屋根カバー工法でスレート屋根を守る！コロニアルNEOの問題点と解決策を徹底解説
更新日 : 2024年09月02日
更新日 : 2024年09月02日
そもそも、コロニアルNEOはどんな屋根材？
コロニアルNEOは、クボタ株式会社が製造・販売していたノンアスベストのスレート屋根材の一種です。
アスベストを含有しないため、当時の環境規制に適応した製品でしたが、耐久性に問題がありました。特に、10年程度でひび割れや欠けが発生することが多く、雨漏りの原因となりやすい屋根材として知られています。
この問題により、コロニアルNEOは現在製造が中止されており、既存の建物に使用されている場合、適切なメンテナンスが求められます(>_<)
コロニアルNEOの問題点
コロニアルNEOの主な問題点は、耐久性の低さです。具体的には以下のような不具合が報告されています！
ひび割れや欠け：コロニアルNEOは時間が経つにつれて表面に無数のひび割れが発生します。これにより、雨水が屋根材内部に侵入しやすくなり、雨漏りのリスクが高まります。また、大きな欠けが見られることもあり、強風や積雪によってさらに損傷が進行することがあります。
塗装の効果が限定的：コロニアルNEOは、塗装による補修が難しい屋根材です。塗装を行っても、下地そのものが劣化しているため、再びひび割れや欠けが発生する可能性があります。さらに、塗装後に変色が見られることがあり、外観上の問題も残ります。
修理が困難：コロニアルNEOの屋根材は、他の屋根材と比べて割れやすく、部分的な修理が難しいとされています。例えば、雨樋の交換や屋根の部分修理を行う際に、業者が屋根に上がるだけで新たな割れが生じるリスクがあります。
おすすめのリフォーム方法は「屋根カバー工法」！
コロニアルNEOの不具合に対処するためには、適切なリフォームが必要です。特におすすめなのが「屋根カバー工法」です。これは既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる方法で、以下のメリットがあります！
耐久性の向上：新しい屋根材を重ねることで、雨漏りのリスクを大幅に減らし、屋根全体の耐久性を向上させます。金属屋根やガルバリウム鋼板など、耐久性の高い素材を使用することで、長期間にわたって安心できる屋根に仕上がります♪
断熱効果の向上：屋根カバー工法では、新しい屋根材と既存の屋根の間に断熱材を挟むことができ、これにより断熱性能が向上します。これにより、夏は涼しく、冬は暖かい住環境を実現することが可能です。
コスト削減：屋根を完全に葺き替える場合、古い屋根材の撤去や処分費用がかかりますが、屋根カバー工法ではそれが不要です。結果的に、リフォーム全体のコストを削減することができます。
工期の短縮：屋根カバー工法は、既存の屋根を撤去する必要がないため、工期が短くなります。また、屋根全体を一度に施工するため、施工中に雨が降っても内部への雨水の侵入を防ぐことができます。
実際に、コロニアルNEOの問題を抱える多くの住宅で、屋根カバー工法が行われています。例えば、築10年を超えるアパートやマンションでは、コロニアルNEOの劣化による雨漏りが発生し、入居者からの苦情が増えるケースがあります。
こうした問題に対処するため、屋根カバー工法を採用し、金属屋根やアスファルトシングルなどの軽量で頑丈な屋根材を重ねることで、建物全体の寿命を延ばすことが可能となっております(^^♪
コロニアルNEOの点検の様子をご紹介！
使用している屋根材はコロニアルNEO、お客様のご要望としては長く耐久性のある屋根メンテナンスのご希望となります。
スレート屋根の点検調査
こちらが現状のスレート屋根（コロニアルNEO）の状況となります。
屋根表面が白っぽくなっておりますが、これは屋根表面の剥離等から来るく色褪せや変色とも判断出来ます。
コケや汚れの付着
北面の方はコケや汚れの付着が顕著です。
トータル的に15年以上経過しているので、屋根表面の防水性が失われている状況と言わざるを得ません。
棟板金の釘浮き
棟板金の方も釘の抜け始めている症状が見られ、これらの部分からも全体的な屋根のお手入れを進めた方が良い状況と言えます。
そこで屋根のメンテナンスにおいてどの方法を採用すべきかと言う事が重要となる訳です。
コロニアルNEOを使用
コロニアルNEOはスレート屋根材がノンアスベストになった際に出回った屋根材で、強度の面で若干弱く、塗装施工では長く持たすことが出来ない屋根材です。
ですので、コロニアルNEOにおける屋根カバー工法は、塗装が不可能な弱い強度の屋根材に対して効果的なメンテナンス方法となります。
この工法は、軽量な屋根材をコロニアルNEOの上に重ね葺くことで、屋根の保護と補修を行います。
塗装ができないため、屋根カバー工法はコロニアルNEOに最適な選択肢の一つと言えます。
屋根カバー工事のご提案となります
屋根カバー工法の有効性は、コロニアルNEOの劣化や破損を防ぎ、屋根の寿命を延ばすことが期待されます。
また、屋根カバー工法は葺き替え工事よりも費用が抑えられる場合があり、短期間で効果的な補修が可能です。
さらに、屋根カバー工法は簡単に施工ができるため、作業期間や工事の手間を最小限に抑えることができます。
私たち街の屋根やさんでは、その使用している屋根建材に応じた適切なメンテナンス方法を以てご提案をさせて頂きます(^^)/
尚、屋根カバー工法の費用の目安として税込9,900円/㎡～ご相談させて頂いておりますので、皆様もお気軽にご相談下さい。
まとめ
コロニアルNEOは、耐久性に問題があるため、塗装や部分的な修理では十分な対策ができない屋根材です。雨漏りや屋根材の劣化が見られる場合、屋根カバー工法によるリフォームが最適です。耐久性の向上、断熱効果の強化、コスト削減など、多くのメリットがあり、今後の住宅の長期的な安心を確保するために有効な選択肢です。
コロニアルNEOに関する問題を抱えている方は、ぜひ専門の業者に相談し、適切なリフォーム方法を選びましょう！
街の屋根やさんでは、無料点検・お見積り作成を承っております。お気軽にお問い合わせください(^^)/
記事内に記載されている金額は2024年09月02日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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施工内容
屋根カバー工事 その他の工事
使用材料
屋根：アイジー工業 スーパーガルテクト 戸袋：ガルバリウム鋼板
屋根カバー工事を行ったお客様の声一覧
屋根カバー工法をご検討中、習志野市袖ケ浦のお客様アンケート
Q2.工事を検討したきっかけは何ですか？どんなことで悩まれていましたか？
こけが目立つようになったから
Q3.弊社をどのように探しましたか？
web エリアで工事業者探した。
Q4.弊社を知りすぐにお問合せをされましたか？もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか？
すぐ問い合わせした。実績や費用が不安
Q5.何が決め手となり弊社にお問合せをされましたか？
現在失業中のため、良い機会と思ったから
Q6.実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか？
わかりやすく説明してくれた。
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