強風で飛ばされた棟板金を修理！樹脂製貫板「タフモック」で安心の屋根に！
工事のきっかけを伺いました！
担当：谷
長南町棚毛にお住まいのお客様より、「夜中の強風で屋根の一部が飛ばされてしまった」とご連絡をいただきました。
ご自宅は築30年ほど経過した平屋で、これまでも自身で屋根に上がって釘の浮きを締めたりと定期的なメンテナンスを行っていたそうです。
以前から棟板金の浮きが気になっていたため今年こそは屋根塗装と併せて専門業者に頼もうと考えていた矢先、強風による被害に遭われてしまったとのことでした。
幸いにも落下による二次被害はありませんでしたが、屋根の頂上部にある棟板金が外れた状態では雨漏りなどのリスクも大きくなります。
お客様はインターネットで複数の業者を比較検討し、弊社へお問い合わせくださいました。
ご自宅は築30年ほど経過した平屋で、これまでも自身で屋根に上がって釘の浮きを締めたりと定期的なメンテナンスを行っていたそうです。
以前から棟板金の浮きが気になっていたため今年こそは屋根塗装と併せて専門業者に頼もうと考えていた矢先、強風による被害に遭われてしまったとのことでした。
幸いにも落下による二次被害はありませんでしたが、屋根の頂上部にある棟板金が外れた状態では雨漏りなどのリスクも大きくなります。
お客様はインターネットで複数の業者を比較検討し、弊社へお問い合わせくださいました。
担当：谷
- 施工内容
- その他の工事
- 築年数
- 約30年
- 平米数
- 施工期間
- 1日
- 使用材料
- 樹脂製貫下地(タフモック）
- 費用
- 30万円
- ハウスメーカー
- 保証
- お付けしておりません
今回は、千葉県長南町棚毛で行った棟板金交換工事をご紹介します。
夜中の強風で屋根の板金が飛ばされてしまい、お困りだったお客様からのご相談でした。
現地調査の結果、下地の木材が腐食しており、このままでは雨漏りの危険がある状態。
そこで、腐らない樹脂製下地「タフモック」を使用して安心の屋根に仕上げました(^^)/
まずは、現地調査の状況からお伝えいたします！
棟板金の浮きと腐食を確認
まずは現場に伺い、屋根の状態を確認します。
棟板金の一部が強風で外れており、残っている部分も釘が浮き上がっている状態です。
板金を固定している貫板（ぬきいた）という下地材には木製素材が使用されており、指で押すとへこむほど腐食が進行していました。
棟板金は屋根の頂上に取り付けられていますが、固定先である貫板が腐ると固定力を失ってしまいます。
特に、台風や春先の強風で被害が出やすいのが特徴です。
棟板金が残っている部分も屋根材と棟板金の間に隙間ができており、飛散するリスクがありました。
樹脂製貫板を使用した交換工事をご提案
腐食した貫板は再利用できないため、今回は貫板を含む棟板金交換工事をご提案させていただきました。
また、現在では木製よりも耐水性に優れた樹脂製貫板が登場しています。
貫板には樹脂製貫板「タフモック」を使用して、棟板金交換工事を進めさせていただきます。
棟板金交換工事
それでは、工事の流れをご紹介いたします。
既存棟板金と下地の撤去
工事当日は天候にも恵まれ、予定どおり作業を開始することができました。
まずは破損した棟板金と古い木製下地をすべて撤去します。
棟板金は屋根の形状に合わせて連結されているため、丁寧に順を追って外していく必要があります。
撤去後の下地を見ると腐食によりボロボロになっており、釘穴の周囲には水が染み込んだ跡が多数見られました。
木下地が劣化すると釘の保持力が低下するため、再利用はできません。
下地をすべて取り除き、屋根の頂上部を清掃してから新しい下地材を取り付けていきます。
樹脂製貫下地「タフモック」の設置
続いて、貫板を設置していきます！
今回使用する「タフモック」は、木材の代替として開発された樹脂製の下地材です。
水分による腐食やシロアリ被害のリスクが抑えられ、木材と比較して耐久性にも優れます。
棟板金が被害を受けやすい強風に対しても、安定した固定力を発揮してくれます！
下地がまっすぐでないと板金の仕上がりにも影響するため、設置の際は水平を確認しながら慎重に施工します。
屋根の頂上部にしっかりとしたラインを作っていきます(^^♪
新しい棟板金の加工と取り付け
次に、新しい棟板金を現場で加工して取り付けていきます。
棟板金は通常2メートル前後の長さで、屋根形状に合わせて繋ぎ合わせていく必要があります。
角度や重なりの微調整は、職人の経験がものを言う工程です。
板金同士の重なり部分は風向きを考慮して配置し、雨水が流れる方向を妨げないようにしました。
見た目にも美しく、防水性能の高い棟板金へと生まれ変わりました。
ビス固定と仕上げ
新しい棟板金は、従来の釘ではなくステンレスビスでしっかりと固定します。
ビスは固定力に優れ、長期間の安定性を確保できるのが特徴です。
さらに、重ね部分や端部には雨水の侵入を防ぐための防水処理を施工。細部まで手を抜かない仕上げで、耐久性を高めます。
最後に全体を確認し、板金の浮きや歪みがないかを点検。
お客様にも実際に屋根の写真を見ていただき、「これでしばらく安心できます」と喜んでいただきました(#^^#)
棟板金交換工事の完工
以上で、棟板金交換工事が完工です。
樹脂製貫板を使用したことで耐水性が大きく向上し、既存の状態よりも耐久性がパワーアップしています。
強風による飛散リスクも抑えられるため、お客様にもよりご安心いただける仕上がりとなりました(^^)/
屋根の頂上部にある棟板金は普段の生活では目に入りにくく、異常や劣化に気づきにくい特性があります。
捲れ・飛散被害を未然に防ぐためにも、定期的な点検・メンテナンスを行われることをおすすめいたします。
棟板金のお困りごとも、街の屋根やさんにお任せください！
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Q2.工事を検討したきっかけは何ですか？どんなことで悩まれていましたか？
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