九十九里町小関にて昨年の台風により棟瓦が被災、棟瓦取り直し工事を行い復旧しました





工事のきっかけを伺いました!
担当:黒川
九十九里町小関にお住いのお客様より「昨年の台風(令和元年房総半島台風)により瓦屋根の一部がズレてしまった」とのご相談を頂き、調査にお伺いし屋根の状況を確認しました。
お客様に状況をご説明し棟瓦取り直し工事を行うこととなりました。
お客様に状況をご説明し棟瓦取り直し工事を行うこととなりました。
担当:黒川



- 施工内容
- 屋根補修工事 瓦屋根工事 棟瓦取り直し
- 築年数
- 20年程
- 平米数
- 14.6m(棟取り直し部分)
- 施工期間
- 3日間
- 使用材料
- なんばん漆喰
- 費用
- 詳しくはお問い合わせください
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
- 保証
- お付けしておりません
台風によりズレてしまった棟瓦を調査
今回は九十九里町小関にお住いのお客様よりご相談を頂きました。「昨年の台風(令和元年房総半島台風)により瓦屋根の一部がズレてしまっている」とのご相談を頂きましたので調査にお伺いしました。それではお客様のご自宅にお伺いし現地調査を行っていきます。
まずは屋根に上がりズレてしまった瓦を調査します。お客様からご相談いただいた瓦のズレは棟瓦のズレでした。棟瓦は屋根と屋根の合わさる部分(頂上)にある半月型の瓦のことです。棟瓦は屋根の頂上などにあるため台風など強風の影響を受けやすいためこのようなズレや、最悪の場合は崩れてしまうこともあります。
棟瓦を調査しているとズレてしまった棟瓦以外の部分でも棟瓦を固定している釘が浮いてしまっていました。棟瓦は下地の木材に釘で固定しているため下地の木材が劣化してしまうと釘が浮いてしまったり抜けてしまい、棟瓦の崩れや今回のようなズレに繋がってしまいます。このような細かな部分は屋根に上がらないとなかなか確認が難しいため、定期的に点検をし台風などの対策を行う必要があります。
屋根の調査が終わりましたのでこちらのお客様のご自宅は海が近いため塩害の影響があると考えられます。海の近くでは金属が錆びやすいため他の部分よりも注意が必要となります。
引き続き調査を行っていると1階にある下屋根の瓦が1枚割れてしまっていました。台風によって飛ばされた雨飛散物によって割れてしまったのだと考えられます。この様に1枚だけ割れてしまった瓦は新しい瓦へ差し替えを行います。瓦は1枚ずつ捲れますので、このような場合にはメンテナンス性が良いといったメリットもあります。
調査が終了しましたのでお客様に状況をご説明し、瓦がズレてしまった部分の棟瓦取り直し工事ご提案させていただきました。
今回のような台風被害によるものは火災保険が適用となりますのでご加入の方はお気軽にご相談ください。お客様も火災保険に加入されていましたので火災保険が適用となり工事を行うこととなりました。
棟瓦取り直し工事を行います
それでは仮設足場を設置し工事を行っていきます。工事前にはご近隣の方へ工事前の挨拶にお伺いし工事内容や工事日程についてご説明させていただいたおります。また私たち街の屋根やさんでは新型コロナウイルス対策としてマスクを必ず着用し、感染拡大防止に努めております
まずは棟瓦を再度積み直す、棟瓦取り直し工事を行います。既存の棟瓦を取り外し移動します、棟瓦の土台となる葺き土などを撤去しきれいに掃除します。割れていない瓦は再度利用することができますのでよけておきます。
ここから棟瓦を積み直していきます。今回棟瓦の積み直しには強力棟金具を使用します。こちらの棟金具を屋根の下地に取り付け、金具上部のコの字上になっている部分に垂木と呼ばれる木材をビスで固定していきます。
次に垂木の周りに南蛮漆喰(なんばんしっくい)を使って土台を作ります。以前は葺き土を使用しておりましたが現在は漆喰を使用しております。南蛮漆喰はシリコンなどの防水材を含むため、葺き土と比べて雨水に強く劣化しにくいため現在では主に南蛮漆喰を使用して積み直しを行います。
南蛮漆喰の土台が作り終えましたら、棟瓦を解体した際に移動した棟瓦を戻して固定していきます。棟瓦の頂上部には固定用に2か所穴が設けてありますのでそこにビスを使用して垂木に固定していきます。釘ではなくビスを使用することで調査の際に発生していたような釘浮きが発生しにくくなります。また、ビスはパッキン付きのビスを使用しておりますので穴からの雨水の侵入を防ぐ役割があり、垂木の腐食を防ぎます。固定が完了すれば棟瓦取り直し工事は完了となります。
無事に棟瓦取り直し工事が終わりました。台風での被害を最小限にするためにも台風シーズン前に点検を行うことをお勧めしております。点検とお見積りまで無料で行っておりますのでぜひご活用ください。

関連動画をチェック!
瓦屋根の雨漏り原因とは?屋根の構造をもとに詳しく解説!【アメピタ!】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
このページに関連するコンテンツをご紹介
街の屋根やさん千葉中央支店
- 電話 0120-989-936
- 株式会社シェアテック
- 〒261-0023
- 千葉県千葉市美浜区中瀬1-3 幕張テクノガーデンCB棟3階
街の屋根やさんは千葉県以外にも東京都、神奈川県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方の地域の街の屋根さんをお選びください。

屋根補修工事 瓦屋根工事 棟瓦取り直し に関連する新着ブログ

シーリング材の種類と選び方|耐久性の高いおすすめ製品も紹介!

棟瓦とは?役割から雨漏りを防ぐためのメンテナンス方法まで徹底解説


屋根瓦を塗装して長持ちさせよう!塗装が必要な瓦、必要ない瓦について解説!
屋根補修工事 瓦屋根工事 棟瓦取り直し に関連する新着施工事例
屋根補修工事 瓦屋根工事 棟瓦取り直し を行ったお客様の声一覧
屋根瓦の浮きが気になるとのお問い合わせ、印西市K様の初回アンケート
Q2.工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
屋根瓦の一部が浮いて見えるのが心配で、問題があるようであれば修理するため
Q3.弊社をどのように探しましたか?
インターネットで口コミの評価の高い業者を検索
Q4.弊社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
比較した結果だったので、特に悩むことなく問合せした
Q5.何が決め手となり弊社にお問合せをされましたか?
口コミの評価も高く、作業の様子も良さそうだったため
Q6.実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
不安箇所を丁寧に見ていただき、現実的な対策を提案いただいたので、お願いしても大丈夫と安心できました。