大事な屋根を錆から守る!折半屋根の塗装メンテナンス
更新日 : 2024年04月05日
更新日 : 2024年04月05日
折板屋根は工場や倉庫の屋根として広く利用されています。
大切な資材や生産ラインを守るためには、定期的なメンテナンスが必要になります。
こちらの記事では、折板屋根に欠かせない塗装メンテナンスについて解説します。
折半屋根ってどんな屋根?
折半屋根は、厚さ0.6mm~1.2mmの鋼板を波型に加工した屋根材です。
鋼板にはガルバリウム鋼板が用いられることが一般的で、波型に加工することにより薄い鋼板とは思えないほどの強度を発揮します。
折半屋根に必要なメンテナンス
さて、非常に耐久性が高い折板屋根ですが、他の屋根材と同様にメンテナンスは欠かせません。
折半屋根が雨漏りしてしまう原因の多くは、屋根材を固定するために設置されるボルト部分の錆です。
厄介なのは、金属屋根材であるがゆえに屋根材が「もらい錆」を起こすことです。
ボルトの周辺から徐々に錆が広がり、やがては穴があき雨漏りが起こります。
折半屋根は下地のない屋根なので、屋根材の穴は雨漏りに直結してしまいます。
こうした被害を防ぐために必要なメンテナンスが「屋根塗装」です。
屋根塗装によって屋根材やボルトの表面に被膜を形成し、錆から金属を守ります。
すでに錆が出始めてしまっている場合でも、症状が軽微であれば錆止め塗料などを用いることで錆の進行を食い止めることができます(^_^)/
また、ボルトの露出を防ぐボルトキャップを合わせて設置するとより効果的に錆対策することができます。
雨漏りした屋根は塗装では直せません
折半屋根のメンテナンスとしては、錆が広がり屋根が傷む前に塗装を行って屋根の状態を維持するのが理想です。
定期的な塗装が出来ず、錆が広がり雨漏りを起こしてしまえば、屋根塗装で補修することはできなくなります。
そうした場合には、屋根カバー工法や葺き替え工事などのリフォームが必要になります。
工場などであれば最悪の場合、リフォームが完了するまで生産ラインを止めなくてはならない事態も起こりえます。
補修にかかる費用も塗装より高額になりますし、生産ラインを止めることによる損失も被ることになってしまいますので、定期的なメンテナンスを行ってトラブルを未然に防ぐことをおすすめします。
街の屋根やさんでは、倉庫や工場などの大型建造物の点検・補修も対応可能です(^_^)/
定期的な点検であれば無料で承ることができますのでお気軽にご相談ください。
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