇所がこの先症状を来たす事も懸念されます。それならばと言う事で、今回これを機に棟全体の取り直し工事を進めさせて頂く事でご依頼を頂きました。その施工の流れをご紹介させて頂きます。
そのご相談のきっかけとして、訪問してきた業者の方から屋根がずれているとの指摘を受けた事でした。実際屋根の方に上がってみると確かに棟ののし瓦の部分にずれて飛び出している箇所が複数見受けられました。更に確認していくと棟の漆喰に剥がれも見られ、漆喰材の破片が落下して屋根上に滞留している状況も見られました。
今回当初は症状の出ている箇所の部分的な補修をご検討されておりましたが、どうしても施工しない箇所がこの先症状を来たす事も懸念されます。それならばと言う事で、今回これを機に棟全体の取り直し工事を進めさせて頂く事でご依頼を頂きました。その施工の流れをご紹介させて頂きます。
担当:藤崎
- 施工内容
- 棟瓦取り直し
- 築年数
- 35年
- 平米数
- 19.6m分
- 施工期間
- 棟取り直し3日間
- 使用材料
- シルガード 株式会社馬場商店
- 費用
- 棟取り直し工事50万円(足場付き)
- ハウスメーカー
- 保証
- 5年
屋根の調査
こちらが瓦屋根の現地調査状況になります。
ご覧の通り棟ののし瓦が全体的にかなりズレていることが判ります。
辛うじて結束銅線で落下を防いでいる印象ですが、それこそ先年に発生した超大型台風等の影響を受けると落下してしまう可能性も想定される状況です。
のし瓦や巴瓦にずれが発生
のし瓦を上部から確認するとこれだけズレてしまっている事が判ります。
更に巴瓦の方にも若干のズレと漆喰材の欠損状況が見られ、下葺き材への水の浸入も懸念されてしまう状況でした。
漆喰にも剥がれ
更に漆喰にも剥がれの症状が散見されます。
所によっては完全に棟から剥がれて内側の葺き土が見えてしまっている所もあります。
その剥がれて落下した漆喰の破片が屋根上に滞留している状況も見られました。
棟全体の取り直し工事を行います
当初はズレが発生しているその箇所の部分的な補修施工を考えていらっしゃいましたが、棟の漆喰にもこの様な剥がれの症状が出ており、先々を見据えて検討された結果、棟全体の取り直し工事を行う事でご依頼頂き当社で施工を進めて行く事となりました。
既存屋根材の一時解体
工事は既存解体作業から始まります。
冠瓦、のし瓦、旧漆喰材、葺き土と全て解体し、一時的に完全撤去します。
棟取り直し工事の場合、瓦関係についてはこれまでの既存の物を流用致します。
しかし割れや損壊が有る場合には新しい物に差し替えて施工する事なります。
清掃した後、棟の再構築へ
古い漆喰材や葺き土の清掃もしっかりと行い、一旦棟部分をクリアに致します。
その上で新しい漆喰材からの再構築を進めて参ります。
結束銅線の準備
棟の再構築の前に準備品を揃えていきます。
屋根材は既存の物を流用致しますが、漆喰材は勿論、結束用の銅線の方も新しい物に差し替えます。
これは新しい結束銅線になりますが、予めビスの頭にこの銅線を巻き付けてスムーズに作業が捗る様準備しておきます。
漆喰材にはシルガードを使用致します
漆喰材はこのシルガードと言う材料を使用致します。
通常の南蛮漆喰とは異なり特殊シリコンを配合させている材料で、防水性を有している事から耐久性も見込め、更に施工においてもこのシルガードのみで棟の構築が可能である事から、作業効率の方も上がる優れた材料と言えます。
巴瓦と鬼瓦の設置
再構築は先ず初めに端部となる巴瓦とそれに付随する鬼瓦の設置から始まります。
シルガードを内側に詰めながら巴瓦、鬼瓦とそれぞれ設置して参りました。
型枠にシルガードを詰めて行きます
そして棟の基準ラインとなる水糸を張り、型枠を用意してシルガードによる棟の基幹となる土台部を作っていきます。
型枠内にしっかりと材料を詰めて強い土台となる様構築していきました。
のし瓦1段目の構築
こちらのお宅はのし瓦が3段、その上に冠瓦の取付となります。
先ずは1段目ののし瓦を重ねて行きますが、張った水糸のラインからはみ出ない様、一直線に設置していく事が重要となります。
のし瓦を重ねて参ります
そして2段目、3段目と順番に重ねて棟を積み上げて参ります。
今回この棟ののし瓦に大きなずれが生じておりましたので、段ごとの銅線をきちんと固定していく事も注意しながら作業を進めていきました。
冠瓦を積んで仕上げます
最後に冠瓦を乗せて既存瓦の戻し作業は完成となります。
冠瓦の内側にもシルガードを詰めて隙間が生じて水が入る事の無い様、防水対策を講じて戻していきます。
結束の銅線を締めて固定
冠瓦を全て戻して、この結束銅線を締めて棟取り直し作業の仕上げとなります。
ここまで来れば作業の方ももう一息と言った所ですが、最後まで油断なく一つ一つ丁寧に締めて参りました。
棟取り直し工事の完了
これで工事の方も無事完了致しました。
冠瓦、のし瓦共ストレートに一直線でしっかりと仕上がりました。
新しい銅線で締めておりますので固定力も強化されています。
鬼瓦や端部の方にも新しい漆喰材を入れて水の浸入からしっかり防いでくれる筈です。
これでお客様にもご安心頂きお過ごし頂ける事と思われます。
私たち街の屋根やさんでは、様々な屋根工事に特化して施工に携わらせて頂いております。
尚、この棟取り直し工事の費用目安は1m当たり税込12,100円~承っております。
そして新型コロナウイルス対策も継続しておりますので、工事をご検討されている皆様も屋根の事でしたら是非私たちに何でもご相談下さい。
2023年11月3日追記
定期点検の実施
弊社では工事の完了後、その施工内容に応じた施工保証をお付けさせて頂いております。
こちらの棟取り直し工事につきましては施工保証5年となります。
この保証期間の間につきましては工事後点検にお伺いし、異状や不具合の有無の確認をさせて頂いております。
ズレは完全に解消され、状態も維持されています
工事のきっかけともなった棟瓦(特にのし瓦)のズレは、施工時にしっかりと是正させて頂いたつもりです。
工事の完了後、一定の期間を経ての状態確認となりましたが、きちんと揃っており、瓦のズレは完全に解消されて状態を維持している模様です。
銅線結束も問題無し
結束銅線の方も未だ工事後1年程度と言う事も有り、施工後、ほぼそのままの状態で結束されている状況でした。
人間が行う工事作業ですので、施工後も何が有るか油断は出来ません。
その意味でもこの様な工事後アフター点検においては状態の確認を行い、施工の行く末も含めて見届けて行くと言う意味合いを有しております。
漆喰の確認
漆喰の方の確認も実施させて頂きました。
年数と共に変色はしていきますが、施工時にシルガードで土台から隙間なくガッチリと詰めた施工を行っておりますので、この先表面に多少症状が出たとしても棟の機能自体に問題は有りません。
まだまだ漆喰の方も施工時とほぼ変わらず、状態を維持されておりました。
定期点検も異状なく終了です
一連の確認作業も終えて、今回の工事後定期点検の方も異状、不具合無く終了させて頂きました。
私たち街の屋根やさんでは、施工は勿論、この様な工事後アフター対応の方も注力して取り組ませて頂いております。
皆様も是非屋根工事をご検討頂く際は、この様な面も業者選定の材料に加えて頂き、ご検討頂けますと幸いです。
記事内に記載されている金額は2023年11月02日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
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Q3.弊社をどのように探しましたか?
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Q4.弊社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
信頼出来るかどうかが気になりました
Q5.何が決め手となり弊社にお問合せをされましたか?
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Q2.当初、工事を依頼する会社にどんなことを期待されていましたか?
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Q3.弊社にご依頼いただく際に他社と比較しました方はどこの会社と比較しましたか?
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Q4.弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか?
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Q5.工事が終わってみていかがですか?良かった事・嬉しかったことを忌憚なく頂戴出来ましたら幸いです。
写真も送って頂き工事内容が確認出来ました
Q6.街の屋根やさんを他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか?
きちんとした対応をしてくれる会社です