天井断熱と屋根断熱のメリットとデメリットを紹介
更新日 : 2023年11月15日
更新日 : 2023年11月15日
こちらの記事は天井断熱と屋根断熱のメリットデメリットを紹介しています。
おおよそ5分で読めます。
天井断熱と屋根断熱の違いについて
天井断熱と屋根断熱はどのように違うのかと思われる方も多いのではないでしょうか。
天井断熱とは、天井の仕上げ材のすぐ真上に断熱材が入っています。
一方屋根断熱は屋根の勾配に沿って断熱材を入れているのです!
文字通り天井での断熱を目的とするのが天井断熱で、屋根で断熱をするのが屋根断熱になります。
ちなみに、天井断熱の方が一般的だといわれています(^^)v
天井断熱のメリットとデメリット
天井断熱のメリット
天井断熱の場合は断熱材をいくら厚くしても問題なく施工が可能です。
・コストが抑えられる
屋根よりも天井に断熱材を入れる場合、屋根よりも面積の小さい天井の方が施工費が安くなります(^▽^)/
また、使用される断熱材がグラスウールやロックウールなので材料費も安価でコスト削減につながります。
・冷暖房する空間が狭くなる
天井断熱の場合は天井から下の空間だけを冷暖房すればよいので冷暖房費が低く抑えられます。
天井断熱のデメリット
小屋裏の収納は収納部を覆えば設置可能になりますが、小屋裏を使用したロフトや勾配天井といった空間を利用することはできません(>_<)・丁寧な施工が必要
天井を吊る材がたくさんあり、それを隙間なく断熱材を敷き詰めるためには丁寧な施工が必要となります!施工業者を選ぶ際に気を付けてみてください(^_-)-☆
屋根断熱のメリットデメリット
続いて、屋根断熱のメリットとデメリットを紹介していきたいと思います。
屋根断熱のメリット
小屋裏も室内と同様に温熱環境になるため、小屋裏空間を自由に利用できます。
天井断熱の場合は小屋裏全体の空気が熱せられ輻射熱で2階の部屋が暑くなりがちですが、屋根断熱の場合は輻射熱の心配がほとんどありません。
屋根断熱のデメリット
天井よりも屋根の面積が大きいこともあり、断熱材がその分多く必要になります。
・断熱材の厚さに制限がある
天井断熱では天井の上に敷く断熱材の厚さに制限はありませんが、屋根断熱の場合はある程度厚さが決まっています。
・冷暖房の費用が高くなる
小屋裏も室内になるので空調する容積が増えてしまいその分冷暖房のランニングコストが増えることになります(>_<)
屋根断熱のお住いで結露を雨漏りと勘違いし、たまにご相談をいただくことがあります。
天井断熱には小屋裏換気、屋根断熱には屋根通気
天井断熱も屋根断熱も結露が発生します。
結露はお家の劣化に繋がります。
結露を防ぐためそれぞれ換気法があり、知っておくと役に立ちます。
天井断熱に必要なのが「小屋裏換気」です。
屋根と天井の間の空間を小屋裏と呼び、小屋裏に外気を取り入れて換気をします。
小屋裏の夏場の温度は60~70度まで上がるといわれています(-_-;)
夜になり温度が低下すると、小屋裏に結露ができてカビの発生や木材などの劣化に繋がります。
小屋裏換気は軒裏や棟に換気部材を取り付けて空気の流れを作ります。
小屋裏に空気を送る仕組みは、風圧力の利用と小屋裏内の温度と外気の温度差の利用です。
対して屋根断熱に必要なのは「屋根通気」です。
天井断熱と同様、屋根断熱にも結露が発生します。
さらに室内からの湿気や屋根材から雨水が侵入してくる可能性もあります。
水を逃がす、乾かすために屋根断熱材と野地板の間に空間を作って通気層を設け、空気が通るようにするのが屋根通気です。
また、「木造住宅工事仕様書」で通気層の高さは30㎜以上が推奨されています。
まとめ
勾配天井やロフトを設ける場合は小屋裏部分を積極的に利用し、屋根断熱を行うことがおすすめです。特に小屋裏の利用を考えていない場合は、天井断熱にすることがおすすめです。
街の屋根やさん千葉では、断熱材に関するご相談や屋根の施工方法、工事のご相談、お見積もりを無料で承っております。
関連動画をチェック!
雨漏りを修理しないとどうなる?放置による6つの被害【プロが解説!アメピタ!】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。


このページに関連するコンテンツをご紹介
街の屋根やさんは千葉県以外にも東京都、神奈川県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方の地域の街の屋根さんをお選びください。

雨漏り修理に関連する新着ブログ

流山市前ヶ崎で庇のシール劣化原因で雨漏り発生、シーリング打ち替え工事(m/850円~)

松戸市新田でスレート屋根にスーパーガルテクトカバー工事のご提案(9,000円~)

千葉市若葉区西都賀で電気取り付け部分から雨漏れ、原因を探しにお伺い致しました

千葉市稲毛区園生町にてイナバ物置から雨漏り発生、補修工事を行います
雨漏り修理に関連する新着施工事例
雨漏り修理を行ったお客様の声一覧
千葉市若葉区西都賀のE様より雨漏りについてご相談いただきました
Q2.工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
雨漏り
Q3.弊社をどのように探しましたか?
インターネット
Q4.弊社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
直ぐに
Q5.何が決め手となり弊社にお問合せをされましたか?
地元の業者
Q6.実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
良かった