千葉市中央区生実町のアパートにてスーパーガルテクト(ブラウン)で屋根カバー工法を実施し台風被害を復旧!(税込み1,680,000円)
工事のきっかけを伺いました!
担当:岡野
千葉市中央区生実町のアパートを管理されている不動産会社様からのお問い合わせでした。
台風被害によってアパートの棟板金が被害を受けてしまい、屋根修理業者を探されていたようです。台風で被害を受けたお住まいが非常に多いため、なるべく早く対応してくれる業者を探していたとのことでした。
また修理に関しては遠方にお住まいのオーナー様とのやり取りをお願いしたいということでしたので、点検後オーナー様・不動産会社様へ連絡し工事の段取りを進めさせていただきました。
今回使用されていたのは化粧スレート屋根ですが、被害状況から今後雨漏りを起こす可能性があると判断したため屋根カバー工法をご提案させていただきました。
台風被害によってアパートの棟板金が被害を受けてしまい、屋根修理業者を探されていたようです。台風で被害を受けたお住まいが非常に多いため、なるべく早く対応してくれる業者を探していたとのことでした。
また修理に関しては遠方にお住まいのオーナー様とのやり取りをお願いしたいということでしたので、点検後オーナー様・不動産会社様へ連絡し工事の段取りを進めさせていただきました。
今回使用されていたのは化粧スレート屋根ですが、被害状況から今後雨漏りを起こす可能性があると判断したため屋根カバー工法をご提案させていただきました。
担当:岡野
- 施工内容
- 屋根補修工事 スレート屋根工事 スレート屋根補修工事 屋根カバー工事 金属屋根カバー工事
- 築年数
- 築29年
- 平米数
- 115.8㎡
- 施工期間
- 5日
- 使用材料
- IG工業スーパーガルテクト(Sシェイドブラウン)
- 費用
- 税込み1,680,000円(足場工事含む)
- ハウスメーカー
- 保証
- 10年
点検の様子
調査にお伺いしたのは最寄りの駅から徒歩12分と利便性の高い立地にある2階建ての木造アパートです。調査当時築29年ということでしたが綺麗に手入れされていることもあり今まで大きな被害もなく過ごされていたようです。
しかし令和元年房総半島台風により、屋根の一部が剥がれてしまい早く対応できる屋根修理業者を探されていたようです。
そこで早速私たち街の屋根やさんがお伺いし屋根の状況を調査、適切なメンテナンス方法をご提案させていただく運びとなりました。
屋根材は戸建て住宅でも多く使用されている化粧スレート屋根材です。
化粧スレートは25~30年ほどの寿命ということもあり、今回は塗装以外のメンテナンスが必要かもしれないと感じました。
また被害を受けたのは棟板金と呼ばれる屋根の継ぎ目を保護している板金です。1枚物の大きな板金が使用されることが多い棟ですが、今回は差し棟と呼ばれる屋根の段ごとに1枚ずつ取り付けるタイプの板金でした。差し棟のほうが強風の影響を受けにくく強固なため、棟包み板金よりも少し割高になっています。
強風で一部が飛散し残った板金も外れかかっている状態でした。外れた部分を見てみると下地を止める釘だけが残っていますが浮いており、屋根の継ぎ目部分も露出してしまっています。防水紙にも劣化が見られ、今回補修しても雨漏りリスクを抱えてしまうと判断しました。
スレート屋根材は10年ごとに塗装を行うことで30年近くは使用できる屋根材ですが、経年劣化により表面塗膜も一部剥がれが見られます。屋根材は吸水が進行すると塗膜の密着力が悪くなるだけでなく、浮きや反りも起こしやすくなってしまいます。これらの症状は一度発生すると塗装をしても改善できないため、まずは劣化を進行させないための処置が最も大事です。
ご提案内容
今回は築30年近く経過しているアパートということもあり、今後のメンテナンスを少なくするためにも屋根カバー工法をご提案いたしました。
やはりアパート等規模が大きい建物の場合、足場仮設費用も高くなってしまう傾向もあります、そのため、メンテナンスサイクルによっては外壁塗装工事もご提案させていただくこともございます。
また今回のような自然災害が原因で被害を受けた場合は、火災保険を利用して補修することも可能です。申請方法や必要な書類に関してご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。
屋根カバー工事の工事費用につきましては、切妻屋根60㎡の既存屋根を金属屋根材でカバーした場合、877,800円(税込み)から受け溜まっております。
使用する材料により金額は異なりますので詳しくは私たち街の屋根やさんまでお気軽にお問い合わせください!
施工の様子
補修工事にあたってまず大切なのは近隣にお住まいの方、入居者様へのご挨拶です。
アパートだけあり工事規模も大きくなるため音や作業車の出入りが多くなることが予想されます。あらかじめ予定の日程より前にお伺いし、工事中の注意点等をご説明しご了承をいただきます。
足場仮設工事は戸建て住宅で約半日、アパートでも1日はかからない程度の時間で終わります。落下・飛散防止用のメッシュシートは強風時にあおられることもあるので、適宜取り付け・片づけに対応していきます。
屋根カバー工法は既存屋根材を撤去せずに新規屋根材に覆い被せていく施工になります。凹凸になっている棟板金と下地木材(貫板)、雪止めを撤去するだけですので廃材撤去・処分費用も最小限に抑えられ、工期短縮も図ることができます。
また屋根材が二重になることで遮音性・断熱性が向上するメリットもあります。建物への屋根材分の負荷は余計にかかりますが、軽量な金属屋根材を使用していきますのでこの点も大きな問題ではありません。
雨漏りを完全に防いでいるのは屋根材ではなくルーフィングや防水紙と呼ばれる下葺き材です。屋根材を二重にしたからといって雨漏りが改善・防止することにはならないことを覚えておきましょう。
まずは防水紙を軒先から棟に向かって葺いていきます。今回使用したのは田島ルーフィングのタディスセルフです。粘着式の防水紙は貼り直しも可能で綺麗に施工できますが、数時間後にゆっくり密着し雨水の浸入を防いでいきます。
雨漏りを起こさないように施工するものですので、必ず軒先から棟に向かって葺き、隙間から雨水が入り込まないようにしていきます。
屋根カバー工法に使用する屋根材はIG工業のスーパーガルテクト(Sシェイドブラウン)です。
従来のガルテクトを製品改良したことで穴あきや塗膜の保証が5年長くなっただけでなく、塩害の影響を受けやすい沿岸部地域でも使用しやすくなりました。ガルバリウム鋼板と断熱材を一体にすることで、金属屋根材で不安が大きい雨音や熱の伝導も軽減させています。
防水紙と同様に軒先から棟に向かってしっかり噛み合わせながらビス止めをしていきます。
今回は既存屋根と同じブラウンを使用しましたが、ほかにもブラック・ブルー・チャコール・モスグリーンの計5色からお選びいただけます。ぜひ外壁との相性を比較しお気に入りの色をお選びください。
屋根カバー工法の最後は棟板金取り付けです。
棟板金は貫板と呼ばれる下地材に板金を固定することで雨漏りを防いでいます。しかし木材だと雨水の吹き込みや湿気で傷んでしまい釘浮きや木材の割れを引き起こしてしまいます。
そこで今回はプラスチック樹脂製の貫板タフモックを下地に棟板金を固定していきます。プラスチック樹脂は木材よりも高耐久で劣化しにくいため、これで台風による棟板金飛散リスクも避けられます。
最後に棟板金の継ぎ目にあたる部分にシーリング材を打設し雨水の浸入を防げば、屋根カバー工法が竣工となります。
スーパーガルテクトは表面に独自のちぢみ塗装を施しておりさりげない陰影を感じさせるため、金属屋根材のシンプルさを軽減し上品さが醸し出されます。
今回専用の雪止めも同時につけることでまとまった雪が降ったとしても隣家や駐車場、敷地内にまとめて落雪することがなく安心です。
工事を終えて
2階建てアパートの屋根カバー工法が無事竣工いたしました。オーナー様も滅多に様子を見ることができず、また台風で被害を受けたアパートの心配をされていましたが、仕上がりを見て非常に綺麗になったとお喜びいただきました。
保険会社との連絡も私たち街の屋根やさんが行っておりますので、手間もなく良かったと仰っていただきこちらとしても安心しました。今後施工保証が10年つき、隔年定期点検にお伺いさせていただきますので、引き続きお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
2024年1月12日追記
定期点検にお伺い致しました
金属屋根材のスーパーガルテクトにて屋根カバー工事を施工させていただいたアパートの定期点検にお伺いさせていただきました。
私たち街の屋根やさんは工事が終わったからといって、お客様とのお付き合いは終わりではありませんので定期的に点検にお伺いさせていただいております。
台風被害に遭った箇所の棟板金の様子です。
お問い合わせ当時は、台風による強風の影響を受けており破損しておりました。周囲に建物がありませんので管理会社様も再び被害に遭ってしまうのではないかとご心配されておりましたが異常はありませんでした。
棟板金を固定しているSUSビスの様子です。
SUSビスはねじ込み式になり固定力に優れていますので緩みによる浮きも無くしっかりと固定されていました。
屋根材本体のスーパーガルテクトは耐久性や防錆性に優れていますので、錆等の傷みも無く異常はありませんでした。
管理会社様に定期点検のご報告をし、定期点検は無事完了となります。
屋根カバー工事を施工させていただいたアパートの屋根は特に異常ありませんでしたので、今後も管理会社様はじめ居住者様にはご安心して生活していただけます。
次回の点検は隔年点検になり、2年後の点検になります。安心のアフターメンテナンス体制で責任を持って今後もしっかりサポート致しますので引き続きどうぞ宜しくお願い致します。
記事内に記載されている金額は2024年01月12日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
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わかりやすく説明してくれた。