集合住宅の台風被害、室内雨漏りと瓦屋根の修繕工事、千葉市花見川区
2013年11月23日更新
本日は千葉市花見川区へ建物調査にお伺いしました。
調査した建物は集合住宅（アパート）でしたが、幸いにも雨漏りした部屋はご入居者がいないお部屋だったので、
ご入居者様にはご迷惑がかからなかったとの事でした。
まずは状況をお聞きしてから、室内の雨漏りの様子を確認させていただきその後は屋根の様子を確認しました。
室内は雨の跡が天井に残っていて、床にも雨水が落ちて溜まっていた跡が残っていました。
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天井の雨染みの様子をみると最近できた事がよくわかり、床の染みも雨の侵入量がわかる状態でした。
大家さんは既に火災保険の被害申請を済ませておりましたので、調査では建物寸法や工事を行う際の
注意点などの確認を行いました。
【調査により見つかった台風被害】
左：地瓦の並びが歪んでいました 右：棟瓦の並びが歪んでいました
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左：棟瓦を固定する銅線が歪んでいました 右：瓦をめくると雨が入った跡がはっきりとわかりました
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左：地瓦が割れていて、防水紙の劣化がありました 右：地瓦の割れがそのほかの場所にもありました
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台風などの強風と雨が合わさって起きた災害では、部材のズレや飛散と合わせて雨漏りが起きます。
部材のズレや割れについては、以前から劣化が起きていた箇所が強風で飛ばされてしまう事も多く、
以前から気になっていたが修理をせずにいた箇所が飛散してしまったという方もおります。
定期点検を行っている方は少なく、実際に被害を受けた時に瓦や板金等が落ちてきた場合は確認が
できますが、そうでない場合はなかなか気づかない事がほとんどです。
災害後はまずは少し遠目からご自宅を見て見てください。
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