市川市妙典にて瓦屋根ののし瓦が外れて落下、棟の崩壊や雨漏りに繋がるので棟取り直し工事を実施





工事のきっかけを伺いました!
担当:岡野
市川市妙典にお住まいのW様邸ににて行った瓦屋根の棟取り直し工事の様子をご紹介致します。「屋根から瓦が落ちてきたので点検してほしい。」と、お問い合わせをいただき調査にお伺い致しました。
瓦が落下してきたという事で梯子を使い屋根に上がると寄棟屋根の大棟ののし瓦が外れているのを発見しました。落下したのは大棟ののし瓦になります。のし瓦が外れた箇所は棟の土台になっている葺き土が露出している状態でした。のし瓦が外れた状態を放置してしまうと雨水が棟の内部へと浸入してしまいます。棟の内部へと浸入した雨水は建物内部へと浸入し雨漏りの原因になってしまいますので早めの対応が必要になります。のし瓦が外れた箇所以外にも、外れてしまう危険性がある箇所が複数箇所あったことからお客様に調査のご報告をし、棟取り直し工事のご提案をしたところ工事のご依頼をいただきました。
瓦が落下してきたという事で梯子を使い屋根に上がると寄棟屋根の大棟ののし瓦が外れているのを発見しました。落下したのは大棟ののし瓦になります。のし瓦が外れた箇所は棟の土台になっている葺き土が露出している状態でした。のし瓦が外れた状態を放置してしまうと雨水が棟の内部へと浸入してしまいます。棟の内部へと浸入した雨水は建物内部へと浸入し雨漏りの原因になってしまいますので早めの対応が必要になります。のし瓦が外れた箇所以外にも、外れてしまう危険性がある箇所が複数箇所あったことからお客様に調査のご報告をし、棟取り直し工事のご提案をしたところ工事のご依頼をいただきました。
担当:岡野


- 施工内容
- 棟瓦取り直し 漆喰詰め直し 漆喰取り直し
- 築年数
- 築24年
- 平米数
- 大棟:3.7m
- 施工期間
- 1日間
- 使用材料
- シルガード
- 費用
- 詳しくはお問い合わせください
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
- 保証
- お付けしておりません
調査の様子
調査の様子です。W様邸の瓦屋根は寄棟屋根になります。梯子を使い屋根に上がると大棟ののし瓦が外れているのを発見しました。桟瓦やのし瓦はコーキング材で固定されていましたが、コーキング材が劣化してしまい外れてしまいました。
のし瓦が外れた箇所の様子です。W様邸の大棟は冠瓦を含めて4段積みになっております。そのうちの下から2段目ののし瓦が外れてしまい、棟の土台になっている葺き土が露出していました。のし瓦が外れてしまった箇所は雨水が棟の内部へと浸入してしまいます。棟の内部へと雨水が浸入すると建物内部へと雨水が浸入してしまいますので雨漏りの原因になってしまいます。現在、雨漏りは発生していないとの事ですがこのままですと雨漏りに繋がりますので早めの対応が必要になります。
のし瓦が落下した箇所以外を調査すると、のし瓦がずれている箇所を発見しました。W様邸の瓦はコーキング材で固定されていますが、コーキング材が劣化してのし瓦がずれている状態でした。このままですと、ずれている箇所ののし瓦もいずれ落下してしまいます。今回、のし瓦が外れて落下した際は周囲の瓦に影響はありませんでしたが、瓦が落下してしまうと周囲の瓦に干渉してしまいますので滑落する際に衝撃で割れてしまうケースも少なくありません。瓦は耐久性に優れていますが瓦同士が干渉すると割れやすいので早めの対応が居必要になります。
のし瓦がずれてしまうと棟自体が崩れてしまう事にも繋がります。瓦のズレや棟の崩れは屋根全体に被害を及ぼしてしまい雨漏りにも繋がり二次被害が発生してしまう危険性もあります。調査の結果、不具合箇所は大棟のみでしたので調査のご報告をしたところ今回は部分的なメンテナンスをご希望でしたので大棟の棟取り直し工事をご提案したところ工事のご依頼をいただきました。
施工の様子
大棟の棟取り直し工事の様子です。棟取り直し工事は先ず、既存の棟を解体する工程から行います。棟を解体する際には、既存の棟に使用されている冠瓦やのし瓦に割れや欠け等の不具合が無いか確認しながら解体していきます。
既存の棟を解体し、冠瓦やのし瓦に不具合が無いようでしたら再利用致します。解体した瓦は屋根の下に降ろしてしまうと時間が掛かり作業の効率が悪くなってしまい、工事期間が長くなってしまいますので屋根の上に仮置きしておきます。既存の棟の解体作業が終了いたしましたら、葺き土等の残土を撤去し、必ず清掃してから次の工程に移ります。
新しい棟の土台を造ります
新しい棟の土台を造る様子です。既存の棟は土台が葺き土でしたが、新しい棟は南蛮漆喰の軽量シルガードを使用し、土台を造ります。軽量シルガードは葺き土が不要で一回で仕上げる事ができます。軽量骨材を使用していますので比重を大幅に低減しています。また、特殊なシリコンと防水剤を配合していますので防水率も低減しています。
のし瓦を積んでいきます
のし瓦を積む様子です。新しい棟の土台を造りましたらのし瓦を積んでいきます。のし瓦を積む際には、雨水を外側へ流すために片仮名の「ハの字型」になるように積んでいきます。ハの字型にしないと雨水が棟の中心部へと流れてしまうため雨漏りの原因になってしまうからです。
のし瓦同士を銅線で結ぶ様子です。のし瓦同士を結んで固定する事で棟を固定する事に繋がり、今回のお問い合わせのきっかけになりましたように、のし瓦が外れてしまうのを防ぎます。
2段目ののし瓦を積みます
2段目ののし瓦を積む様子です。1段目ののし瓦を積み銅線で固定致しましたら、その上に漆喰を積んで2段目ののし瓦もハの字型に積んでいきます。2段目ののし瓦も高さを調整しながら仕込んだ銅線で結んで固定していきます。
のし瓦を互い違いに積む様子です。のし瓦を積む際には必ず互い違いに積み、雨水が入り込まないように継目をずらして積んでいきます。決して継目が同じ位置にならないようにする事で雨水の浸入を防ぎます。
3段目ののし瓦を積みます
3段目ののし瓦を積む様子です。3段目ののし瓦も2段目と同様に互い違いに積んでいきます。高さを調整しながら仕込んである銅線でしっかりと固定します。
冠瓦を積みます
冠瓦を積む様子です。3段目ののし瓦を積み終わりましたら、その上に南蛮漆喰を積み冠瓦をのし瓦の上に積んでいきます。
冠瓦を銅線で結ぶ様子です。予め仕込んでおいた銅線で結んで固定していきます。飛んできたビニール袋等が引っ掛からないように銅線を丸めて結びます。銅線を結ぶ事により、風や地震等の揺れに耐えられる強固な棟になります。
棟の継目や面戸の処理
棟の継目と面戸部分の処理の様子です。寄棟屋根の大棟と隅棟の継目を漆喰やコーキング材で処理していきます。継目は隙間がありますので漆喰やコーキング材で処理する事により雨水の浸入を防ぎます。また、最後に専用の鏝で棟の面戸部分を平らに調整します。
棟取り直し工事が完了
棟取り直し工事の完了の様子です。大棟ののし瓦が外れて落下した箇所やずれている箇所が改善されましたので雨漏りや棟が崩れてしまう不安も解消されました。屋根を心配する必要もなくなったとの事でお客様に大変満足していただけました。
私たち街の屋根やさんでは引き続き新型コロナウィルス対策を行っており、必ずマスク着用でお伺いさせていただいております。ソーシャルディスタンスを徹底し、お客様やスタッフの安全管理を徹底致します。
2021年12月16日
棟取り直し工事に使用した「シルガード」
今回、棟取り直し工事にて使用致しました南蛮漆喰の「シルガード」のご説明を致します。シルガードは馬場商店さんが製造・販売しております漆喰材になります。昔は海藻を炊いてのりを作り、麻すさ(麻の繊維)や藁と塩焼き消石灰を混ぜて作られておりました。地域によっては混ぜ合わせられる材料が異なりますが主成分は石灰です。現在は合成樹脂を使用した製品や化学繊維を使用したものになります。
シルガードは葺き土が不要で一回で仕上げる事ができます。軽量骨材を使用していますので比重を大幅に低減しています。また、特殊なシリコンと防水剤を配合していますので防水率も低減しています。抜群の強度により耐久性に優れていますので棟取り直し工事等の瓦屋根工事に最適な漆喰材になります。
シルガードの色につきましては、白色と黒色があり黒色には顔料としてカーボンが含まれておりますが成分に大きな差は御座いません。白色はお城や蔵のイメージがあり、黒色は引き締まったイメージがあるかと思いますが、使用するシルガードの色につきましては瓦の色との相性やお客様のお好みによりご要望いただけますと幸いです。
私たち街の屋根やさんでは、棟取り直し工事や漆喰詰め直し工事などの漆喰工事にシルガードを使用しております。漆喰は紫外線や雨水の影響により劣化してしまいます。地震などの揺れや台風などの強風や突風の影響によりひび割れ等の傷みが生じると徐々に剥がれてしまいますので定期的に確認するよう心掛けてください。漆喰の事で何かお困りの事が御座いましたらお気軽に私たち街の屋根やさんにお問い合わせください。
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街の屋根やさん千葉中央支店
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街の屋根やさんは千葉県以外にも東京都、神奈川県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方の地域の街の屋根さんをお選びください。

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棟瓦取り直し工事を実施させていただいた市原市青柳のN様の声
Q2.工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
建ててから一度もメンテナンスをしておらず、また度々訪問で屋根のしっくいや雨もりの指摘をされ気になった為
Q3.弊社をどのように探しましたか?
たまたまYoutubeで色々な屋根屋さんの情報を見てその中で。
Q4.弊社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
すぐに連絡しました。
Q5.何が決め手となり弊社にお問合せをされましたか?
Youtubeの色々な内容が不安を解決してくれた
Q6.実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
とても誠実そうで丁寧で安心しました
Q2.当初、工事を依頼する会社にどんなことを期待されていましたか?
実際には見えない場所なのでとにかくしっかりキレイに仕上げてほしいと
Q3.弊社にご依頼いただく際に他社と比較しました方はどこの会社と比較しましたか?
・屋根だけではなく壁もトータルで見積依頼をしたK社 ・Youtubeで出てくる色々な屋根屋さん、地元の瓦屋さん
Q4.弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか?
谷さんの素人でも分かる説明と安心させてくれる内容 又、提案等
Q5.工事が終わってみていかがですか?良かった事・嬉しかったことを忌憚なく頂戴出来ましたら幸いです。
足場を組む方も工事の方々も礼儀正しくして頂きました 完了の写真を見ながらの説明も分かりやすく安心でした ただ工事が入ったり入らなかったり、少し事情の説明も都度ほしかったです
Q6.街の屋根やさんを他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか?
「とても安心してお願いできる誠実な会社で良かったですよ」と