棟板金とは?台風被害を受けやすい理由や修理方法まで詳しくご紹介!
更新日 : 2024年08月14日
更新日 : 2024年08月14日
棟板金は、スレートや金属屋根材などの屋根材同士の合わさり部に生じた「隙間」を保護する大切な役割を担っています(^^)/
しかし、その一方で台風に等によって生じた強風の影響を受けやすく、特に下地・土台である「貫板」が劣化している場合には捲れ・飛散被害のリスクが大きいとされています!
この記事では棟板金の場所や役割、台風による被害を受けやすい理由やその修繕方法まで詳しく解説致します!
棟板金の場所・役割
まず、棟板金は屋根の頂点などの「屋根材同士の合わさり部」に設置され、主に雨水の侵入を防ぐ役割を果たしている非常に重要な建材です!
屋根の面と面が合わさる部分は隙間ができやすく、この隙間から雨水が浸入すると雨漏りの原因になります。
棟板金はこうした隙間をしっかりと覆い隠すことで、雨水の侵入を防ぐと同時に、屋根材を固定する役割も担っています。
一方、棟板金は屋根の最も高い位置にあるため「風の影響」を受けやすく、特に台風などの強風によって捲れたり飛散したりする危険性があります(>_<)
このため、屋根材と同様に定期的な点検やメンテナンスが必要です!
特に、土台である「貫板」の劣化・固定している釘の浮きが進むと棟板金が不安定になり、隙間が生じやすくなります。
上記の様な状態を放置してしまいますと雨水が浸入する事で雨漏りの原因となったり、最悪の場合には棟板金が飛散して大きな事故が発生する可能性もあります。
また、一般的に棟板金には耐腐食性・耐久性に優れた「ガルバリウム鋼板」が使用されます!
一昔前に良く使用された「トタン」と比較して錆に非常に強い耐性を誇りますが、その一方で必ず錆びないというわけではありません(>_<)
飛来物の落下などによって出来たキズから錆が広がってしまうケースもありますので、「錆に強いガルバリウム鋼板を使用しているから…」と油断せずに定期的な点検・メンテナンスを行っていくことが大切です!
ガルバリウム鋼板自体の耐用年数は約15年程度と言われていますが、内部の貫板の劣化も考え約7~10年に一度は専門業者に点検を依頼しましょう(^^)/
捲れ・飛散被害に繋がる棟板金の劣化症状
棟板金の劣化症状としてよく見られるのが、主に釘の抜けや板金の浮きです。
これらの不具合は温度変化による素材の収縮によっても起こりますが、大きな要因となるのが貫板(ぬきいた)の腐食・劣化進行によるものです(>_<)
棟板金を固定する貫板の劣化が進行する事で固定力が失われていき、固定釘の浮きに繋がります。
釘が抜けると棟板金がしっかりと固定されなくなり、結果として板金自体が浮いてしまいます(;_;)
この「浮き」に強風が吹きこむ事で強風時に棟板金が捲れるリスクが高まり、最悪の場合には飛散する可能性もあります!
前述の通り、棟板金の寿命は一般的に約15程度とされていますが、釘の抜けや板金の浮きといったトラブルはそれよりも早い時期に発生することが多いです。
そのため、やはり7~10年を目安に定期的なメンテナンスを行うことが推奨されています!
捲れ・飛散被害に限らず、棟板金の劣化は雨漏りの原因となる可能性もあるため早めの修理や交換をしていきましょう!
防水の為に棟板金の合わさり部に施された「コーキング」の劣化にも注意しましょうね(^^♪
棟板金の補修方法「棟板金交換工事」
著しい劣化・損傷が棟板金に確認された場合、一般的に行われるのが「棟板金交換工事」です!
棟板金やその下地材である貫板を新しいものに取り替える為、棟板金の耐久性・防水性を回復させることが出来ます!
作業自体は「半日~1日」で完了することが多く、屋根修理の中では比較的簡単な部類に入りますが、安全の為に足場を仮設する必要があります。
また、台風や強風による被害であれば火災保険が適用される場合もあるため、事前に確認しておく事もおすすめいたします!
まずは、信頼できる専門業者に点検・お見積りを依頼しましょう(^^♪
新しい貫板におすすめしたい「樹脂製の貫板」
棟板金交換工事をご検討されている場合、おすすめしたいのが「樹脂製の貫板」です!
まず、一般的に貫板に使用されている「木製の貫板」は施工性が高いと言うメリットがあるものの「水分に弱い特徴」を持っています!
その為、空気中の水分を吸水してしまう事で劣化が進行してしまうリスクがあります。
一方、樹脂製の貫板は水分の影響を受けにくい種類の素材です!
木製の貫板と比較して耐久性・耐用年数にも優れ、長く安心市でご使用いただけます(^^)/
棟板金交換工事をお考えの方がおられましたら、素材選びについてもぜひご検討ください!
樹脂製の貫板を使用した棟板金交換工事の事例
こちらは、習志野市香澄のお客様よりご依頼をいただき、実査に施工させて頂いた「樹脂製の貫板を使用した棟板金交換工事」の施工事例です!
訪問業者より棟板金の異常を指摘されご不安になられたお客様よりご相談をいただき、施工させて頂く運びとなりました。
点検の様子~施工の流れまでご紹介させて頂いておりますので、ぜひご覧さい!
棟板金の点検・メンテナンスもお任せください!
ここまで棟板金の場所や役割、劣化症状について詳しい情報を解説させて頂きました!
棟板金は屋根の棟部分を保護する役割を担う一方、下地材である貫板の劣化進行を大きな要因として捲れ・飛散被害を引き起こしてしまうリスクがあります(>_<)
また、強風による被害を受けやすい特徴を持っている為、特に台風がよく通過する地域に建物がある場合には注意が必要です!
台風が襲来する前に点検・メンテナンスを行っておくことで、上記の様な被害を未然に対策しておくこともポイントです(^^♪
私達、街の屋根やさんは棟板金交換工事をはじめ、屋根の塗装やリフォームの実績を豊富に持っております!
点検~お見積もりの作成まで無料にてご対応させて頂いておりますので、住宅のお困り事は街の屋根やさんにお任せください(#^^#)
最適な施工方法をご提案させて頂きます!
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