ジンカリウム鋼板屋根材の特徴とガルバリウム鋼板との違いを徹底解説!
更新日 : 2024年06月02日
更新日 : 2024年06月02日
今回は「ガルバリウム鋼板」と比べて意外と知られていない高性能な金属屋根材・ジンカリウム鋼板についてご紹介したいと思います!
ガルバリウム鋼板とは何が違うのか、そして屋根材としての特徴について詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください(*^^*)
ジンカリウム鋼板製屋根材の特徴
そもそもジンカリウム鋼板とは?
ジンカリウム鋼板は、 アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%によって組成しためっき層でコーティングされた鋼板です(^▽^)/
この特殊なコーティングにより、通常の鋼板に比べて非常に優れた耐食性を持ちます。
錆びにくいという事は長寿命であることとイコールであるため、ジンカリウム鋼板製の屋根材はリフォームの現場でも選ばれることが非常に多くなってきています(*^^)v
ガルバリウム鋼板との違い
同じ金属屋根材では「ガルバリウム鋼板」の方が有名かもしれません(*^^*)
そこで気になるのは「どちらが優れているの?」という点ではないでしょうか?
実は、ガルバリウム鋼板とジンカリウム鋼板はほとんど同じ特徴となっています。
めっき層に含まれている要素がほとんど同じで、違う点はシリコンや亜鉛の組成が0.1%ずつ違う程度です。
そのため耐久性や錆びにくさについてはどちらも同じ期待値を持って良いでしょう(*^^)v
ちなみに、呼び方が若干異なるのはそれぞれの鋼板を商標登録した会社が違うためです。
ジンカリウム鋼板製屋根材のオススメポイント!
ガルバリウム鋼板とジンカリウム鋼板に差はほとんどありませんが、それらを基材とした屋根材になると大きな違いが出てきます!
そこで、ジンカリウム鋼板製屋根材の大きな特徴をご紹介していきたいと思います!
表面に自然石粒が吹き付けられている
見た目で大きな差があるのは、表面の自然石粒の有無です。
ジンカリウム鋼板製の屋根材ではエコグラーニやディプロマットスターなどがありますが、どれも屋根表面に細かな石粒が付いています(*^^*)
この石粒はデザイン面と機能面で大きな効果を発揮してくれているのです!
・デザイン面:石粒の質感が金属製の屋根材を感じさせない独特の雰囲気を持っています。また、カラーバリエーションも他の金属屋根材とは違い、単色ではなくジンカリウム鋼板製屋根材特有の模様や色合いをしているため、これだ!と言うデザインを見つけやすいかもしれません(*^^*)
・機能面①:石粒が表面を保護しているため、鉄部が傷ついて錆びの原因となることがあまりありません。また、潮風も直接鋼板には当たりにくく、塩害の被害が発生しにくい点も大きな特徴です(^▽^)/
・機能面②:石粒が音を拡散する効果がある為、雨音などがあまり気にならないとされています。遮音性の高さに加え、石粒が熱も鋼板へ届く前に拡散する効果があり、遮熱性も期待できます(^▽^)/
インターロッキングによる高い固定力
ジンカリウム鋼板製の屋根材は耐風性が高いとされています。
インターロッキングと呼ばれる固定方法で屋根材同士をビスで繋げ、屋根と一体化させることで強風に強い耐性を持たせています。
上記でご紹介した内容に加え、さらにジンカリウム鋼板の対錆性の高さも加わりますので、非常に高性能な屋根材として人気となっています(^▽^)/
特に金属屋根材の軽量さを活かした屋根カバー工法・屋根葺き替え工事に適していますので、私たち街の屋根やさんでもジンカリウム鋼板の屋根材を使用した施工事例は多くございます!
ご検討中の方は、ぜひご相談のみでも可能ですのでお気軽にご相談くださいね(*^^)v
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