アスファルトシングル徹底解説!特徴やメンテナンス方法を紹介!
更新日 : 2024年06月07日
更新日 : 2024年06月07日
みなさん、アスファルトシングルという屋根材をご存じでしょうか?
北米生まれの屋根材で、100年以上の歴史があり、現地では80%以上の普及率を誇っています。
日本では、使用できるようになったのが最近ということもあり、まだまだ普及していない屋根材です。
本記事では、そんなアスファルトシングルについて、特徴やメンテナンス方法を詳しく解説していきたいと思います(^_^)/
アスファルトシングルとは?
アスファルトシングルは、ガラス繊維マットにアスファルトを含侵させ、表面に着色した石粒が吹き付けられている屋根材です。
最大の特徴はその形状で、薄く柔らかいシート状であるため、ハサミやカッターなどで切断・加工できるほどです。
さらに、釘と接着剤で圧着する独特の施工方法であるため、屋根の形状を選ばず非常に施工性の高い屋根材です。
アスファルトシングルのメリット・デメリット
ここからは、屋根材にアスファルトシングルを選択する上でのメリットとデメリットを紹介します(^_^)/
メリット
・コストパフォーマンスが高い
アスファルトシングルは比較的安価であり、初期費用が抑えられます。
・軽量
他の屋根材に比べて軽量であり、建物にかかる負担が少ないです。
・施工が容易
柔軟性があり、複雑な屋根形状にも対応しやすいです。また、施工時間が短く、工事費用も抑えられます。
・防水性能が高い
アスファルトの特性上、防水性能が高く、雨水の浸入を防ぐ能力があります。
・デザインの多様性
色やデザインのバリエーションが豊富で、建物の外観に合わせた選択が可能です。
デメリット
・耐風性が低い
強風や台風などの強い風に対しては剥がれやすい傾向があります。
・温度変化に弱い
高温や低温の極端な温度変化に対しては劣化しやすく、ひび割れや剥がれの原因となることがあります。
・苔や藻が生えやすい
表面に石粒が吹き付けられているために細かな凹凸があり、汚れが溜まったり苔や藻が生えやすくなります。
アスファルトシングルのメンテナンス
アスファルトシングルのメンテナンスで注意したいのは、屋根材の剥がれです。
デメリットにも記載しましたが、アスファルトシングルは風の影響を受けやすいという特徴があります。
特に、屋根材がしっかりと圧着できてない場合などには風に煽られて捲れたり剥がれたりすることが少なくありません。
捲れたり剥がれかけた屋根材は、専用の接着剤を用いることで補修できるため、屋根材が浮いているように見えたら、業者へ補修を依頼しましょう。
また、屋根材自体が劣化し、層状剥離を起こしているような場合には、屋根カバー工法や屋根葺き替えによるリフォームを検討しましょう。
業者選びも重要
アスファルトシングルは、普及率が低いため、比例して施工できる業者の数も他の屋根材に比べて少ないという現状があります。
中には、実績や経験が無くても請け負ってしまう業者もいるようですが、そういった業者へ依頼するのはあまりおすすめできません(+_+)
施工が不十分・不適切だと屋根材の性能を充分に発揮できず、耐用年数を待たずに屋根のリフォームが必要になってしまうからです。
業者へ依頼する前に、その業者がアスファルトシングルの施工実績があるかどうかしっかりとチェックしておきましょう(^_^)/
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