天窓の修理には交換?撤去?天窓のメンテナンスについてご紹介
更新日 : 2021年05月18日
更新日 : 2021年05月18日
天窓といえば、おしゃれで室内も明るくなるため設置を検討される方も多いのではないでしょうか。しかし、じつは天窓からの雨漏りに関するトラブルも多いのです。街の屋根やさん千葉でもお客様から「天窓から雨漏りしてしまっていて困っている」とご相談をいただくことも多いです。そこでこの記事では天窓のメリット、デメリットやメンテナンス方法についてご紹介していきたいと思います。
こちらの記事はおおよそ5分で読むことができます。
天窓のメリットとデメリット
まずは天窓のメリットとデメリットについてご紹介していきたいと思います。
メリット
①部屋が明るくなる
天窓の一番のメリットともいえます。天窓から差し込む光が室内の奥まで届きお部屋が明るくなりおしゃれな雰囲気を作ることができます。
②風通しが良くなる
天窓が開いた状態ですと通風量が壁面窓に比べて2倍以上向上します。風通しの良い部屋は熱がこもりにくいため夏場など室内環境を維持できます。
③省エネ効果が期待できる
天窓は日中の採光が期待できることから照明器具の使用頻度を抑えることが可能です。風通しも良くなるためエアコンなどの稼働時間も短く済ませることができます。
デメリット
①雨音がうるさい
普通の雨でしたらあまり気にすることがないと思いますが、台風や夏場の豪雨などの時には雨がガラスにあたり大きな雨音が響きます。そのため音が気になる方は、設置個所に気を使う必要があります。
②雨漏りが発生する可能性が高い
やはり天窓を設置している屋根としていない屋根では天窓を設置している屋根の方が雨漏りを引き起こす可能性が高くなります。
③結露が発生する
結露の水滴は雨漏り同様に室内に悪影響を及ぼします。結露による水濡れで室内側の木部が腐食したり、壁面内部の結露で壁の内部まで水が浸透してしまうと家を支えている重要な柱や梁などの木部まで腐ってしまいます。そのため定期的にメンテナンスが必要です。
耐用年数が過ぎた天窓について
屋根材や外壁材同様に天窓にも耐用年数というものが存在します。天窓の耐用年数は一般的に25~30年とされています。しかし決して耐用年数の間完全に健康状態を維持できるという意味ではありません。天窓の設置には防水紙、水切り用の板金、固定用のビスなどが使用されておりそれぞれの部材が必ずしも天窓の耐用年数である30年という寿命を持つわけではありません。そのため天窓の耐用年数は天窓の設置に使用されている部材も含めた全体で考える必要があります。
耐用年数が過ぎた天窓のリスクとしてあげられるのが雨漏りです。雨漏りを放置してしまうとお住まい自体の寿命を短くしてしまいます。上記でもご紹介したように雨漏りの放置はお住まい内部の木部の腐食やシロアリの発生などに繋がります。定期的に点検とメンテナンスを行うようにこころがけましょう。
また点検、メンテナンスのタイミングとしては新築から15年程経過した場合に行うのがおすすめです。築15年ほど経過すれば天窓も含めた屋根全体に経年劣化が見られるようになります。雨漏りのリスクを回避するためにも不具合や確認のメンテナンスを行いましょう。
築25年以上経過すると屋根材体の寿命を迎えます。場合によっては下の防水紙や下地にも傷みが見えてくるため、この時点で好感や撤去と言ったリフォームを行うことがお薦めです。
交換、撤去、それぞれのメンテナンス方法のメリットとデメリット
定期的にメンテナンスを行い大切にしてきた天窓も30年程で寿命を迎えます、その際は交換または撤去を行うことになります。交換と撤去どちらがおすすめなのか、それぞれのメリットとデメリットをご紹介致します。
・交換のメリット
→これまで同様に採光性、通風性、デザインに優れた室外や室外空間を維持できる
→雨漏りする可能性が低くなる
→割れても飛散しない安全なガラスなどを選べる
→20年のガラスシール、内部結露保証
→10年の雨水浸入・水切り保証
→3年のブラインド・電装品保証
・交換のデメリット
→10年ごとの点検とメンテナンスが必須
・撤去のメリット
→雨漏りのリスクが大幅に減る
→天満dのメンテナンスを行わなくて良い
・撤去のデメリット
→採光性・通風性・デザイン性がなくなる
このような症状が見られたら業者に点検を依頼しましょう
天窓からの雨漏りを防ぐには、定期的なメンテナンスが欠かせません。下記のような症状が見られるようになったら、一度業者へ依頼をして点検を行いましょう。
・窓枠にカビやシミ
窓ガラスだけでなく窓枠もメンテナンス時期を見極めるポイントです。天窓付近では、外気温と室温の差で結露が発生しやすく、シミができやすくなります。また、梅雨の時期にはジメジメするのでカビが生えることがあります。長い間放置してしまうと壁にまでシミやカビが広がってしまう可能性もあります。
・窓ガラスにヒビ
ガラスにヒビが入っていると、割れやすく大変危険ですのですぐに業者を呼びましょう。また、小さなヒビでも雨が侵入してしまうこともありますので注意が必要です。特に台風後には一度ご自身で確認してみるのをおすすめします。
・窓が開きにくい
窓が開きにくい場合には、パッキンの劣化が考えられます。パッキンは10年ほどで寿命を迎えてしまいますので、交換が必要です。放置してしまったことで、天窓全体を交換しなければならないという可能性もあり、費用も高くなってしまいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は天窓のメリット・デメリットや天窓の耐用年数、天窓の交換、撤去それぞれのメンテナンスについてご紹介いたしました。天窓にももちろん外壁や屋根同様に耐用年数が存在し、定期的な点検とメンテナンスが必要となります。点検やメンテナンスを怠ると雨漏りを引き起こす可能性が高くなりますし、甘折が発生してしまいそのまま放置しておくとお住まい内部の腐食やシロアリの発生などの不具合にも繋がります。
街の屋根やさん千葉では屋根の点検、メンテナンスだけでなく天窓の点検とメンテナンスも承っております。もちろん点検やご相談、工事のお見積りに関しては無料で行っておりますのでお気軽にご相談ください。

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Q6.街の屋根やさんを他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか?
知り合いが居れば相談させて下さい。