木更津市矢那にて昨年の台風による被害状況の確認、メンテナンスとして棟板金交換工事を行いました





工事のきっかけを伺いました!
担当:黒川
今回は木更津市矢那にお住いのお客様より昨年の台風による屋根の被害状況を確認して頂きたいとのご相談を頂きましたので現地調査にお伺いし状況を確認します。お客様のご自宅にお伺いし屋根の状況を確認していきます。屋根の状況を遠目では見たが、詳しくみていないとのことでしたので屋根や外壁に劣化等の症状がないか調査を行います。屋根に上がり調査を行うと屋根の頂上部分に位置する棟板金を固定している釘が浮いてしまっている状態でした。このような状態では棟板金の飛散に繋がりかねません。
お客様に屋根などの状況をご説明し、台風対策として棟板金の交換工事を行うこととなりました。工事の際は工事の工程ごとに写真を撮影しており、その写真を用いて工事の詳細を書いておりますので是非最後までご覧ください。
お客様に屋根などの状況をご説明し、台風対策として棟板金の交換工事を行うこととなりました。工事の際は工事の工程ごとに写真を撮影しており、その写真を用いて工事の詳細を書いておりますので是非最後までご覧ください。
担当:黒川


- 施工内容
- 棟板金交換 ガルバリウム鋼板
- 築年数
- 築15年程
- 平米数
- 10.1m(棟板金交換部)
- 施工期間
- 1日間
- 使用材料
- ガルバリウム鋼板,ポリカーボネート波板
- 費用
- 約19万円
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
- 保証
- お付けしておりません。
台風により飛散してしまった波板を調査
木更津市矢那にお住いのお客様よりご相談を頂きました。ご相談の内容としましては「昨年の台風による被害を屋根が受けてしまっているのかを確認して頂きたい。メンテナンスが必要な場合にはメンテナンスについてもご説明して頂きたい」とのことでしたのでまずはお客様のご自宅へ調査にお伺いします。調査や工事でお伺いする際、私たち街の屋根やさんでは新型コロナウイルス対策としてマスクを必ず着用し感染拡大防止に努めております。
それではお客様のご自宅へお伺いし調査を開始いたします。屋根や外壁などを点検させていただきました。屋根の上を点検していると棟板金に経年劣化による症状を確認しました。左上の写真のように一見すると普通の状態なのですが近くで詳しくみてみると棟板金を固定している釘が浮いてしまっています。
棟板金は貫板と呼ばれる下地の木材に対して横から釘で固定してあり、この釘が経年劣化により浮いてしまっていたり最悪の場合は抜けてしまっていることもあります。釘が抜けてしまった場合は固定しているものがないため強風などによって飛ばされてしまう危険性が非常に高い状態です。このような症状は屋根に上がって点検を行わなければなかなか気づくことができません。最近はドローンを使用して点検を行うこともあります。非常に高画質のカメラを搭載したドローンでズームしてもきれいな映像が見ることができますがここまで細かな部分となると少し見えづらくなってしまいます。
引き続き屋根の上を入念に見ていきますが、途中で自分の足跡が屋根にくっきりと残っていることに気づきました。調査日の前日に雨が降り地面が濡れていたわけでもありません。そこでチョーキングが発生しているのではないかと思い手で触ってたところ、やはりチョーキングが発生しておりました。チョーキング現象とは別名:白亜化現象とも呼ばれ、塗膜の劣化で発生する症状の一つです。屋根の他に外壁などでも同じようにチョーキング現象は発生します。外壁でチョーキング現象が発生している場合は服に塗料がついてしまい「服が白くなってしまった」などということも起こります。チョーキング現象が発生したら塗装によるメンテナンスが必要な時期です。
今回お伺いしたお客様の屋根は金属屋根でしたので塗膜が劣化しているのをそのままにしていると錆が発生してしまい、その錆をそのままにしていると金属がもろくなり穴が開き雨漏りに繋がってしまう可能性があります。
調査が終了し、お客様に屋根の状況を写真をお見せしながらご説明させていただき、棟板金交換工事・屋根塗装工事をご提案させていただきました。屋根塗装を行う際は一緒に外壁塗装を行いたいとのことで、今回はご予算等の都合上、棟板金交換工事を行うこととなりました。
屋根のメンテナンスとして棟板金交換工事を実施
それでは棟板金交換工事を行っていきます。お客様のご自宅は平屋でしたので仮設足場を設置せずに工事を行うこととなりました。2階屋根の場合は安全対策や荷揚げのために仮設足場が必要となってしまいますので工事費用が変わります。まずは既存の棟板金と下地の貫板を解体し撤去します。撤去してみると日の当たっていなかった部分と日の当たっている部分での色の違いが顕著になります。
次に下地となる貫板を取り付けていきます。棟板金交換を行う際は釘を使用せずにすべてにビスを使用して固定していきます。従来は釘を使用して固定することが多かったのですが調査の時の写真のように釘はビスと比べて、浮いてしまったり抜けてしまうことが発生しやすいので使用しません。
貫板を設置しましたら最後に棟板金を取り付けます。もちろん棟板金もビスを使用して固定します。また、ビスは錆に強いステンレス製のビスを使用しております。
棟板金と棟板金のつなぎ目にはコーキング材を充填し、つなぎ合わせていきます。ただし、棟板金の底面と屋根が触れている部分はコーキングで防ぐことはしません。すべての隙間をコーキングで防いでしまう屋根を見かけることがありますが、それは雨漏りに繋がります。室内からの湿気やほんの少しの隙間からでも水は侵入します。すべての隙間を防いでしまうと湿気などの水分が逃げ道を失い、雨漏りに繋がってしまいますので注意が必要です。すべての棟板金が設置し終わりました。これで棟板金の飛散を防ぐことができ台風などの強風の際に心配することもありません。
棟板金交換工事が無事に終了しました。台風による被害でお困りの方や台風による被害がないか心配な方、メンテナンスを行ったほうがいいのかお悩みな方など自分では見ることが難しい部分ですので屋根には不安や悩みが発生してしまいます。点検とお見積りまで無料で行っております。屋根に直すような部分がない場合でも写真を撮ってお見せすることで安心をお届けすることができます。下記の「ご相談・お問い合わせフォームへ」からメールでもご相談可能ですのでお気軽にご相談ください。

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