瓦屋根の塗装は必要?不要?瓦の種類別に正しいメンテナンス方法を解説
更新日 : 2026年01月25日
更新日 : 2026年01月25日
瓦屋根の塗装について調べていると、「瓦屋根は塗装が必要」「いや、塗装はいらない」と、正反対の情報を目にすることがあります。
実際、瓦屋根の塗装が必要かどうかは、屋根の状態ではなく瓦の種類によって判断が分かれます。
陶器瓦のように塗装を必要としない瓦がある一方で、セメント瓦やモニエル瓦のように、塗装によるメンテナンスが欠かせない瓦も存在します。
この違いを知らないまま判断してしまうと、不要な工事を勧められたり、本来必要なメンテナンスを逃してしまう可能性があります。
この記事では、瓦屋根の塗装が「必要なケース」「不要なケース」を瓦の種類別に整理し、塗装のメリットや注意点、あわせて知っておきたい正しいメンテナンス方法について分かりやすく解説します。
瓦屋根のメンテナンスで迷っている方は、ぜひ判断材料として参考にしてください。
瓦屋根の塗装は必要?基本的な考え方

瓦屋根と聞くと「塗装はいらない」「メンテナンスフリー」と思われがちですが、すべての瓦屋根が塗装不要というわけではありません。
瓦にはいくつか種類があり、素材や製造方法によって塗装の必要性が大きく異なります。
例えば、粘土を高温で焼き上げた陶器瓦(いぶし瓦・釉薬瓦)は、表面がガラス質になっているため塗装の必要は基本的にありません。
一方で、セメントを主原料としたセメント瓦・モニエル瓦は、表面の塗膜によって防水性を保っているため、定期的な塗装が不可欠です。
つまり、瓦屋根の塗装を検討する際に最も重要なのは、「自宅の瓦がどの種類なのか」を正しく把握することです。
誤った判断で不要な塗装を行ったり、逆に必要なメンテナンスを怠ったりしないよう注意が必要です。
塗装が必要な瓦・不要な瓦の違い

瓦屋根の塗装可否は、以下のように整理できます。
塗装が不要な瓦
-
陶器瓦(和瓦・洋瓦)
-
いぶし瓦
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釉薬瓦
これらは素材自体に高い耐久性・防水性があり、塗装をしても性能向上はほとんど期待できません。
むしろ、塗膜が剥がれることで見た目が悪化するケースもあります。
塗装が必要な瓦
-
セメント瓦
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モニエル瓦
これらの瓦は経年劣化によって表面の塗膜が失われると、防水性が低下し、雨水を吸収しやすくなります。
放置するとコケやカビの発生、瓦の割れ・劣化を招くため、10~15年を目安に塗装メンテナンスが推奨されます。
また、モニエル瓦は専用の下塗り材が必要になるため、瓦の種類を正確に見極められない業者には注意が必要です。
瓦屋根を塗装するメリット・注意点

瓦屋根を適切に塗装することで、以下のようなメリットがあります。
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防水性の回復・維持
-
コケや藻の発生を抑制
-
屋根の美観向上
-
瓦の劣化スピードを抑える
特にセメント瓦の場合、塗装は「見た目をきれいにする」だけでなく、屋根材を保護する重要な役割を果たします。
一方で、注意点もあります。
前述の通り、塗装不要な瓦に塗装を勧めてくる業者には要注意です。
また、下地処理(高圧洗浄・下塗り)が不十分な塗装は、数年で剥がれてしまうリスクがあります。
瓦屋根の塗装は、屋根材の知識と施工実績がある業者に依頼することが、失敗を防ぐ最大のポイントです。
瓦屋根のメンテナンスで本当に大切なこと

瓦屋根のメンテナンスで重要なのは、「塗装ありき」で考えないことです。
瓦屋根の本質的なメンテナンスは、以下の点にあります。
-
瓦のズレ・割れの点検
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漆喰(しっくい)の劣化補修
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棟部分の歪み・崩れの確認
特に陶器瓦の場合、塗装よりも漆喰補修や瓦の積み直しの方が、雨漏り防止や耐久性向上につながります。
「瓦屋根だから塗装が必要」「屋根塗装が一番安いから」という理由だけで判断せず、屋根全体の状態を見た上で最適なメンテナンス方法を選ぶことが大切です。
まずは専門業者による点検を受け、自宅の瓦屋根に本当に必要な工事を見極めましょう。
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