屋根瓦を塗装して長持ちさせよう!塗装が必要な瓦、必要ない瓦について解説!
更新日 : 2024年11月26日
更新日 : 2024年11月26日
瓦は日本で古くから親しまれている屋根材の一つです。
日本の住宅と言えば瓦屋根!というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
近年では、スレートや金属屋根が主流になりつつありますが、まだまだ瓦屋根も人気の選択肢の一つです。
重量からくる耐震性の低さという弱点も、防災瓦や金属瓦の登場によって克服されつつあります。
そんな瓦屋根、昔からメンテナンスの手間がかからず塗装が要らないということが有名ですが、長い歴史の中で生まれた様々な種類の瓦の中には、塗装が必要な瓦も存在します。
今回の記事では、塗装が必要な瓦と必要ない瓦を分類し、正しいメンテナンス方法について解説します(^_^)/
塗装が必要ない瓦
「瓦屋根はメンテナンスが必要ない」という流説があるほど耐久性が高く、塗装が必要ない屋根材の代表格でもあるのが、「日本瓦」です。
粘土を高温で焼成して作られる瓦で、「釉薬瓦」「いぶし瓦」「素焼き瓦」などの種類があります。
いずれも非常に耐久性が高いことが特徴で、50年以上の耐用年数があるとされています。
塗装が必要な瓦
基本的に、日本瓦以外の瓦は塗装によるメンテナンスが必要です。
セメント瓦、コンクリート瓦、金属瓦などが該当します。
セメント瓦・コンクリート瓦
セメント瓦は、セメント(またはコンクリート)と砂を主原料とし、防水性がないため製造時に塗装が施されています。
しかし、年月が経つとこの塗装が劣化し、剥がれてしまうことがあります。
塗装が剥がれると雨水を吸収しやすくなり、さらに劣化が進むため、定期的な塗装メンテナンスが必要です。
金属瓦
金属瓦は文字通り金属でできているため、塗装しなくても防水性が備わっていますが瓦を錆(サビ)から保護するために塗装を行う必要があります。
錆が広がると、崩れ落ちたり穴が開いたりしてしまいます。
塗装が必要な劣化症状
瓦に以下に挙げる劣化症状が見られた場合は、塗装が必要な状態であることを示しています。
色あせ・変色
表面の塗膜が劣化し始めると起こるい症状です。
初期症状であるため、すぐに雨漏りなどの被害が発生するわけではありませんが、塗装を検討し始めることをおすすめします。
カビ・コケの発生
瓦にカビや苔が発生している場合、塗膜が劣化して防水性が失われている可能性があります。
瓦が雨水を吸水したり、錆が起こる前に塗装して瓦を保護しましょう。
塗装を行う目安
塗装は築後約10年を目安に検討するのが一般的です。
塗装の効果は約10〜15年程度持続するため、この期間を過ぎたら再塗装を考えるべきです。
ただし、たとえ10年以内だったとしても、先に挙げた劣化症状が見られた場合は、早めに対応されることをおすすめします。
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