瓦の種類とその特徴について解説!瓦屋根も定期的にメンテナンスを行いましょう!
更新日 : 2024年02月20日
更新日 : 2024年02月20日
日本の住宅を代表する屋根と言えば瓦屋根です(^_^)/
近年では段々と施工数も少なくなってきましたが、昔から親しまれ、まだまだ根強い人気のある屋根です。
今回の記事では屋根瓦の種類や特徴、メンテナンス方法について解説します!
瓦の種類
粘土瓦
粘土瓦は、粘土を成形してから高温で焼成して作られる瓦です。
焼き上げる前にガラス質の釉薬(ゆうやく・うわぐすり)を塗って色やツヤを付けられる釉薬瓦、釉薬を塗らずに焼き上げる素焼き瓦、同じく釉薬を塗らずに焼き上げ、最後に燻して色をつけるいぶし瓦などの種類があります。
塗装によるメンテナンスの必要がなく、耐久性も高い屋根材で耐用年数は50年以上とされています。
セメント瓦
セメントを原料として成型された瓦で1970~1980年代に流行しました。
当時の建材には耐久性を高めるためにアスベスト(石綿)が含まれていることがほとんでであったため、一部のセメント瓦にはアスベストが含まれています。
原料のセメントはそのままでは水を吸ってしまうため、保護のために定期的な塗装メンテナンスが必要です。
コンクリート瓦
コンクリートを原料として成型された瓦でセメント瓦と同じく1970~1980年代に普及した瓦です。
現在ではすでに生産されていませんが、モニエル瓦もコンクリート瓦の一部です。
コンクリートだけで充分な強度があるため、セメント瓦と違ってアスベストは含まれていません。
金属瓦
金属瓦はガルバリウム鋼板などの金属材を瓦の形状に加工した屋根材です。
最大の利点はその軽さで、瓦屋根の外観や風合いは変えたくないけど、屋根を軽くして耐震性を向上させたいという方におすすめです(^_^)/
瓦屋根のメンテナンス
粘土瓦を除く瓦屋根は、定期的な塗装メンテナンスが必要です。
セメント瓦やコンクリート瓦では吸水防止のため、金属瓦では錆防止のために行います。
粘土瓦にもメンテナンスは必要です
耐久性が高く、塗装の要らない粘土瓦は、しばしばノーメンテナンスでOKと言われることがあります。
これは大げさな表現で、メンテナンスが全く必要ないわけではありません。
確かに粘土瓦自体はほとんどメンテナンスが要らない屋根材ですが、屋根は屋根材だけでできているわけではないからです。
棟瓦を固定するための銅線や漆喰、屋根下地である防水紙など、様々な建材が使用されています。
これらの建材は紫外線や風雨の影響で徐々に経年劣化を起こすため、定期的にメンテナンスが必要です。
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