四街道市四街道でアスベストへの不安から屋根葺き替え、スレート屋根から最新の金属屋根へ
工事のきっかけを伺いました！
担当：岡野
ある日、突然、いきなり訪問販売業者が訪ねてきて、「屋根にアスベストが入っているから危険」と言われたそうです。アスベストは健康被害を招くこともあり、現在では含有されている建材はありませんが、21世紀初旬まではさまざまなところに使われていました。もちろん、屋根をはじめとした建材にも使用されていました。スレート屋根に使用されているアスベストは破壊しない限り、飛散せず、健康を害すことはないのですが、少しでも不安をなくしたいことと、年々アスベストを含んだ廃材の処分費が高くなることから、屋根葺き替えを決心されました。スレート屋根をスーパーガルテクトへと葺き替えます。
ある日、突然、いきなり訪問販売業者が訪ねてきて、「屋根にアスベストが入っているから危険」と言われたそうです。アスベストは健康被害を招くこともあり、現在では含有されている建材はありませんが、21世紀初旬まではさまざまなところに使われていました。もちろん、屋根をはじめとした建材にも使用されていました。スレート屋根に使用されているアスベストは破壊しない限り、飛散せず、健康を害すことはないのですが、少しでも不安をなくしたいことと、年々アスベストを含んだ廃材の処分費が高くなることから、屋根葺き替えを決心されました。スレート屋根をスーパーガルテクトへと葺き替えます。
担当：岡野
- 施工内容
- 屋根葺き替え
- 築年数
- 35年
- 平米数
- 47.1㎡（屋根部分）
- 施工期間
- 9日間
- 使用材料
- スーパーガルテクト
- 費用
- 詳しくはお問い合わせください
- 保証
- 10年
- ハウスメーカー
- 不明
築35年ということですが、これまでしっかりとメンテナンスしていたらしく、屋根はいい状態を保っているようです。表面には光沢もありますし、古くなったスレート屋根によくみられる藻や苔、カビの発生といった現象も見られません。しかし、屋根材としての寿命は迫ってきているようです。スレートに反りなどの変形が見られます。
屋根材の下端は汚れが溜まっています。それよりも問題なのが、屋根のさまざま部分で屋根材の端が欠けてきていることです。アスベスト入りのスレートは現在のスレートに較べて頑丈と言われていますが、それでも寿命は来ます。お施主様はこうした欠けからもアスベストが飛散していないか心配していました。
高所で安全に作業するためには足場が必要となります。とても大きな建物でもない限り、足場の仮設は半日程度で終わりますが、大きな音が響きます。工事前にはご近隣の方にはこういたことも事前にしっかりと説明しております。
スレート屋根を解体していきます。アスベストを含んだスレート屋根を解体する場合、手ばらしで原形のまま撤去していくことが求められます。アスベストを含んだスレート屋根の解体はレベル3にあたり、手ばらしで原形のまま撤去していけば、アスベストが飛散することはほとんどありません。解体したアスベストも丁寧に扱い、割ったりすることがないようにします。
構造用合板を加工して、野地板として使用します。これまでの野地板の上に新しい野地板を増し張りすることで、屋根の下地がより強くなります。結果として、この段階では屋根はちょっと重くなりますが、屋根材は軽い金属製のものを取り付けますので、総合的には軽くなります。
野地板の増し張りが終わりましたら、軒先に水切り唐草を取り付けていきます。傷みやすい軒先を板金で覆うことによって雨水から守ります。目立ちませんが、重要な部分です。
軒先やケラバと言った屋根の下端や端の部分に唐草などの水切り板金の取り付けが終わりましたら、防水紙を敷設していきます。今回はカラールーフを使用しました。
防水紙の上に墨出しをしていきます。墨出しとは釘を打ったり、切削加工するための目印を付けていくことです。屋根に対して縦方向に墨出しのラインを入れているのですが、実はこの下に垂木呼ばれる屋根の面を支える木材が取り付けられています。このラインに沿って取り付けビスを打っていけば、より強固に屋根材を固定できるのです。
新規屋根材と使用するアイジー工業社製のスーパーガルテクトを葺いていきます。現在、成形金属屋根材の中では一番、人気がある製品です。
基材にこれまでのガルバリウム鋼板の3倍の寿命があると言われている超耐久ガルバを使用しています。これまで保証対象が「海岸から1500m以上だったのに、500m以上になった」、「保証期間も長くなった」などさまざまな面が進化している屋根材です。
スーパーガルテクトを葺き終わりましたら、貫板を取り付けて、棟板金を固定していきます。棟板金の継ぎ目にシーリングを塗布して雨水が染み込まないようにします。養生テープを剥がせば、工事の終了です。
当初、お施主様にはアスベストが入っている屋根材でも破砕しない限り、アスベストが飛散することはほとんどないとご説明し、ご納得いただきました。ただ、アスベスト入りの廃材処理費は年々、高くなっており、産業廃棄物処理場の需要などから見て安くはならない状況です。こういった事情を含めて、屋根葺き替えをご決断したとのことでした。
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