耐震性にも優れる軽い瓦、屋根カバー工法にもおすすめです
更新日 : 2025年01月16日
更新日 : 2025年01月16日
ここ最近では大きな地震や勢力の強い台風などが多く発生するこがあり、ご自宅の屋根に不安や心配な気持ちを抱えている人も多いのではないでしょうか。
特に心配なのが瓦屋根です。去年の台風でも特にご相談が多かったのが瓦屋根のお客様で、瓦が飛ばされてしまったり崩れてしまったりといったご相談を多くいただきました。
日本瓦と言えば伝統的な屋根で惹かれる方も多くいらっしゃるかと思いますが、やはり瓦の重量の重さから耐震性の心配なども出てくるかと思います。そこで本日は、従来の日本瓦よりも軽い軽量瓦「ROOGA(ルーガ)」シリーズについてご紹介していきたいと思います。
この記事はおおよそ5分で読むことができます。
ROOGA(ルーガ)とは
ケイミュー株式会社から販売されているROOGA(ルーガ)は、陶器瓦と比べて重さが半分程度しかありません。樹脂繊維セメント瓦で、陶器ではなくセメントに気泡と樹脂繊維を組み合わせた比較的新しい素材の瓦です。そのため重さはスレート屋根とほぼ同じなのです。
ROOGA(ルーガ)の特徴
コストパフォーマンスが高い
耐候性が高く次の屋根塗装までの期間を長くすることができます。無機顔料を混合した「無機化粧層」、細かい石に釉薬加工を施した「無機彩石層」、無機系塗膜「グラッサコート」と紫外線対策を何重にも施した無機3層構造の化粧層をグラッサコートといい、ケイミュー株式会社独自の塗装構造が採用されて
います。
屋根材が軽量
お住まいの屋根の重量が重いほどお住まいの耐震性も低下します。耐震性が低いと大きな地震が発生した際に特に不安になるかと思います。屋根材で特に特に重いとされている瓦ですが、ROOGA(ルーガ)はどうでしょうか?
実はROOGA(ルーガ)は陶器瓦の約半分の重さで、上記でもご説明したようにスレート瓦同様に軽いのです。そのため耐震性が高くなります。
また、施工法にも軽さを追求しており「乾式工法」が採用されています。
ROOGA(ルーガ)の施工法では厚型の屋根材では一般的な「湿式工法」ではなく、軽さを追求した「乾式工法」を採用しています。これを行うことでさらに屋根の軽量化を図れるのです。
紫外線による色褪せを防ぐ効果
ROOGA(ルーガ)は塗装の仕上げに、長期間にわたって美しさをキープし続ける無機系塗膜「グラッサコート」を採用しているため紫外線による色褪せに非常に強いのです。
強い衝撃を吸収
軽い屋根材のため強い衝撃を加えた際にすぐに割れてしまうのではないかと思われる方も多いのでしょうないでしょうか。しかし、ROOGA(ルーガ)は強い衝撃が加わった際も素材そのものがたわんで衝撃や荷重を吸収してくれるのです。またもしも素材が欠けてしまっても繊維素材によって破片が飛び散ることを防いでくれます。
災害に強い
ほとんどの雨水を高精度なジョイント部分と防水提でシャットアウトし、重なり部分に浸入した雨水も水切り形状によってスムーズに排出します。また、不燃材認定の屋根材で万一火災が発生しても延焼被害を最初減に抑えることができます。
一枚一枚の屋根材を専用のクギでしっかり固定する独自の工法で、強風による屋根材の飛散やズレ、地震の強い揺れによる屋根材の落下やずれも防ぎます。
ROOGA(ルーガ)の種類
ルーガ雅
外観をより美しく魅せることができるルーガ雅は、樹脂混入繊維補強軽量セメント瓦で重さは約19㎏/㎡です。
デザインに統一感を持たせた標準仕様のものの他にも重厚感を際立たせる高棟仕様の専用役物もあります。お住まいのテイストや好みに合わせて選ぶことができます。
ルーガ鉄平
樹脂混入繊維補強軽量セメント瓦(で重さ約19㎏/㎡です。役物の組み合わせ次第で異なる仕上がりが可能です。
コロニアル屋根に重ね葺き(カバー工法)可能です
屋根カバー工法が一般的になってきた現在、ケイミュー株式会社では自社のコロニアルの上に重ね葺きができる屋根材を開発するということでルーガが誕生しました。
※屋根の重量が増加するためお住まいによってはお勧めしない場合もあります。
「軽い瓦」と「軽い屋根材」の違い
「軽い瓦(軽量瓦)」と「軽い屋根材(軽量屋根材)」は別物です。瓦と聞いてイメージする日本の伝統的な屋根材の日本瓦の重量は1m2あたり約43kgですが、軽量瓦はよれよりも軽量な瓦を指します。上記でご紹介したROOGAの重さは日本瓦の約半分でスレート屋根とほぼ同じ重さですが、ROOGAより重量がありますが日本瓦より軽量な瓦も軽量瓦に含まれます。
一方の軽量屋根材は、瓦ではない軽量な屋根材のことを言います。例えば、現在新築で最も使用されているスレート屋根や、スレート屋根よりもさらに軽量な金属屋根が軽量屋根材に含まれます。
では、軽量瓦と軽量屋根材どちらがいいのか?それは「何を重視するか」によって変わってきます。
耐久性を求めたい方や将来かかるメンテナンス費を抑えたい
上記を重視する方には、軽量瓦がおすすめです。軽量瓦は瓦の特徴を持っているので耐久性に優れます。初期費用は高くなってしまいますが、スレート屋根や金属屋根に比べてメンテナンスの頻度や費用を抑えられます。
初期費用を抑えたい方や耐震性を重視
上記を求める方には、軽量屋根材がおすすめです。特に初期費用を抑えたい方にはスレート屋根がおすすめです。10年程度で塗装によるメンテナンスが必要ですが、初期費用は低いです。ガルバリウム鋼板の金属屋根は初期費用はやや高価です。また、耐震性を重視する方は、ガルバリウム鋼板などの金属屋根がおすすめです。スレートよりも軽量で、お住まいにかかる負担が少ないのが特徴です。ガルバリウム鋼板は錆に強く耐久性も高いです。
まとめ
本日はケイミュー株式会社から販売されているROOGA(ルーガ)についてご紹介いたしました。このROOGA(ルーガ)は施工できる業者が限られています。施工できる業者は必ず屋根材を扱う材料店様に推薦され、専門講習会を受講し、ケイミュー株式会社からルーガショップとして認められてはじめて施工ができるようになります。ルーガショップとして認定された会社に夜施工でなくては保証の対象にもなりませんので気を付けましょう。
街の屋根やさん千葉ではお住まいの屋根の点検やご相談、お見積りを無料で行っております。ご自宅の屋根のメンテナンスをまだされたことのない方やそろそろ屋根のメンテナンスを考えているという方はぜひお気軽にご相談ください。

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