袖ケ浦市百目木にて台風被害で破損した瓦屋根に火災保険を適用した補修工事を実施





工事のきっかけを伺いました!

担当:谷
袖ケ浦市百目木で賃貸住宅を管理されているオーナー様より、台風の影響で屋根瓦が破損し、室内に雨漏りが発生しているとのご相談を頂戴しました。
オーナー様は急いで修理業者を探されたものの、対応可能な業者が見つからずお困りの状況だったようです。
その際、インターネットで情報を探す中で、私ども「街の屋根やさん」のページをご覧になり、近隣の工事店から相次いで断られたり連絡が取れなかったこともあり、藁にもすがる思いで当社へお問い合わせくださったとのことでした。
雨漏りによって入居者様が不安な状況に置かれているため、早急に状況を確認する必要があるとのお話を受け、現地調査をご依頼いただきました。
オーナー様は急いで修理業者を探されたものの、対応可能な業者が見つからずお困りの状況だったようです。
その際、インターネットで情報を探す中で、私ども「街の屋根やさん」のページをご覧になり、近隣の工事店から相次いで断られたり連絡が取れなかったこともあり、藁にもすがる思いで当社へお問い合わせくださったとのことでした。
雨漏りによって入居者様が不安な状況に置かれているため、早急に状況を確認する必要があるとのお話を受け、現地調査をご依頼いただきました。

担当:谷
- 施工内容
- 瓦屋根工事
- 築年数
- 築40年以上
- 平米数
- 36㎡
- 施工期間
- 4日
- 使用材料
- 日本瓦・シルガード
- 費用
- 110万円
- ハウスメーカー
- 保証
台風被害を受けた瓦屋根を点検調査

袖ケ浦市百目木で貸家を所有されているオーナー様よりご相談をいただきました。
昨年の台風被害によって屋根の瓦が多数損傷し、室内で雨漏りが発生しているとのことで、借主様から急遽連絡があったそうです。
40年以上の建物ということもあり、状況を心配されたオーナー様は、すぐに近隣の工事店へ連絡を取られたものの、屋根業者にはなかなかつながらず、対応に苦慮されていたとのことでした。
また、数社へ問い合わせを行った際には、受付段階で対応を断られてしまうケースもあったようです。
インターネットで情報を探されるうちに、私ども「街の屋根やさん」のページをご覧になり、もしかしたら対応してもらえるかもしれないというお気持ちでご連絡をいただいたとのことでした。
現地調査へ伺うと瓦はかなり破損している状態でした。

オーナー様の貸家は築年数が相当経過しており、入居者様が生活されている状況では、特に大きな支障がない限り大規模なメンテナンスを行うことが難しかったとのこと。
そうした背景の中、これまでに経験のない規模の台風が襲来し、屋根の瓦が損傷してしまったという経緯を伺いました。
工事する建物は二階建ての日本家屋です。
強風によって棟瓦が広範囲にわたり飛散し、その落下した瓦が下屋根に衝突したことで、さらに被害が広がる結果となっていた状況です。
一次被害が二次被害を呼ぶ形となり、瓦屋根全体で損傷が連鎖的に発生していました。

お住まいの周囲は畑や田んぼが広がり、風を遮るものがほとんどない環境でした。
そのため強風の影響をまともに受けてしまい、被害は主に屋根の頂部に設置されている棟瓦へ集中していました。
外部から何かが飛来して壊れたわけではなかったため、瓦以外の下地部分に大きな損傷が見られなかったのは不幸中の幸いでした。
瓦屋根の利点として、割れた部分は該当の瓦を差し替えることで元の状態に戻せる点があります。
一方で屋根材によっては部分的な補修が難しいものもあり、その場合は工事費がかさんでしまうケースもあります。
雨漏りした室内(和室天井)を点検

今回、瓦の破損によって室内で雨漏りが発生し、和室の天井には雨染みが広がっていました。
雨量が多かった影響で畳にも大きな損傷が生じており、屋根と室内の双方で被害が出ている状態です。
全面的に補修を行う場合、相応の費用が必要となります。
オーナー様は火災保険に加入されていたため、自然災害による損傷として火災保険の適用が可能でした。
台風のような風災による被害は、住宅(財産)を維持するための保険の対象となる場合が多いものです。
今回のケースでは保険適用が認められたことで、負担を大きく抑えられる見通しとなり、オーナー様も安心されたご様子でした。
破損した瓦を撤去

災害時の瓦屋根工事では、まず最初に破損した瓦の撤去作業から進めることになります。
特に棟瓦が倒壊している場合、土台として大量の屋根土が使われているため、これを取り除く作業は非常に手間がかかります。
経年劣化した屋根土は崩れやすく、触れるだけで落ちてしまう状態ということもあり、慎重な作業が必要になります。
また、撤去に伴って相当量の残材が発生する点も避けられません。
撤去した瓦を移動

瓦の撤去と移動作業が少しずつ進み、屋根全体の状況が整理されてきました。
瓦は、最初に設置されていた位置へ可能な限り戻さなければ、同じ形状であっても元の場所に収まらなくなることが多く、微妙な違いが影響を生みます。
もし収まりが悪い場合には、一枚ずつ形を整えるため軽く削って調整する必要がありますが、これが大量に発生すると作業全体に大きな負担がかかります。
そのため、作業では元の順序を崩さないよう丁寧に撤去し、並べ直すことで、再設置をスムーズに進められるよう工夫していきます。
瓦の差し替え工事

瓦の差し替え工事を行いました。
瓦は各所で損傷が見られましたが、可能な限り破損箇所を一か所へ集約する形で補修を進めていきます。
慎重かつ丁寧な作業が求められる工程となります。

現在流通している日本瓦と、施工当時に使用されていた日本瓦とでは、わずかな寸法差によって同じ位置に収まらないことがあります。
そのため、一枚ずつ加工しなくても済むよう、破損した部分をまとめて整える方が、仕上がりも美しく、作業効率の面でも優れています。
もちろん、抜け落ちた箇所へ瓦を差し替える手間はかかりますが、後の工程全体を考えると、一か所にまとめて補修する方法のほうが無駄がありません。
また、新品の瓦と当時の瓦では表面の風合いが微妙に異なるため、散在させてしまうと見た目にムラが出てしまいます。
一か所に集めて施工することで、外観としてもより整った印象に仕上がります。
軒先瓦の入れ替え工事

軒先瓦の入れ替え工事を行いました。
瓦工事では、設置方法が種類によって異なる点が特徴です。
棟瓦のほか、軒先瓦やケラバ瓦といった「役物瓦」は、屋根の先端部や端部に取り付ける専用の瓦になります。
これらの役物瓦は、他の瓦と違い、釘やビスで屋根本体へ固定して設置する仕組みが採用されています。
固定式であるため、一度設置すると微調整が難しく、位置や角度を慎重に整えて取り付ける必要があります。
こうした点が通常の瓦との大きな違いとなります。
棟瓦の取り直し工事

最後に、棟瓦の取り直し工事です。
棟瓦を設置する際には、まず土台を整えますが、従来の屋根土とは異なり、今回の工事ではシルガード(南蛮漆喰)を使用しています。
シルガードは消石灰をベースとし、シリコンやカーボンなどが練り込まれているため、高い強度と優れた防水性を備えています。
従来の屋根土のように経年で崩れる心配がなく、棟の形状を長期間維持できるため、漆喰の詰め直し工事が不要となり、結果としてメンテナンス費用の軽減にもつながります。
完工

破損した瓦屋根に火災保険を適用した補修工事が無事完工しました。
災害により屋根の各所が損傷し、雨漏りも発生するなど大変な状況でしたが、火災保険を活用することで修繕が可能となりました。
その結果、借主様は日常生活を安心して取り戻すことができ、オーナー様も余計な出費を抑えられる形となり、大変喜ばれていました。
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