屋根工事の足場にまつわるトラブル5選!被害を与えた?受けた?そんな場合の対応について
更新日 : 2021年05月13日
更新日 : 2021年05月13日
足場仮設は屋根や外壁などの工事の中で、高所作業が伴う場合に必要となります。足場は近隣も方への配慮も必要になりまし、場合によってはトラブルへ発展するということもあります。ここではどのようなケースがトラブルになりるか。また、トラブルを最小限に抑えるためのポイントや起きてしまった場合の対処方法についてご紹介いたします。
※この記事は6分程度で読了できます。
足場のトラブルってどんなケースがあるの?
足場は設置する時、設置した後の工事中、さらには撤去時、それぞれで考えられます。しかし、殆どの場合は事前の調査や手回し、さらに作業工程の周知などをしっかり行うことで防ぐことができます。
それではひとつづつどんなトラブルがあるか見てきましょう。
ケース1:資材搬入時に搬入車が入り口を塞いでしまったり、交通の妨げになる
足場の資材搬入にはトラックを使います。荷卸しには数時間かかることもあり、その間トラックをそこに駐車しておくことでお隣の駐車場から車が出られない。入庫できない。そんなことも考えられます。交通の妨げになり車や自転車、歩行者が通れない、道路にはみ出しての作業などもトラブルになります。
私達、街の屋根やさんでは足場の工事の有無に関わらず、近隣へ配慮が必要な工事前には必ず事前に工事の期間とどのような作業を行うかをご挨拶と共に説明させていただいております。また、道路に駐車し交通の妨げになる作業が必要な場合は、事前に道路使用許可ををの地域の警察署に申請し許可を得る必要があります。
ケース2:足場資材搬入や仮設時の騒音
足場資材は金属製ですので、搬入時は結構な騒音になります。また、足場を組み立てる場合にはインパクトドライバーを使って単管を締め付けることや、くさび式の足場はハンマーを使って部材同士を接合することもあります。金属なので音もやはり大きくなってしまいます。足場の設置は一般的な大きさのお住まいで、全周を設置して半日から一日かかりますので、その間の騒音については近隣への配慮が必要です。
事前に行う日時をお伝えし、ご理解をいただくことや、当然ですが早朝や夜間等の作業をしないことを守らなければなりません。
ケース3:工事中の騒音やほこり、塗料の飛散
足場と直接関係はないのですが、足場を使った工事には外壁塗装や屋根葺き替え工事、屋根カバー工法など大規模な工事が多いです。外壁塗装でしたら高圧洗浄や塗料の飛散。屋根葺き替え工事やカバー工法ではほこりが舞うなどの問題が考えられます。基本的にそのような工事の場合はメッシュシートを設置し、近隣へ汚れや塗料、ほこりが飛散しないように配慮いたします。また、近くに車が駐車されていたり、メッシュシートでは防ぎきれない塗料の飛散が考えられる吹き付け塗装などの場合は車自体に養生(カバー)をとりつけ万全の状態をとります。
ケース4:足場が敷地内からはみ出る、無断での侵入
足場を設置するにも十分なスペースがとれない場合は、近隣の敷地を使わせて頂くケースがあります。もちろん事前にお話しさせていただき、期間やどのような作業をするか、設置する場所についてもご説明し許可を頂いてから実施することになります。これらを怠った場合、勝手に敷地に足場が設置されて困る!といったトラブルに発展してしまいます。
ケース5:庭木や建物を破損させてしまう
資材の搬入時や工事中にお施主様だけでなく近隣の方への迷惑がかかってしまうケースです。あってはならないことですが、足場を設置できないからと無断で枝を伐採したり、プランターを移動させるといった軽微なこともかならず許可をいただいてから実施しなければなりません。また、やむを得ず資材を当てて破損させてしまったなどの場合は速やかに状況の報告と誠心誠意お詫びをし、今後の対応についても説明いたします。
強風による倒壊
春一番などの強風、台風などの暴風で必ずと言っていいほど、強風による被害として報道されるのが足場の倒壊です。想定以上の風が吹いてどうしようもなかったというケースも多いのですが、実は人災であるケースも多数、見受けられるのです。
足場は鉄パイプですから、単体ではほとんど風の影響を受けることがありません。しかし、実際の現場ではゴミや塗料、埃の飛散を防ぐため、シートが掛けられます。シートを掛けると風の当たる面積が増えるため、途端に強風に弱くなるのです。
足場に掛けられるシートにはさまざまなものがあり、都市などでは騒音対策として防音タイプのものが使われることがあります。この防音タイプ、施工中の騒音を外部に伝えないのはいいのですが、通常のメッシュシートに較べて風通しが悪いため、強風時に倒壊しやすいのです。
足場の強風への対策は駆けられているシートを畳んで、しっかりと足場に括り付けておくだけです。竜巻などは突発的に発生するので避けようがありませんが、台風などは何日も前から進路が予想されています。台風で足場が倒壊してしまうのはほとんどが人災です。
トラブルが起こってしまった場合の対処
ご自分のお住まいの工事で近隣の方などへ迷惑をかけてしまった場合は、私達、街の屋根やさんでは工事に関するトラブルについてしっかり対応させていただきます。他の業者についても同様で、基本的には工事を依頼した会社に対応をゆだねることになります。
工事前には施工のスケジュールや施工する会社名、担当者、連絡先を記載した挨拶状を準備し、ご挨拶とともに内容を説明しご理解いただいた上で工事を実施します。何か問題があれば施工会社に連絡がとれるようにしっかり配慮をしておくことでトラブルを最小限にとどめます。
逆にトラブルの被害にあってしまった場合も同様で、基本的には施工会社へ連絡をとることになります。あくまで工事についての問題であって、住民へ直接クレームをいれると問題がこじれる危険があります。近隣の方とのお付き合いにひびがはいりかねませんので、慎重な対応を行いましょう。
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Q3.弊社をどのように探しましたか?
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Q4.弊社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
はい
Q5.何が決め手となり弊社にお問合せをされましたか?
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Q6.実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
聞きたかったことに答えて下さりありがたかったです。