東金市田間にて剥離が進んでいる屋根を調査 塗装以外のメンテナンス方法をご提案
更新日 : 2023年07月25日
更新日 : 2023年07月25日
東金市田間にて実施した屋根調査についてご報告します。屋根材はパミール材が使用されていましたが、過去に塗装メンテナンスを行われたことがあるそうです。屋根全体に色褪せやオレンジ色の苔、白いカビのようなものも見受けられる状態でした。
屋根全体の塗装劣化
一見、全体的に塗装が劣化してきているという印象です。隅棟(下り棟)は、差し棟仕様になっていて特に浮きなどは見受けられませんでした。雨漏りや下地材に問題が無ければ塗装メンテナンスのご提案になってしまいそうですが、屋根材はパミールでしたので塗装メンテナンスはおすすめしません。さらに屋根の状態を詳しく見ていきます。
パミール特有の症状を確認
屋根材の端部分が層状にめくれたり、剥がれ落ちてしまっているところや、水玉模様のようにクレーター状になっている部分もありました。このような層状の剥がれがパミール屋根材の特徴的な症状です。このほか、屋根材を固定している釘の頭が錆びて屋根材が脱落してしまうという症状もあります。今回調査させていただいたお客様宅の屋根では脱落の症状は出ていませんでした。
「ノンアスベスト屋根材」は1996年 ~ 2008 年まで販売されていましたが、パミールはノンアスベスト屋根材が製造され始めた初期の頃の屋根材です。ほかの大手メーカーでもノンアスベスト屋根材を販売していましたが、パミール屋根材は築10年前後から剥離などの不具合が顕著に出てしまうことで知られています。
特に症状が酷く出ていた谷樋付近
谷樋(たにとい)は、屋根と屋根が「谷」のように合わさる部分にあり、屋根の「雨樋」の役割をしています。屋根に降った雨水が谷樋へ集まってくるため、谷樋付近の屋根材はどうしても水分に触れている時間が長く、傷みやすくなります。そして、パミール屋根材ということもあり、水分を含みヒビや剥がれが酷く出てしまっていました。
点検の結果、雨漏りは発生していないことを確認しましたので屋根カバー工法のご提案となりました。パミール屋根の場合、剥離などの症状が軽く塗装メンテナンスを行ったとしても、数年で剥がれが発生してしまいます。メンテナンス方法は、屋根カバーまたは葺き替えの二択となります。
参考価格
●屋根カバー工法:877,800円(税込み)~ 切妻屋根/60㎡の既存屋根を金属屋根でカバーした場合
今までの屋根の上に屋根を重ねてカバーします。重ね葺きとも呼ばれる工法です。
●屋根葺き替え工事:1,097,800円(税込み)~ 切妻屋根/60㎡のスレートからスレートへの葺き替え
これまでの屋根を解体し、新しく屋根を造り替えます。下地もしっかり手を入れます。
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