棟瓦の修理方法を解説!工事費用や事例も掲載中
更新日 : 2024年06月14日
更新日 : 2024年06月14日
耐久性が高く、メンテナンスフリーとも言われる瓦屋根ですが、実際には定期的にメンテナンスが必要な屋根です。
屋根材単体で見れば確かにほとんどメンテナンス要らずなんですが、屋根としてみた時には話が変わります。
屋根を構成するパーツには瓦以外の部材も数多くあります。それらの部材は瓦のような耐久性を持っているわけではないので、覚えておきましょう。
今回は、瓦屋根の中でもメンテナンスの機会が多い「棟瓦」について、問題がおきた際の修理方法や費用について解説します(^_^)/
棟瓦の修理(メンテナンス)方法
棟瓦は、瓦を固定する漆喰の劣化と、漆喰の劣化に伴う棟瓦のズレや歪みといった症状が主なトラブルです。
棟瓦に歪み等が起こっておらず、漆喰の劣化のみの場合は古い漆喰を撤去して新しい漆喰を詰め直す「漆喰詰め直し工事」、棟瓦にズレや歪みが起こり倒壊する危険性がある場合には既存の棟を解体し、新しく棟を造り直す「棟取り直し工事」がそれぞれ必要なメンテナンスとなります。
棟瓦の修理(メンテナンス)にかかる費用
漆喰詰め直し工事:8,000円/m(足場別途)
棟取り直し工事:18,000円/m(足場別途)
どちらの工事も使用する材料や棟瓦の段数などによって費用が前後するため、詳しく知りたい方は、お電話または問い合わせフォームより、無料見積りをご依頼ください。
棟瓦の修理事例
ここからは、街の屋根やさんで行った棟取り直し工事の様子を紹介します(^_^)/
棟瓦の修理工事ってどんなことをするの?という方はぜひご参考ください。
地震によって崩れた棟瓦
こちら、木更津市にある集合住宅の瓦屋根です。
ご覧の通り、棟がほとんど崩れてしまっています。お話を伺うと、地震の影響で崩れてしまったのではないかとのことでした。
詳しく現場調査を行うと瓦が漆喰で固定されておらず、積まれた瓦を銅線で固定しただけだったことが被害が大きくなった要因ではないかと思います。
棟を解体
取り直し工事を行うため、既存の棟を撤去しました。
幸いなことに瓦自体には大きな破損は無かったため、再利用できました(*^^)v
新しい棟を作ります!
一度棟を撤去したら、新しい漆喰を使用して再び棟を積み上げていきます。
漆喰というと白い材料をイメージされる方が多いと思いますが、今回使用したのは黒い南蛮漆喰「シルガード」です。
シリコンが配合されていて、耐久性・防水性に優れる漆喰なので、しっかりと丈夫な棟に仕上がります(^_^)/
工事完了!
瓦を積み直し、銅線で固定したら棟取り直し工事の完了です(*^^)v
少しの蛇行もなく綺麗な棟に仕上がりました。熟練の職人技が光っています♪
今回の棟取り直し工事ですが、工事期間は4日間、工事費用は90万円となりました。
これから、梅雨や台風シーズンがやってきますが、梅雨入り前に直せて本当に助かったとお客様にも喜んでいただけました( *´艸`)
瓦屋根のご相談、いつでもお聞かせください!
街の屋根やさんでは、今回ご紹介したような棟瓦の修理から瓦屋根の葺き替えまで、瓦屋根工事全般を承っています。
お客様にとって最善の工事となるよう、熟練のスタッフ・職人がしっかりと屋根をメンテナンスします!
ぜひお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2024年06月14日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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