最も普及されている屋根材である化粧スレートの劣化症状とは？
更新日 : 2021年11月21日
更新日 : 2021年11月21日
皆様のお住まいに使用されている屋根材の種類は様々ですが、現在日本で最も普及されている屋根材は、化粧スレート屋根です。化粧スレートは、セメントに繊維素材を混ぜて薄い板状に加工した屋根材です。化粧スレート屋根は定期的に塗装でのメンテナンスが必要になります。屋根材の寿命を縮めないためにも定期的なメンテナンスが重要になります。では、化粧スレート屋根はどのタイミングで塗装などのメンテナンスを考えた方が良いのでしょうか。化粧スレートの劣化症状などについてお話します。
化粧スレート屋根の劣化症状とは？
新築時と比べて、スレートの色が薄くなってきたと感じた場合には、それは色褪せが発生しているかもしれません。屋根は日々紫外線を浴びており、塗膜は経年とともに劣化していくため、色褪せなどの劣化症状が発生します。また、塗膜が劣化すると防水性能が低下し、苔や藻が発生する場合もあります。色褪せや苔や藻などの発生が見受けられた場合には、そろそろ塗装でのメンテナンスが必要と考えた方が良いかもしれません。
ひび割れや欠けが発生する場合もあります
化粧スレート屋根の劣化症状はもちろん塗膜の劣化だけではありません。強風などで飛んできた物が当たってスレートが欠けてしまうということもあります。また、スレートにひび割れが発生している状態を放置すると、欠ける原因にも繋がってしまいます。大きく欠けていたり、欠けている箇所が多かったりする場合だと、部分的な補修ではなく屋根カバー工事など、屋根全体の工事が必要になる場合もあります。
その他にも、化粧スレート屋根には棟板金が取り付けられています。お客様よりお問い合わせをいただくことが多いのが、この棟板金についてです。棟板金を固定している釘は、熱膨張で経年とともに少しずつ抜けていきます。固定力が弱まってしまうと、棟板金が飛散する原因にもなってしまうのです。
屋根は、経年とともに劣化していきます。定期的に点検を依頼し、屋根の状態を知っておくとよいでしょう。私達、街の屋根やさんでは、無料で点検も承っております。お気軽にお問い合わせください。
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