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山武市木原にて台風被害により欠損した瓦屋根を下地の復旧、棟取り直し工事で改善





工事のきっかけを伺いました!


施工内容屋根補修工事 屋根葺き替え 瓦屋根葺き替え
築年数不明
平米数屋根面2㎡、棟4m
施工期間実質5日間
使用材料なんばん漆喰、瓦
費用詳しくはお問い合わせください
ハウスメーカー
保証部分補修のためお付けしておりません
【施工内容】
屋根補修工事 屋根葺き替え 瓦屋根葺き替え
築年数
不明
平米数
屋根面2㎡、棟4m
施工期間
実質5日間
使用材料
なんばん漆喰、瓦
費用
詳しくはお問い合わせください
ハウスメーカー
保証
部分補修のためお付けしておりません
点検の様子
調査にお伺いしたのは台風による被害を受けてからすでに1年近く経過している状態でした。雨漏りを起こしてからは別宅で生活をされていたようですが、補助金申請ができる今のうちに補修ができればとご相談をいただきました。台風時に屋根に穴が開いてしまったようで、室内から外の光が確認できる状態でした。今回雨漏りの原因としてはわかりやすい状態にはなりますが、そのお住まいも雨漏りが発生した際には大なり小なりこのような現象が起きているのです。
雨漏りが起きるとどうなるのか、それは雨漏りに気づいたタイミングや雨漏り箇所によっても異なりますが、雨水が室内に浸入してしまいます。当然屋根から雨漏りが起きれば下に伝っていくだけですので、屋根から天井裏や押し入れといった部分に被害が生じてしまいます。
しばらくすると生活空間にまで雨水が入り込んでしまいますが、多くの方がここで雨漏りの発生に気が付きます。天井や壁のシミがない限り雨漏りが起きているとは思わないからです。ただしここで雨漏りに気づいてもすでに生活空間が危険に晒されていますので早急に補修しなければなりません。この状態を放置するとカビが発生し健康へも害を生じてしまいます。今回は別宅への避難ができたから良いものの、そこで生活をし続けなければならないという方は、いかに早く補修できるかということがお住まいの寿命を決めるポイントにもなります。
同様に被害を受けたのが軒天です。軒天は通常屋根の裏側ですので雨水が直接あたるような場所ではありません。しかし経年により傷んでいたり吹き込むような雨風で急に剥がれてしまったりすることがあります。軒天の役割は屋根構造材を隠し美観性を向上させること、延焼を防ぐことが主ですが、剥がれたことでこちらも光が見えてしまう状況になってしまいました。また軒天がなくなることで小動物が侵入しやすい状況を作り、気づけば生活をされているということにもなりかねません。特に野生動物の場合臭いはもちろん感染症を持っていたり、糞尿などの被害も受けてしまうため、気づいた段階で応急処置としてでもふさいでおくことが重要です。
光が差し込んでいる原因でもある瓦屋根はというと、全体的に見ればそれほど大きなゆがみや破損はないように感じます。
しかし問題の面では棟瓦がなくなり雨養生済み、漆喰も剥がれ内部の土が流出してしまっている状態でした。漆喰は瓦の固定及び雨水の侵入防止にも役立ちますが、築10年ほどからひび割れが起き剥がれやすくなります。すると内部の土が流れ出てしまい土台がなくなることで、棟の歪み・破損を引き起こしてしまいます。またこの角は瓦が欠損し内部で確認した通り屋根の下地がなくなってしまっていました。
今回はこの2点、瓦と軒天部分の補修として市役所に補助金申請及び補修を進めていきたいと思います。
ちなみに瓦屋根は吸水性が低く、割れない限り塗装しなくとも半永久的に使用できます。今回も破損していなければ補修に使用することができるため、落下した瓦を残していただけたことで補修費用を抑えることができます。また既存瓦を再利用することでできるだけ仕上がりの色を変えずに済むこともできます。
今回は破損部分の補修工事を行いますが、谷板金部分や棟に植物が繁殖してしまっていました。瓦以外の漆喰部分や板金部分は経年劣化してしまうためメンテナンスが必要ですが、森が近いからこそ植物が繁殖しやすい環境だったのでしょう。植物は排水を妨げるだけでなく根を伸ばし下地に食い込んでしまうこともあります。あまりにひどい場合は防水紙まで破り室内に入り込む恐れもありますので、定期的な清掃を心がけていきましょう。
ご提案内容
品目 | 数量 | 単位 | 単価 | 金額 | 備考 |
仮設足場工事 | 100,000 | ||||
部分掛け仮設足場工事 | 1 | 式 | 100,000 | ||
屋根復旧工事 | 320,000 | ||||
既存屋根撤去 | 1 | 式 | 15,000 | ||
下地補修工事 瓦桟・野地板・防水紙 | 2 | ㎡ | 45,000 | 90,000 | |
瓦葺き戻し | 2 | ㎡ | 18,000 | 36,000 | |
棟瓦新規 3段 | 4 | m | 26,000 | 104,000 | |
不足分瓦 | 1 | 式 | 50,000 | 50,000 | |
残差撤去 | 1 | 式 | 25,000 | 25,000 | |
施工費 | 1 | 式 | 60,000 | ||
軒天工事 | 55,000 | ||||
軒天補修工事 ケイカル5mm | 1 | 式 | 10,000 | ||
加工施工工事 | 1 | 式 | 45,000 | ||
瓦棟の復旧は段数によって大きく異なります。昔ながらのお住まいでは特に多いのですが6段・7段になればコストも工期も異なりますので、あらかじめご相談ください。また足場仮設工事は部分的であっても10万円程度、全面であれば15~20万円ほどかかってしまいます。屋根工事や外壁工事といった高所作業の場合はほぼ必要になりますので、できる限りメンテナンスの時期を合わせてまとめて工事が行えるようしておきましょう。
施工の様子
屋根と軒天の復旧工事開始です。今回は被害箇所の範囲がまとまっていましたので部分仮設にて準備を行いました。早速被害を受け穴が開いている部分を補修できるよう棟を解体していきます。見るとわかる通り下地には土が使用されており昔ながらの施工ですが、乾燥してしまうと密着性が低下してしまうのが難点です。また重量としても住宅の負担になってしまいますので、リフォーム時は軽量で防水性も高い南蛮漆喰を使用することがほとんどです。
最も被害が大きかった屋根部分です。瓦だけでなく下地材もすっかりなくなり穴が開いてしまっていますが、だからと言って全面葺き替え工事でなければ補修できないということはありません。もちろん全面改修を行ったほうが耐久性としても良いのですが、しっかりポイントを押さえて補修していけば問題はありません。
まずは復旧したい部分の下地木材が傷んでしまっていますので、木材を足して補強を行います。今後屋根の下地となるのは新たに取り付けた木材のほうになりますので強度等に心配はありません。
続いて野地板を敷設していきます。構造用合板を破損した屋根の形に合わせて加工し隙間がないように固定していきます。ひと昔前はバラ板と呼ばれる細長い板を隙間を設けながら設置していたのですが、これは雨漏りを起こしても早く乾燥するようにという工夫でした。現在は防水紙で雨水の侵入を防いでいますのでわざわざ隙間を作る必要はないということです。
続いては防水紙と瓦を取り付けるための桟木の取り付けです。防水紙にも種類があり多用されるのがアスファルトルーフィング・改質アスファルトルーフィングです。アスファルトルーフィングは主に新築時に使用されており、現在リフォームでも主流は改質アスファルトルーフィングです。この2種類の違いは耐久性とシール性です。ルーフィングは粘着性でない限り剥がれないようタッカーやステープルで留めていきます。その際にどうしても穴をあけてしまうのですが、経年により穴部分から雨水が浸入しやすくなってしまいます。シール性の高い改質アスファルトルーフィングはその点、穴をふさいでくれ雨漏りリスクを格段に低下させます。
桟木を取り付け、瓦を固定しながら元の形に直していきます。現在新築時に瓦屋根の全数釘止めを義務化にという方針も考えられているようですが、決定には至っておりません。しかし今後その規制があることでリフォーム時に全数釘止めをしなければならないお住まいも出てくると思いますので、瓦屋根を維持したい、瓦屋根で建てたいとお考えの方は、随時チェックしていくようにしましょう。
続いては棟の形成です。まずは南蛮漆喰で土台を形成していきます。無駄に盛らないよう木枠で型を作り漆喰を詰めていきます。これが瓦の下地部分になりますが、従来の土よりも防水性に優れていますので長期間にわたって状態を維持することができます。
1段目の棟は外側に設置していき銅線で固定しながらまっすぐ並べていきます。2段目はもう少し内側に設置し、瓦同士の継ぎ目は1段目と被らないようにずらしていきます。そうすることで雨水が入り込むリスクをしっかり抑えることができるのです。そして3段目、半丸状の瓦ですが冠瓦と呼ばれる頂部です。上下で継ぎ目を重ねて保護しながら最後は中央で銅線を丸めるように片付けていきます。銅線を丸めるのはビニール袋などが飛んできて銅線に引っかからないようにするためだそうです。
施工を行ったのは降雨後のため足元が滑りやすい状態でしたが、無事綺麗に復旧することができました。不足分の瓦は近似色の瓦を使用させていただきますが、やはり多少の差異が出てしまうこと、あらかじめご了承ください。同様に平瓦も足りない分を差し替えて屋根復旧工事は終了いたしました。
最後に軒天張替工事です。今回は剥がれた部分とその周りを剥がして新たな軒天材での補修を行いました。ベニヤを使用しているお住まいは雨水や風でぺりぺり表面が剥がれてしまうこともありますので、屋根や外壁のメンテナンスと合わせてケイカル板での張替工事も検討してみましょう。
工事を終えて
今まで補修費用をどうしようかと考えられていたようですが、今回は激甚災害にも認定された台風で補助金が利用できるということで補修に踏み切ることができました。雨漏りを起こしている部分を補修しなければ、屋内の補修工事も行えないため、まずは屋根工事だけでも復旧できたと安心されていました。
台風による被害に関しては火災保険や共済を使用して復旧工事を行うことも可能です。申請に関しての疑問や火災保険の利用条件など、ご不明な点がございましたらお気軽に私たち街の屋根やさんへご相談ください。点検(ドローン点検も可)・お見積りは無料ですのでご安心ください。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

工事を行なったM様のご感想をご紹介いたします
【工事前】
Q1.工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
一昨年の台風15、19号、大雨大災害(10/25)で被災した事がきっかけです。一気に壊れ、屋内が浸水し壊れた所から強風が入った事で、部屋の各所が壊れたのには悩みました。
Q2.弊社をどのように探しましたか?
色々と当たりましたが専門外(家の修理でも「リフォーム中心」「ペンキ塗り」等、屋根の修理はメインではない)ばかりで、最終的には家内から借りたPCでインターネットを使って貴社を見つけました。
Q3.弊社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
国の支援金を使う予定であり、締め切りの期日が迫っていたので直ぐに電話させて頂きました。HP記載の住所が近所だったので直ぐに訪問できると考えたのですが、住所が木更津と聞き?でした。
Q4.何が決め手となり弊社にお問合せをされましたか?
問い合わせしたものの、役所から当初は「年内に何とか・・・」と言われ1ヶ月も無い為、これは現実的に無理かと断念の方向に気持ちが傾いていました。ところが担当の谷さんが役所に詳しく問い合わせて下さってて、可能性が見えたのでお願いしました。
Q5.実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
担当して下さった谷さんが本当に素晴らしい人でした。柔らかく、落ち着いていて誠実さがにじみ出ていました。話せば話す程に(その後も)”この人は信用できる”と思ったものです。

【工事後】
Q1.当初、工事を依頼する会社にどんなことを期待されていましたか?
家の修理に関しては全くの素人で、右も左も分からないレベルですので、お客様の立場に立って予想される質問、疑問や予算、スケジュールを、そちらから教えて下さる事を期待します。
Q2.弊社にご依頼いただく際に他社と比較しました方はどこの会社と比較しましたか?
八街の工務店1社だけ(社名は何だったか・・・)現調に来てもらいました。でも屋内は全く見ず、外からもハシゴも掛けずただ眺めるだけで、「出来るところまでで・・・」と具体的な話が無いので断りました。
Q3.弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか?
最初の現調時から担当者の印象や対応が良かった事。事前に役所に問い合わせて調べていた事。現調時も屋根に上ってメジャーを使って詳しく見て下さって「調査報告書」を下さり、具体的だった事。
Q4.工事が終わってみていかがですか?良かった事・嬉しかったことを忌憚なく頂戴出来ましたら幸いです。
残念ながら未だ工事完了後の自宅を見ていません。でも「完工写真書」を見たところ、修理が必ず求められる箇所は完了しているのは確認できました。この予算でよくぞここまでやってくれました!!!
Q5.街の屋根やさんを他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか?
もちろん紹介する機会があれば喜んで紹介します!そして今後も何かあればお願いしたいと思います。紹介するとしたら「対応が早い」(可能な限り直ぐ来てもらえたと思う)「対応が丁寧」(受付の女性が直ぐ取り持って、電話くれる)etc...

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Q2.工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
近所で工事をしている業社に指摘されて
Q3.弊社をどのように探しましたか?
ネットです。
Q4.弊社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
口くみを見てすぐに連絡させて頂きました。
Q5.何が決め手となり弊社にお問合せをされましたか?
口くみです。
Q6.実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
ありがとうございます。すごくよくわかりました。