千葉市花見川区にて令和元年房総半島台風の被害を受けた瓦屋根の屋根部分葺き直し工事を実施





工事のきっかけを伺いました!
担当:岡野
千葉市花見川区にお住いのS様より「台風で屋根の瓦が落ちてきました。雨樋に引っ掛かって落ちそうな瓦もあるので屋根を点検してほしい。」と、お問い合わせをいただきました。S様邸にお伺いし、瓦が落下していた場所をご案内していただきました。続いて、雨樋に引っ掛かり落ちそうな瓦の場所をご案内していただくと軒樋に軒瓦が乗っている状態でした。梯子を使い屋根の調査を行うと、令和元年房総半島台風の影響で切妻屋根の半面に桟瓦や軒瓦が剥がれている箇所を発見しました。剥がれた部分は防水紙が露出しており、確認すると防水紙が破れている状態でした。幸い、雨漏りは発生していないとの事ですが、防水紙が破れた箇所から雨水が浸入し、雨漏りの原因になります。また、台風の影響で棟の下部の瓦が割れているのを発見しました。台風などの自然災害でご自宅が被害を受けた場合は火災保険が適用されます。保険の種類にもよりますが、元の状態に復旧するために掛かる工事費用を保険会社が負担してくれますので工事と併せて申請する事で工事費用が抑えられます。瓦が剥がれた屋根面は台風の影響によりずれている状態でしたので防水紙のメンテナンスも含めて被害を受けた屋根面の屋根部分葺き直し工事をS様にご提案したところ工事のご依頼をいただきました。
担当:岡野



施工内容屋根葺き直し
築年数築30年
平米数36.4㎡
施工期間5日間 足場仮設工事含む
使用材料シルガード
費用詳しくはお問い合わせください
ハウスメーカーハウスメーカー不明
保証お付けしておりません
【施工内容】
屋根葺き直し
築年数
築30年
平米数
36.4㎡
施工期間
5日間 足場仮設工事含む
使用材料
シルガード
費用
詳しくはお問い合わせください
ハウスメーカー
ハウスメーカー不明
保証
お付けしておりません
調査の様子
S様邸にお伺いし、瓦が落下しそうな箇所をご案内していただくと軒瓦が外れて軒樋に引っ掛かっている状態でした。このままですと、落下してしまい人身事故に繋がったり、飛散してしまうとご近隣の建物に被害を与えてしまいますので早期対応が必要になります。
屋根調査の様子
屋根調査の様子です。梯子を使い屋根に上がると桟瓦や軒瓦が剥がれており、防水紙が露出している状態でした。通常、桟瓦は瓦桟に引っ掛けて設置されていますが剥がれてしまうと瓦桟から外れてしまい落下してしまうのです。台風などの自然災害でご自宅が被害を受けた場合はご自宅に掛けてある火災保険が適用されます。保険の種類にもよりますが、元の状態に戻すために掛かる工事費用を保険会社が負担してくれますので、工事と併せて申請する事で工事費用が抑えられます。
防水紙が破れていました
桟瓦が剥がれた箇所の調査の様子です。剥がれた桟瓦に立掛かっている桟瓦がありましたので確認すると角部が防水紙に刺さっており、防水紙が破れていました。防水紙は雨水の浸入を防ぐ重要な役割を果たしていますので、このままですと雨漏りの原因になってしまいますので防水紙のメンテナンスが必要になります。
棟の下部の瓦が割れていました
棟の調査の様子です。屋根の上に棟の漆喰が剥がれて落ちていましたので棟を調査すると、棟の下部の瓦が割れているのを発見しました。屋根の棟部分は台風などの強風や突風の影響を受けやすいので下部の瓦にも負荷が掛かり割れてしまったと考えられます。瓦が割れている状態ですと、割れた箇所から雨水が浸入してしまいますので瓦差し替え工事が必要になります。
屋根部分葺き直し工事の様子
屋根部分葺き直し工事の様子です。令和元年房総半島台風の被害を受けた切妻屋根の半面を葺き直していきます。屋根葺き直し工事は既存の瓦を解体し、新しい防水紙を敷設して既存の瓦を葺き直す工事になりますので、先ずは既存の棟を解体する作業から行います。続いて、既存の桟瓦や袖瓦、軒瓦を解体していきます。新しい防水紙は棟部分に被せるように敷設致しますので、反対の面の上部の瓦も解体していきます。既存の瓦を解体する際には瓦にひび割れ等の不具合が無いか確認し、問題が無ければ再利用できますので確認しながら取外していきます。取外した瓦は下まで降ろしてしまうと時間が掛かり、効率が悪くなってしまいますので屋根の上に仮置きをして作業を進めます。
新しい防水紙を敷設致します
防水紙の敷設の様子です。防水紙を敷設する際には軒先から屋根上部へと重ねて敷設していきます。重ねて固定する際には建築用のホッチキスのタッカーで野地板に固定していきます。雨水は屋根の上部から下部へと流れて行きますので、上から下へと重ねてしまうと雨漏りの原因になります。
瓦桟を設置致します
瓦桟の設置の様子です。防水紙の敷設が完了致しましたら、新しい瓦桟を設置し、固定していきます。瓦桟を設置する際には真っ直ぐ桟瓦を葺く為の目安となる墨出しを行い、墨出しで出した直線に合わせて瓦桟を固定します。瓦桟は桟木とも呼ばれ、桟瓦を引っ掛けて落下しないように固定する役割を果たしております。
既存の瓦を葺き直します
既存の瓦を葺き直す様子です。瓦桟の設置、固定が完了致しましたら屋根の上に仮置きをしておいた既存の袖瓦、軒瓦、桟瓦を並べて葺き直します。屋根葺き直し工事は、同じ瓦を再利用する事で環境負荷が低く、廃材があまり出ません。
既存の瓦を葺き直す際には、防水紙と同様に軒先から上部へと設置していきます。軒瓦や袖瓦はずれないように釘や銅線で固定しながら設置していきます。
新しい棟を造ります
既存の瓦を屋根上部まで葺き直す作業が完了致しましたら、新しい棟を取り直します。既存の棟は葺き土が土台になっていましたが、新しい棟は葺き土は使用せずに漆喰で土台を造ります。使用致しました漆喰は「軽量シルガード」になります。軽量シルガードは葺き土が不要で一回で仕上げる事ができます。特殊なシリコンと防水材を配合していますので吸水率が少なく水に強いのが特長です。葺き土としても漆喰としても使用でき、防水性や耐久性に優れた漆喰になります。
棟ののし瓦を積んでいく様子です。漆喰で土台を造りましたら既存ののし瓦を積み直します。のし瓦を積む際には雨水を棟の外側へ流すために片仮名のハの字型になるように積んでいきます。ハの字型に積まないと雨水が棟の中心部に流れてしまい、雨漏りの原因となってしまいます。
工事が完了致しました
既存ののし瓦を積み直しましたら、冠瓦を設置し、予め仕込んでおいた銅線で固定して棟の取り直しは完了となり、屋根部分葺き直し工事が完了となります。令和元年房総半島台風の影響で瓦が外れて防水紙が破れてしまい、雨漏りも懸念されましたが、雨漏りが発生することなく工事が完了致しましたので、お客様に大変喜んでいただけました。
私たち街の屋根やさんでは引き続き新型コロナウィルス対策を行っており、必ずマスク着用でお伺いさせていただいております。ソーシャルディスタンスを徹底し、お客様やスタッフの安全管理を徹底致します。
工事を行なったS様のご感想をご紹介いたします
【工事前】
Q1.工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
台風15号及び19号により、1F・2Fの屋根が破損してしまいました。その後1?2ヶ月後の大雨により雨漏りをするようになってしまいました。数件の業者に依頼しましたがなかなか難しいとのことで断られてしまいました。
Q2.業者や工事会社をどのように探されましたか?
インターネットにて調べて探しました
Q3.当社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
約1ヶ月くらい悩みました。屋根の業者さんがあまり知り合いがいないのではっきり言って信頼できるのかどうか悩みました。
Q4.何が決め手となり当社にお問合せをされましたか?
雨もりの度合いがひどくなってきたので迷っている場合ではないと思い連絡しました。
Q5.実際に当社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
第一印象がよく、お願いしようと思いました。

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