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芝山町新井田にて谷部分のヒビ割れが多く発生しているパミール屋根の点検
更新日 : 2021年12月07日
更新日 : 2021年12月07日
芝山町新井田にお住まいのお客様より屋根・外壁のメンテナンスをご検討中ということで点検のご依頼をいただきました。屋根や外壁のメンテナンスのおすすめは築10年経過前後からご検討を始められるのが望ましいです。雨漏りや、不具合・破損などが無い場合も、まずはご自宅の屋根や外壁などの状態や、今後修繕したほうが良い部分などを把握しておくことができます。それにより、ライフプランに合わせて計画的に無理なくメンテナンスを行うことが可能です。今回は、現地調査の結果をご報告します。
屋根の状態を確認
屋根材の重なり部分の色が変わっています。これは、劣化により塗装剥がれることで防水性能が損なわれてきているため、屋根材の1枚ごとの下端(小口)部分に水分が溜まり、水分を吸収しやすくなっています。反りが発生している部分も見受けられました。
屋根材はパミールでした
パミール屋根材の特徴的な不具合である「層間剥離」が確認出来ました。小口部分が水分を含んだことで、剥がれやすくなってしまったようです。「層間剥離(そうかんはくり)」は、築後10年程で屋根材の端部分が剥がれてくるのが特徴です。剥がれた部分に雨水などの水分が侵入しては乾燥することを繰り返すことで、端の捲れ・浮き(反り)などの発生に繋がります。スレート材自体の強度が落ちてくるのでクラックが入り割れやすくなります。
雨漏りに繋がる恐れ
屋根の面と面が合わさる「山」の部分を「棟板金」で覆っていますが、大棟(おおむね)と下り棟のつなぎ目はコーキング処理を施しています。コーキングにも寿命があり、劣化してくると剥がれてきます。そこから雨水が浸入したり、隙間から風が吹き込み棟板金の浮きが発生する恐れもあります。屋根の面と面が合わさる「谷(樋:たにとい)」の部分の板金を「谷板金」といいます。谷樋部分は、屋根に降った雨水を軒先の雨樋(あまどい)へ排出させる役割をしています。谷樋へ雨水があつまるため、谷樋沿い部分の屋根材の劣化が進んでいました。層間剥離や、細かなヒビ割れが多く見受けられました。
お客様は、屋根塗装をご検討でしたが、パミール屋根材は、既存のまま塗装しても、数年のうちに「層間剥離」を起こしたり、反りや日々割れが発生するなど、塗装メンテナンスをやる意味が無くなってしまう屋根材です。屋根については、現在の状態から「屋根カバー工法」のご提案となりました。
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