習志野市香澄にて錆てしまった棟板金の交換工事を実施、貫板にタフモックを使用致しました





工事のきっかけを伺いました!
担当:岡野
習志野市香澄にお住まいのK様邸にて行った棟板金交換工事の様子をご紹介致します。「訪問業者から棟板金の釘が浮いており飛散する危険性があるので交換した方が良いと言われたので点検をお願いします。」と、お問い合わせをいただきました。3年前の台風の影響でスレート屋根の隅棟の棟板金が飛散してしまった際にK様よりお問い合わせをいただき被害箇所の棟板金部分交換工事のご依頼をいただいた経緯があり、今回もご連絡をいただきました。K様邸にお伺いし、以前施工した箇所以外の棟板金を調査すると若干釘が浮いていました。また、棟板金の塗膜が剥がれて錆が発生していました。釘の浮きは今すぐ交換しなければならない状態ではありませんでしたが、錆は進行してしまうと腐食や穴開きが発生してしまい雨漏りの原因になってしまいます。屋根全体の塗膜も剥がれておりスレートに苔・藻・カビが発生している事から屋根塗装工事をご提案致しましたが、屋根塗装工事も検討しているが、今回は棟板金のみのメンテナンスを行いたいとの事でしたので錆が発生している棟板金を部分的に交換する旨ご説明し、棟板金部分交換工事のご提案をしたところ工事のご依頼をいただきました。
担当:岡野

- 施工内容
- 棟板金交換
- 築年数
- 築30年
- 平米数
- 11.2m
- 施工期間
- 1日間
- 使用材料
- GL鋼板 樹脂製貫板
- 費用
- 詳しくはお問い合わせください
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
- 保証
- お付けしておりません
調査の様子
調査の様子です。3年前に工事のご依頼をいただいたのは隅棟のみになりますので大棟の調査を実施すると棟板金を固定している釘が浮いているのを発見しました。棟板金は下地材の貫板に固定されていますが、貫板に使用されている材料の多くが木製のものになります。木製の貫板は経年により劣化してしまいますので釘を固定する力が低下し徐々に浮いてきてしまうのです。
棟板金が錆ている様子です。棟板金や屋根材のスレートは塗膜で保護されていますが紫外線や風雨、塵埃等の外的影響を日々受けておりますので塗膜が剥がれてしまいます。塗膜が剥がれてしまうと防水性が低下してしまいますので錆てしまうのです。錆が進行すると腐食し穴が開いてしまいます。穴が開いてしまうとそこから雨水が浸入してしまい棟板金やスレートの下に敷設されている防水紙が劣化してしまい雨漏りに繋がります。
お客様に調査のご報告をし、ご要望をお伺いしたところ今回は棟板金のメンテナンスのみをご希望でした。以前、弊社にて交換工事を行った棟板金は特に問題ありませんでしたのでメンテナンス未実施の箇所の棟板金交換工事をご提案したところ工事のご依頼をいただきました。
施工の様子
棟板金交換工事の様子です。棟板金交換工事は先ず、既存の棟板金を固定している釘をバール等の専用の工具を使用し解体撤去する工程から行います。既存の棟板金を解体すると貫板が劣化しておりました。釘の浮きはこの貫板の劣化が原因になります。
既存の貫板を解体撤去する様子です。既存の棟板金を撤去しましたら貫板もバール等を用いて解体撤去していきます。既存の屋根材のスレートを破損させないように注意しながら解体していきます。貫板を解体する際には雨水が屋根から侵入した形跡が無いか確認しながら作業を行います。貫板の解体撤去が完了しましたら、解体時に発生した貫板の破片や為っていたゴミや埃を綺麗に清掃し次の工程に移ります。
下地材の貫板を設置
棟板金の下地材の貫板を設置する様子です。既存の棟板金と貫板を解体撤去しましたら棟板金の下地材の貫板を設置します。設置する際にはビスで固定していきます。既存の貫板は木製でしたが湿気や雨水等の水分により劣化していました。貫板が劣化してしまう事により棟板金を固定する釘が浮いてしまいます。釘が浮いてしまうと固定する力が弱くなり飛散や落下に繋がりますので新しい貫板には樹脂製貫板のタフモックを使用致しました。樹脂製貫板のタフモックは腐食に強く耐久性に優れた下地材になりますので耐風性にも優れています。
棟板金設置の様子
棟板金設置の様子です。貫板の設置、固定が完了致しましたら新しい棟板金をタフモックに被せて設置していきます。棟板金を固定する際には、棟板金に対して必ず横方向から固定します。棟板金に対して真上から釘やビスを打ち込んで固定した方がより強く固定できると思われがちですが、釘やビスで開いてしまった穴が真上に来てしまい、開けた穴から雨水が浸入してしまいますので雨漏りの原因になってしまいます。
棟板金と棟板金の繋ぎ目は加工して設置していきます。K様邸は寄棟ですので寄棟になっている接合部分を専用の板金鋏などを使用し加工して設置していきます。
棟板金と棟板金が重なる繋ぎ目部分は専用の工具で折り曲げて加工し、必ずコーキング材を充填して設置し、固定していきます。コーキング材は固定する役割や防水の役割を果たしますので雨水の浸入を防ぎます。
寄棟の接合部の加工した部分にシーリング処理を行います。シーリング処理を行う際にはマスキングテープで養生を行いシーリング材を充填していきます。シーリング処理をする事で雨水の浸入を防ぎます。
棟板金工事が完了です
棟板金交換工事が完了致しました。釘浮きや錆が発生していた棟板金を交換した事により飛散や雨漏りを未然に防げましたのでお客様に大変満足していただけました。
私たち街の屋根やさんでは引き続き新型コロナウィルス対策を行っており、必ずマスク着用でお伺いさせていただいております。ソーシャルディスタンスを徹底し、お客様やスタッフの安全管理を徹底致します。
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Q3.弊社をどのように探しましたか?
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Q4.弊社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
フランチャイズなのが
Q5.何が決め手となり弊社にお問合せをされましたか?
屋根専門でやられているところ
Q6.実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
疑問点にすぐ答えてもらってよかったです