千葉市若葉区東寺山町で棟板金が飛散してしまったスレート屋根を調査。棟板金の役割や下地の貫板・防水紙など詳しく解説します
更新日 : 2022年05月12日
更新日 : 2022年05月12日
千葉市若葉区東寺山町へ、スレート屋根が一部飛散してしまったとのご相談をいただき現地調査にお伺いしました。街の屋根やさんでは無料で現地調査とお見積もりの作成を承っておりますので、屋根のことでお困りの際はお気軽にご連絡ください。
どうやら飛散した部材は屋根の頂上に設置されている棟板金で、棟板金を固定する貫板が腐食してしまったことが原因のようです。最適な工事を行うため、詳しく現場を見ていきます。
棟板金の役割とは？
それでは屋根に上り、スレート屋根の状態を確認していきましょう。すると、棟板金の一部が外れてなくなっていることがわかりました。棟板金は屋根の頂上部に設置されるため雨や風の影響を受けやすく、屋根の部材の中でも不具合が起こりやすい箇所の一つです。また、棟板金は屋根の面同士が重なった接合部を覆い、隙間から雨水が入らないようにするという役割も担っています。そのため、棟板金が欠損していると屋根内部へ雨水が入り込んでしまう恐れがありますので、早急に対処することが大切です。
貫板や防水紙も劣化
棟板金を近くで確認していくと、下地の貫板が露出しており、さらにはその下にある防水紙も見えてしまっていることがわかりました。下地である貫板は棟板金を固定するために設置されているのですが、木材が腐食してしまったことで固定力がなくなり、今回の棟板金飛散を招いてしまったようです。
また、よく見ると貫板の隙間から防水紙が切れてしまっていることも確認できました。防水紙は屋根の下に敷設され、室内への雨水侵入を防ぐ要となる部材です。通常であれば棟板金や屋根材が損傷しても、防水紙が無事ならすぐに雨漏りが発生することはないのですが、今回は防水紙が傷んでいるということで雨漏りに繋がってしまいます。工事までに雨が降ってしまっては大変ですから、雨漏りを防ぐための仮養生をさせていただきました。
お客様のお住まいに設置されている屋根には苔が発生しており、勾配も急であったため部分的な足場仮設と、棟板金交換工事をご提案いたしました。貫板の腐食が原因となっているため、貫板と棟板金を新しいものに交換します。貫板は木材だけでなく、腐食に強い樹脂製の素材もありますのでご検討の方はお気軽にご相談ください。
私達、街の屋根やさんでは棟板金工事を1㎡当たり税込み6,050円から承っております。足場の設置が必要となる場合は別途費用が必要になってしまいますので、その場合は併せて屋根塗装や外壁塗装工事、雨樋工事などもご検討いただくと足場の仮設を有効活用できるためオススメです。数種類のお見積りパターンを作成することもできますので、是非街の屋根屋さんの無料点検をご活用ください。スタッフ一同、新型コロナウイルス対策も引き続き徹底してまいります！
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Q3.弊社をどのように探しましたか？
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