市川市若宮にて屋根カバー工事を実施、スーパーガルテクトフッ素のSFブラウンを使用致しました
工事のきっかけを伺いました!
担当:岡野
市川市若宮にお住まいのN様より「棟板金を固定している釘が浮いているので点検してほしい。」と、お問い合わせをいただきました。棟板金の状態を確認するために現地にお伺いすると「棟板金の工事だけで済むのか屋根全体のメンテナンスが必要なのか。」と、ご相談をいただきましたので屋根全体を点検するべく梯子を使い屋根に上がり調査を開始すると、お問い合わせのきっかけになりました棟板金の釘浮きを発見しました。釘の浮き自体は多少の浮きが見られる程度でしたが抜けている箇所もありビスで増し打ちを行えば十分に固定できる状態でした。続いて屋根全体の調査を行うと屋根材のスレートにひび割れや欠け等の傷みが発生している状態でした。5年前に屋根塗装工事を行っているとの事ですが屋根の殆どのスレートに傷みが発生しており塗装メンテナンスでは対応できない状態でしたので、既存の屋根の上に新しい屋根材を被せる屋根カバー工事をご提案したところ工事のご依頼をいただきました。N様と致しましては屋根カバー工事もご検討されていたとの事で、屋根カバー工事が必要な場合はスーパーガルテクトフッ素を使用したいとご希望でしたのでアイジー工業株式会社のスーパーガルテクトフッ素を使用致しました。スーパーガルテクトフッ素は遮熱性鋼板と断熱材の相乗効果で優れた断熱性を発揮します。屋根材の表面には塗膜の耐久性の高い遮熱性フッ素樹脂塗装を採用しています。保証につきましては変褪色・赤さび・穴あき保証のメーカー保証が付いていますので保証内容も充実しています。全2種類の中からSFブラウンをお選びいただきました。
担当:岡野
- 施工内容
- 屋根カバー工事
- 築年数
- 築22年
- 平米数
- 70.9㎡
- 施工期間
- 7日間 足場仮設工事含む
- 使用材料
- スーパーガルテクトフッ素
- 費用
- 詳しくはお問い合わせください
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
- 保証
- 10年
調査の様子
調査の様子です。お問い合わせのきっかけになりました棟板金の釘の浮きの様子です。棟板金は下地材の貫板に被せて設置し、釘で固定されています。棟板金が設置されている屋根の山状になっている部分は風や地震などの影響を受けやすいので経年と共に徐々に浮いてきてしまい、やがては抜けてしまいます。固定している釘が浮いたり抜けてしまうと棟板金を固定する力が弱くなってしまい飛散や落下に繋がります。棟板金が外れてしまうと雨漏りに繋がりますので定期的に確認するよう心掛けてください。
続きまして屋根材のスレートの調査の様子です。5年前に屋根塗装工事を行ったとの事でしたが塗膜が剥がれ色褪せており、ひび割れや欠け等の傷みが発生している状態でした。ひび割れているスレートを放置してしまうと、割れてしまい破片が飛散してしまいます。スレートが飛散してしまうとご近隣の建物に被害を与えたりご自宅やお隣のカーポートの屋根を破損させてしまう危険性があります。また、ひび割れた箇所から雨水がスレートの下に浸入し、スレートの下に敷設されている防水紙を劣化させてしまい雨漏りに繋がります。屋根の殆どの箇所にひび割れや欠け等の傷みが発生しており塗装メンテナンスでは対応できない状態でしたので現在の屋根の上に新しい屋根材を被せる屋根カバー工事をご提案し、工事のご依頼をいただきました。新しい屋根材はアイジー工業のスーパーガルテクトフッ素を使用し、色は全2種類の中からSFブラウンをお選びいただきました。
施工の様子
屋根カバー工事の様子です。屋根カバー工事は先ず、既存の棟板金と下地材の貫板を解体・撤去する工程から行います。解体する際はバール等の専用の工具を使用し、解体致しましたら綺麗に清掃し次の工程に移ります。
下屋根の棟板金を解体・撤去する様子です。下屋根も大屋根と同様に既存の棟板金と下地材の貫板を解体します。解体致しましたら屋根の上から降ろし撤去致します。
ルーフィング(防水紙)敷設の様子
ルーフィング敷設の様子です。屋根カバー工事は棟板金を解体・撤去致しましたら現在の屋根の上に新しいルーフィング(防水紙)を敷設していきます。今回、使用致しましたルーフィングは田島ルーフィング株式会社のタディスセルフになります。ルーフィングはロール状になっていますのでコロコロと転がして敷設していきます。
ルーフィングを敷設する際は必ず屋根の下部の軒先から上部の棟へと重ねて敷設していきます。重ね幅は100mm以上になるように重なて敷設します。軒先から重ねて敷設する理由と致しましては、雨水は屋根の上部から流れてきますので、棟側から敷設してしまうと重ねた部分から雨水が浸入し雨漏りの原因となってしまうからです。
軒先から棟へと重ねてルーフィングを敷設致しましたらルーフィング敷設の工程は完了となります。今回、使用致しましたルーフィング材のタディスセルフは遅延粘着型になりますので貼り付け直後には強く粘着せず簡単に修正できますので施工性に優れた下葺材になります。貼り付けてから数時間後には強固な粘着力と防水効果を発揮しますので屋根カバー工事等の改修工事には最適です。また、穴を開けずに貼り付ける事ができますので雨漏りを引き起こしにくいのも特長です。
屋根材設置の様子
屋根材設置の様子です。ルーフィング敷設後に軒先唐草やケラバ水切りを設置し、新しい屋根材のスーパーガルテクトフッ素を葺いていきます。専用の荷揚げ機で屋根の上に移動し仮置きする事で効率良く作業を行えます。スーパーガルテクトフッ素は遮熱性鋼板と断熱材の相乗効果で優れた断熱性を発揮します。屋根材の表面には塗膜の耐久性の高い遮熱性フッ素樹脂塗装を採用しています。変褪色・赤さび・穴あき保証のメーカー保証が付いていますので保証内容も充実しており施工後も安心して生活していただけます。色は全2色の中からSFブラウンをお選びいただきました。
屋根材本体のスーパーガルテクトフッ素を葺いていく様子です。スーパーガルテクトフッ素を葺いていく順番もルーフィングと同様に軒先から棟へと重ねて葺いていきます。軒先側には雪害を防ぐための雪止めを設置致しました。雪止めは大雪が降った際に屋根の上に積もった雪が雨樋を破損させてしまったり、ご自宅やお隣のカーポートの屋根を破損させてしまうのを防ぎます。雪止めを設置しましたら再びスーパーガルテクトフッ素を葺いていきます。
板金鋏等の専用の工具を用いて長さを調整しながら加工し、スーパーガルテクトフッ素を葺いていきます。屋根材を固定する際にはビスで固定する事で固定する力が保持できます。
屋根の頂上部の棟まで葺きましたら屋根材本体の設置完了となります。スーパーガルテクトフッ素は上と下が重なる部分が嵌合します。嵌合する事で強固な固定が期待できますので風や地震などの揺れに強い屋根になります。
下屋根の施工の様子です。下屋根も大屋根と同様に軒先から屋根材本体を葺いていき、雪止めを設置しながら棟へと葺いていきます。外壁との取り合い部分に注意し、加工しながら重なて葺いていきます。
役物設置の様子
役物を設置する様子です。大屋根と下屋根に屋根材本体の設置が完了致しましたら、役物と呼ばれる棟板金や雨押えを設置していきます。棟板金や雨押えの下地材には貫板を設置致します。既存の貫板には木製の貫板が使用されていましたが、新しい下地材の貫板は樹脂製の貫板を使用致しました。貫板を設置する際には貫板に対して真上からビスで固定していきます。
大屋根の棟の貫板設置完了の様子です。一般的には木製のものが多く使用される下地材の貫板ですが、木製ですと経年により腐食等の劣化症状が起きてしまいます。劣化が原因で固定する力が弱くなり台風などの強風や突風の影響で飛散してしまう可能性が高くなります。飛散や落下のリスクを抑えるためにも腐食しにくい樹脂製の貫板を設置する事で風に強い屋根になります。
下屋根に下地材の貫板を設置する様子です。棟部分は大屋根と同様に設置していきます。下屋根と外壁の取り合い部分には雨押え板金を設置致しますので下地材の樹脂製貫板を取合い部分に設置していきます。
棟板金設置の様子です。下地材の樹脂製貫板の設置が完了致しましたら棟板金を設置し、SUSビスで固定していきます。SUSビスはステンレス製ですので錆びにくく、ねじ込み式になりますので強固な固定が期待できます。貫板を固定する際には真上から固定しましたが、棟板金を固定する際には棟板金に対して必ず横方向から固定します。棟板金に対して真上から固定してしまいますと「脳天打ち」という施工方法になり、雨水の浸入を誘発してしまい雨漏りに原因になってしまいます。
棟板金の継目にはコーキング材を充填し、継目からの雨水の浸入を防ぎます。固定する力も強くなり、雨漏りも予防できますので必ず実施致します。コーキング材で処理致しましたら棟板金を固定していきます。
下屋根の棟板金を設置する様子です。大屋根と同様に横方向からSUSビスで固定していきます。外壁との取り合い部分に設置する雨押えもSUSビスで固定していきます。
雨押えと棟板金をSUSビスで固定致しましたら板金と板金の継目にコーキング処理を施します。外壁にコーキング材が付着しないようマスキングテープ等で養生をしながらコーキング材で処理を行います。
工事が完了致しました
役物を設置し、コーキング処理が終わりましたら屋根カバー工事が完了となります。スレートが劣化し、ひび割れや欠けが発生していましたが屋根カバー工事にてメンテナンスを行った事により雨漏りやスレートの飛散や落下を防げましたのでお客様に大変満足していただけました。
私たち街の屋根やさんでは引き続き新型コロナウィルス対策を行っており、必ずマスク着用でお伺いさせていただいております。ソーシャルディスタンスを徹底し、お客様やスタッフの安全管理を徹底致します。
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施工内容
屋根カバー工事 その他の工事
使用材料
屋根:アイジー工業 スーパーガルテクト 戸袋:ガルバリウム鋼板
屋根カバー工事を行ったお客様の声一覧
屋根カバー工法をご検討中、習志野市袖ケ浦のお客様アンケート
Q2.工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
こけが目立つようになったから
Q3.弊社をどのように探しましたか?
web エリアで工事業者探した。
Q4.弊社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
すぐ問い合わせした。実績や費用が不安
Q5.何が決め手となり弊社にお問合せをされましたか?
現在失業中のため、良い機会と思ったから
Q6.実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
わかりやすく説明してくれた。