スレート屋根の縁切りがあまいと雨漏りに繋がる危険性があります
更新日 : 2021年08月01日
更新日 : 2021年08月01日
皆様のお住まいの屋根材の種類は何でしょうか?現在、多く普及されているのがスレート屋根ですが、スレート屋根は定期的に塗装をし、防水性能を維持する必要があります。雨が降った後には、お客様から雨漏りが発生しているというお問い合わせをいただくことも多くなっております。実際に現地調査に伺うと、スレート屋根の縁切りがあまく、雨漏りが発生しているということも多いです。では、縁切りとは何でしょうか?
「縁切り」は屋根塗装の工程で重要です
屋根材1枚1枚が重なっている部分には、実は隙間があります。隙間があることで、雨が降り屋根の内部に入り込んだ雨水を排水することができるのです。屋根塗装をすると塗料で隙間が埋まってしまうのでは?と思う方もいらっしゃるかと思います。その通りで、そのままにしてしまうと重要な隙間が塗料で埋まってしまうことになります。そこで重要なのが、「縁切り」なのです。スレート屋根の塗装の工程は、まずは高圧洗浄で屋根面に付着している汚れを落としていきます。その後しっかりと時間を空けて乾燥させた後に下地調整、下塗り、中塗り、上塗りという流れになります。縁切りは、塗料が完全に硬化した後に手作業で切れ目を入れていきます。この縁切りがあまいと、雨漏りが発生してしまう原因にも繋がるのです。
現在ではタスペーサーの使用が主流になっています
縁切りは上塗り後に手作業で行なうものですが、近年では、下塗りが終わった時点で屋根材と屋根材の間にタスペーサーというものを差し込む方法が主流となっています。タスペーサーを差し込むことで屋根材と屋根材の間に隙間が確保されるのです。
雨漏りを防ぐためにも、縁切りは重要です。屋根塗装など、屋根工事をご検討の際には、工程についても予め知っておいても良いかもしれません。私達、街の屋根やさんでは、無料で点検も行なっております。屋根のことでお困りの際には、お気軽にお問い合わせください。
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