屋根裏換気について、ガラリや換気棟などをご紹介いたします
更新日 : 2021年06月02日
更新日 : 2021年06月02日
屋根壁に断熱材を入れ外気との接触をさけることで夏は涼しく冬は暖かいお住い、高気密・高断熱住宅にお住いの方も多いのではないでしょうか。しかし熱や湿気がこもりそうな室内で木材などは傷まないのだろうか?と疑問に思われる方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。実は快適な室内を実現するためにお住いには様々な仕組みと方法を取り入れています。高気密・高断熱性能を保ちながらお住いを傷つけない為には換気がとても重要になります。この記事では住宅換気の必要性や換気棟、ガラリについてご紹介いたします。
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お住いの換気の必要性について
冬場の室内で結露に困ったことはないでしょうか。窓の水滴やサッシに水が溜まってしまったり、湿気でカビが発生してしまったなど結露による悩みをお持ちの方も多いかと思います。結露は室内外どちらかの湿度が高く、室内と屋外に気温差が大きくなることで発生しています。室内でも調理やエアコンなどを使用することが多いためどうしても結露の原因をつくってしまし実質防ぐことは難しいです。
しかし、結露の発生を最大限防ぐ為にお住いの至る所に換気設備が取り付けられているのをご存じでしょうか。それは主に換気扇たガラリ、軒換気、換気棟などがあげられます。これらをお住いに設置していることで結露などを防いでくれるのです。
ガラリとは
換気扇や軒換気はなんとなくわかるがガラリとはどういったものなのかご存じの方も少ないのではないでしょうか。
ガラリはドアや窓、壁などに取り付ける換気口です。幅の広い羽根板をブラインド状に平行に連続して取り付けたもので視線を遮り通風を確保するため洗面所や浴室などに用いられることが多いです。
換気棟とは
つづいて先ほど紹介した換気棟についてご紹介したいと思います。
換気棟は屋根の棟にとりつけられている換気システムになります。屋根頂部に換気口を設置することで雨水や湿気を逆に侵入しやすくなるのではないかと不安に思われるかたも多いかと思います。しかし実際はとても理にかなった換気方法なのです。
暖められた空気は軽くなるので上昇し冷やされた空気が下降します。そのため室内で暖められた熱は上昇し屋根裏に到達するのです。すると冬は内外の温度差により屋根で結露が発生し夏は高温の空気が屋根を支えている野地板や梁、垂木、棟木などの構造木材を乾燥させ、耐久性を著しく低下させてしまいます。換気棟はその空気の動きの特性を生かし自然に排出させることで屋根裏の結露や構造木材の耐久性低下を防いでいるのです。ちなみに50年以上前に建てられた和風住宅は基本的に通気性が高いため換気棟を設置する必要がありません。
断熱材を床壁天井に入れ始めた昭和40年代末から建てられた住宅は、徐々に高気密・高断熱住宅に変化しつつあるため換気棟の導入を検討したほうが良いかもしれません。
換気棟は屋根材や形状を選びません
スレート屋根材で複雑な屋根形状、または瓦屋根だから換気棟が設置できないのでは?思われる方もいらっしゃるかと思いますが、換気棟には様々な種類があるためそんな屋根材や屋根形状でも設置することが可能です。
例えば切妻や寄棟用の換気棟では異なる長さの換気棟が存在しており、棟の長さや屋根面積に合わせて設置が可能です。また、下屋に設置するための雨押え用換気棟や宝形屋根の頂部に設置できる換気棟、片流れ用換気棟などもあります。粘土瓦には瓦と野地板の間の空間を利用して瓦下に取り付ける瓦換気もあります。換気瓦桟は棟換気・野地面換気どちらでも使用でき瓦の形状を選びません。
換気棟が設置できない屋根形状であっても屋根材のラインに揃えて設置する屋根面換気ユニットを導入することで屋根材に一体感を持たせることが可能です。
また雨水が流れる面に穴をあけることになり雨漏りなどを心配される方も多いかと思いますが、捨て水切りと防水テープを施工することで雨漏りを引き起こす心配もありません。しかし屋根の勾配によっては設置できない場合もありますので取り付けを考えている方は一度街の屋根やさん千葉にご相談ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は屋根裏換気について換気の種類や換気棟についてご紹介いたしました。換気を行うことはとても大切です。また室内の湿気や結露によって内部の木材が腐食してしまうとお住いのメンテナンス費用も高くつきます。街の屋根やさん千葉では、換気棟の設置に関するご相談やご依頼も承っております。また、ご相談やご質問、屋根の点検や工事のお見積もりに関しては無料で行っております。冬場の結露でお悩みの方や現在換気棟の設置を考えている方はぜひお気軽に街の屋根やさん千葉にご相談ください。

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