木更津市清川にて台風被害で破損した棟瓦にシルガードを用いた取り直し工事を実施





工事のきっかけを伺いました!

担当:谷
木更津市清川にお住まいのお客様の住宅では、台風の影響により棟瓦が損傷していました。建物の周囲に障害物がなく、強風の影響をまともに受けやすい環境で、過去にも同様の被害が発生していたとのことです。
以前依頼された瓦屋は、一度現地を確認した後、工事の着手までに時間がかかる状況で、具体的な工事時期が不明のままになっていたそうです。
住宅から近い業者だったため待つことにしたものの、1年以上経過し屋根の状態が懸念されたことから、私たち街の屋根やさんにご連絡をいただきました。
現地調査の結果、棟瓦は倒壊寸前で、大風が吹けば瓦が落下する危険性が高い状態でした。安全を確保するため、迅速に補修工事を行いました。
以前依頼された瓦屋は、一度現地を確認した後、工事の着手までに時間がかかる状況で、具体的な工事時期が不明のままになっていたそうです。
住宅から近い業者だったため待つことにしたものの、1年以上経過し屋根の状態が懸念されたことから、私たち街の屋根やさんにご連絡をいただきました。
現地調査の結果、棟瓦は倒壊寸前で、大風が吹けば瓦が落下する危険性が高い状態でした。安全を確保するため、迅速に補修工事を行いました。

担当:谷
- 施工内容
- 棟瓦取り直し
- 築年数
- 25年
- 平米数
- 3㎡
- 施工期間
- 1日
- 使用材料
- シルガード(南蛮漆喰)
- 費用
- 23万
- ハウスメーカー
- 保証
破損した棟瓦(日本瓦)を点検調査
棟瓦の状態を確認

お客様のお住まいでは、台風による被害を受けており、棟瓦が破損していました。
近隣に以前、屋根工事を依頼した瓦屋があり、破損を確認した際に現地を見てもらったそうですが、修理には時間がかかるとのことで連絡を待つことになったとのことです。
その後、一年以上経っても連絡がつかない状態が続いていました。
屋根の状況を放置していたため、雨漏りのリスクも高まっていたことから、状況を確認して対策を考えたいと考え、自ら調べたうえで「街の屋根やさん」にご連絡を頂いたとのことです。
屋根の瓦の状態を確認

お住まいは大きな日本家屋で、入母屋造りの屋根を持っています。
屋根の勾配は5寸5分と急に近く、一階部分が高く造られているため、屋根の高さも一般住宅よりやや高めで、豪華な造りの住宅でした。
屋根に使用されている瓦は、日本瓦のJ型で、三州瓦(愛知県西三河地方を主な産地とする伝統的な粘土製の瓦)の一種です。
釉薬を塗布して焼き上げられており、耐久性が非常に高い瓦です。
屋根の調査を行ったところ、複数の瓦の角が割れており、差し替えが必要な状態でした。
棟瓦取り直し工事
棟瓦を一度取り外し

瓦は今にも崩れ落ちそうな状態でした。
棟瓦の取り直し工事では、瓦自体が割れていなければ再利用が可能で、使用できる既存瓦は活用します。
棟瓦を撤去する際は、屋根の状況が非常に不安定であるため、慎重な作業が求められます。
一枚でも落下すると、一階部分の瓦に当たり、破損させる可能性があります。
既存の棟瓦は屋根土と漆喰で構成されており、経年により強度が低下しているため、安易に撤去することはできません。
屋根の瓦の差し替え作業

棟瓦取り外し作業と並行して、屋根の瓦の差し替え作業も行っていきます。
屋根の瓦は一枚一枚が重なり合うように組まれており、簡単には捲れ上がらない構造です。
そのため、地震などの衝撃で瓦同士が擦れ合い、力が集中する箇所にヒビや割れが生じることがあります。
しかし、瓦は一枚一枚が独立しているため、割れた瓦を交換することで修復が可能であり、比較的低コストで補修工事が行えるメリットがあります。
一方、スレート瓦では一枚単位での交換は可能ですが、瓦が釘で固定されているため、交換時には釘止めができず、接着剤による貼り付けしか方法がありません。
屋根全体をしっかり張り替える場合は、一面ごとの取り直しが必要となり、結果としてランニングコストが高くなる場合があります。
金属系屋根の場合は差し替えが難しく、屋根上部から全て取り外す必要があるため、穴が開いた場合には屋根面全体の交換が必要になり、大きな費用が発生します。

屋根の瓦の差し替えは、慎重な作業が求められます。
既存の瓦や下地を傷めないよう注意することが重要です。
屋根の土台である屋根土は経年劣化により砂状になっており、元は繊維と粘土で作られていますが、劣化が進むと強風や地震で破損することがあります。
漆喰は屋根土の流出を防ぐ役割を持っていますが、メンテナンス時期を過ぎていたため、雨や風の影響でコケが生え、稀に植物が繁殖することもあり、棟の劣化に繋がる恐れがあります。
南蛮漆喰(シルガード)で土台を作り棟瓦を積み直し

棟は以前よりも耐久性を高める形で積み直す必要があります。
棟瓦の積み直し作業の工程自体は従来と変わりませんが、従来の屋根土と漆喰に代えて、「南蛮漆喰シルガード」を使用します。
シルガードは、漆喰の強度を向上させるためにシリコンやカーボンを混ぜ込んだ製品で、防水性と耐久性が高められています。
従来の屋根土では、表面に漆喰を塗って雨水の浸入を防いでいましたが、シルガードは漆喰自体が強化されているため、今後、瓦の補修時に漆喰を詰め直す作業は不要となります。

日本瓦J型の施工方法は、昔からほとんど変わっていません。
地域によって工事の手法に若干の違いはありますが、基本的な納め方は同じです。
確立された工法が長く受け継がれている点は珍しいものですが、瓦工事には高度な技術が必要で、屋根を正しく仕上げるには専門的な知識が欠かせないことが分かります。
完工

今回の工事は、一部の棟瓦の取り直しで終了しましたが、他の棟も将来的に破損する可能性があります。
棟瓦の工事は、段数が増えるほど費用が高くなるため、破損が進む前に補修することが重要です。
瓦屋根の耐久性を維持するためには、定期的な点検や補修を行うことが望ましいでしょう。
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棟瓦取り直し を行ったお客様の声一覧
棟瓦取り直し工事を実施させていただいた市原市青柳のN様の声

Q2.工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
建ててから一度もメンテナンスをしておらず、また度々訪問で屋根のしっくいや雨もりの指摘をされ気になった為
Q3.弊社をどのように探しましたか?
たまたまYoutubeで色々な屋根屋さんの情報を見てその中で。
Q4.弊社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
すぐに連絡しました。
Q5.何が決め手となり弊社にお問合せをされましたか?
Youtubeの色々な内容が不安を解決してくれた
Q6.実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
とても誠実そうで丁寧で安心しました

Q2.当初、工事を依頼する会社にどんなことを期待されていましたか?
実際には見えない場所なのでとにかくしっかりキレイに仕上げてほしいと
Q3.弊社にご依頼いただく際に他社と比較しました方はどこの会社と比較しましたか?
・屋根だけではなく壁もトータルで見積依頼をしたK社 ・Youtubeで出てくる色々な屋根屋さん、地元の瓦屋さん
Q4.弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか?
谷さんの素人でも分かる説明と安心させてくれる内容 又、提案等
Q5.工事が終わってみていかがですか?良かった事・嬉しかったことを忌憚なく頂戴出来ましたら幸いです。
足場を組む方も工事の方々も礼儀正しくして頂きました 完了の写真を見ながらの説明も分かりやすく安心でした ただ工事が入ったり入らなかったり、少し事情の説明も都度ほしかったです
Q6.街の屋根やさんを他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか?
「とても安心してお願いできる誠実な会社で良かったですよ」と
















































































