スレート屋根の劣化症状とは?スレートのメリット・デメリットと併せて詳しくご紹介!
更新日 : 2024年08月09日
更新日 : 2024年08月09日
現在、日本国内において最も使用されている屋根材として挙げられるのが、「スレート」です!
お住まいの屋根にスレートが使用されていると言う方も多いのではないでしょうか(^^)/
軽量で施工性に優れ、何より安価である事が魅力なスレート屋根材ですが、苔が繁殖しやすくひび割れが生じやすいデメリットも抱えています!
それでは、スレートの劣化症状やそれに併せて必要な屋根工事にはどのようなものがあるのでしょうか(・・?
この記事ではスレート屋根の特徴・メリット・デメリットをはじめ、スレートの劣化症状やそれに適した屋根工事の種類まで詳しい情報を解説いたします(^^)/
スレートとは?
前述の通り、スレートは日本の住宅の屋根材として広く使用されている屋根材です(#^^#)
まず、注意が必要なのがスレートには「天然スレート」と「化粧スレート」の2種類があるという事です!
天然スレートは粘板岩などの天然石から作られ、耐久性が高く色褪せにくいという特徴があります。
しかし、東京駅の屋根に使用されていることで知られている一方、施工に高度な技術が必要で価格が高いため一般の住宅ではあまり見かけません。
一方、多くのお住まいにに広く使用されるスレートが、カラーベスト・コロニアルと呼ばれる事も多い「化粧スレート」です!
こちらはセメントに繊維素材を混ぜて作られ、価格が安く軽量で耐震性に優れることから一般的な住宅に多く使用されています!
また、化粧スレートには平板スレートや波形スレートなどの形状の種類があり、住宅だけでは無く工場や倉庫などさまざまな建物に使われています。
スレートのメリット
まず、スレート屋根のメリットとして挙げられるのが費用の安さです(^^)/
軽量で施工性に優れる事から、運搬や施工のコストが低く抑えられます!
瓦やガルバリウム鋼板屋根材にどに比べて安価であるため、予算を抑えたい方にとって魅力的です(#^^#)
次に、デザイン性の高さも大きな魅力と言えます!
スレートはカラーバリエーションが豊富でデザイン性が高く、落ち着きのある住宅にしたいと言う方~個性的な住宅を作りたいという方のニーズにも広く応えられます!
さらに、軽量であるスレート屋根のお住まいは、重量のある屋根のお住まいと比較して地震に強いこともメリットです。
スレートは1平方メートルあたり約21キログラムと非常に軽く、粘土瓦の約半分の重さしかありません!
この軽さにより建物にかかる負担が少なく、地震発生時の揺れを低減させる効果に繋がります。
最後に、スレート屋根の施工のしやすさは職人の技術による品質のばらつきが少ないため、均一で安定した品質を提供できることもポイントです。
スレート屋根はお客様だけでは無く、職人にも愛される屋根材として国内で広く普及しました。
スレートのデメリット
スレート屋根のデメリットとしてまず挙げられるのが、塗装の劣化による影響によりひび割れ・反り・苔が繁殖しやすい事です!
スレートは水を吸いやすい素材である「セメント」を主原料としている事から、防水性を備えさせるために表面に塗装が施されています。
しかし、紫外線や経年劣化が進行する事で塗装が劣化すると防水機能が失われ、屋根材が水分を吸水してしまう事に繋がります(>_<)
屋根上に水分が長時間滞留する事は苔が繁殖しやすい状態に繋がり、さらに吸水した水分が乾燥する際に受ける負荷を繰り返し受ける事でスレート自体のひび割れや反ったり割れたりする可能性が大きくなります(;_;)
スレート屋根の美観・耐久性を保つ為にも定期的な塗り替え工事などのメンテナンスは必要不可欠です!
上記の様な症状を確認しましたら、信頼できる専門業者・会社へまずは点検を依頼しましょう。
次に、耐用年数が短いこともデメリットです。
現在では高耐久なスレート屋根材も存在しますが、一般的にスレート屋根の耐用年数は15年~20年と言われています。
耐用年数が経過したらすぐに交換が必要…とはなりませんが、他の長寿命な屋根材と比べて比較的早く交換が必要になる可能性が高いです。
また、スレートは軽量で耐震性には優れていますが、薄い板状で強風や台風などの自然災害の影響を受けやすく割れやすいと言われています。
安価で導入コストを抑えられるスレート屋根ですが、他の屋根材と比較して将来的にメンテナンスに掛かる費用・手間が大きくなるリスクがある事に留意しましょう!
スレート屋根の劣化症状
次に、スレート屋根の劣化症状について詳しくご紹介いたします!
スレート屋根の屋根工事には、次のようなものがあります(>_<)
まず、スレート屋根の劣化症状として挙げられるのが、前述のデメリットでお伝えした「塗装の劣化」です!
塗装の剥がれや色褪せが見られる場合は塗装の劣化が進行している兆候で、さらにコケや藻の発生も塗装メンテナンスを必要としているサインです。
特に湿気が溜まりやすい地域ではコケや藻が生えやすく、美観への影響や屋根材の劣化を促進する原因となってしまいます。
防水機能の低下はスレートのひび割れや反りにも繋がりますので、屋根の寿命を延ばす為にも定期的な塗装メンテナンスは大切となります!
また、スレートは厚さ5mm程度の薄い形状であることから、衝撃や急激な温度変化に弱いとされています。
特に、台風や強風による飛来物や落下物によってひび割れや損傷が生じることもありますので注意しましょう(>_<)
スレートに割れ・ひび割れが生じている場合、塗装メンテナンスと併せてスレート屋根材の補修が必要となる場合もあります。
こうした症状の放置は、雨漏りリスクにも繋がります!
最後に、スレート屋根の下地材である防水紙・野地板も忘れてはいけません!
防水紙の劣化進行による破れは雨漏りの原因に繋がり、さらに野地板の腐食は屋根材の剥がれにも繋がります。
屋根の下地材に異常が生じている場合、塗装メンテナンスでは屋根機能を復旧させることはできません!
屋根カバー工法、もしくは屋根葺き替え工事が必要となります(^^)/
屋根を長く安心してご使用いただく為にも、屋根材だけでは無く屋根全体の点検・メンテナンスをしっかりと行う様にしましょうね(^^♪
スレート屋根工事のメンテナンス事例
次に、実際に施工させて頂いた屋根工事の施工事例をご紹介いたします。
木更津市畑沢南で施工させていただいたスレート屋根塗装
木更津市畑沢南で施工させて頂いたスレート屋根塗装工事の施工事例です!
スレートには多くの苔が繁殖している状態でしたので、屋根塗装工事をご提案させて頂きました(^^)/
⇒木更津市畑沢南で施工させて頂いたスレート屋根塗装工事の施工事例
スレート屋根塗装工事も街の屋根やさんにお任せ下さい!
私達、街の屋根やさんはスレート屋根塗装工事の施工実績も豊富にございます(^^)/
点検~お見積りの実績まで無料にて承っておりますので、ぜひお気軽にご連絡下さい!
また、スレート屋根塗装には「足場」の仮設が必要不可欠ですが、一般的な2F建ての住宅の足場の仮設費用の相場は15~20年程度と言われています。
屋根の工事と併せて、足場を必要とする外壁の修理・外壁塗装リフォームを行う事で足場の仮設費用の節約にも繋がりますので、そうした工事もおすすめです!
そうした工事もぜひご相談下さい(^^)/
関連動画をチェック!
どのリフォームが最適?屋根リフォームの種類【街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています
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お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
街の屋根やさんは千葉県以外にも東京都、神奈川県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方の地域の街の屋根さんをお選びください。