山武市本須賀にて屋根調査 誤った位置でタスペーサーが設置されていました
更新日 : 2023年07月05日
更新日 : 2023年07月05日
山武市本須賀にお住まいのお客様より、訪問業者から棟板金の浮きを指摘されたということで屋根点検のご依頼をいただきました。数か月前から、私たち街の屋根やさんの名を語ったり、街の屋根やさんから依頼(紹介)されたという業者が訪問したといった物騒な話も発生しています。街の屋根やさんでは、担当させていただくスタッフが顔写真入りの名刺や社員証を身につけていますので、詐欺に遭われないようお気を付けください。
屋根の状態を確認
業者に指摘された屋根のてっぺんの大棟部分ではなく、大棟から下に設置されている下り棟(隅棟)の板金に浮きを確認しました。指先が簡単に入ってしまうくらい隙間があるため、強風が吹きこみ剥がれてしまう恐れがあります。また、別位置の下り棟でも釘が大きく抜け出てきている箇所がありました。
屋根の状態や、以前行われたメンテナンスから考慮しても棟板金の補強よりも全交換したほうが良い状態でした。棟板金交換工事は税込6,050円/m~承っております。※棟の位置等により金額が変わります
タスペーサーの位置が違う?
スレート屋根材を葺く際は、軒先から上に向かって重なるように葺いていきます。わずかですが、きちんと隙間があり屋根材の下に入った雨水が排水できるようになっています。この隙間が塗装メンテナンス時に塗料で塞がれないように縁切り(えんきり)をすることで、隙間を確保しているのです。
以前された塗装メンテナンスの際に縁切りで使用されたタスペーサーの位置を見たところ、屋根材と屋根材の継ぎ目の下位置に差し込まれていました。この位置にタスペーサーを入れてしまうと、屋根材の下に入り込んだ水の通り道を塞いでしまうことになり、雨水が滞留しやすくなります。屋根材の下端(小口)部分の黒ずみは雨水が滞留している可能性があります。
屋根塗装または屋根カバー工法のご提案
正しいタスペーサーの設置位置は、標準的な大きさのスレート屋根材の場合、1枚につき2個挿入するダブル工法を推奨しています。910mm幅の場合、左右それぞれ端から15cmのところに挿入します。
屋根全体に塗装の劣化が進行している状態でした。北側の屋根面では、苔が目立ってきていましたのでメンテナンス時期のサインです。屋根塗装でメンテナンスを行われる場合は、棟板金の交換を含めたご提案となります。
また、築20年以上の場合は、屋根の下地材である防水紙の耐用年数も迎える時期ですので、既存屋根の上に新しい防水紙・屋根材(棟板金も含め)を設置する屋根カバー工法もおすすめです。屋根カバー工法は、877,800円(税込み)~から承っております。※切妻屋根/60㎡の既存屋根を金属屋根でカバーした場合の目安金額です
私たち街の屋根やさんでは、お客様のライフプランを踏まえ、屋根の状態などにより最適なメンテナンスのご提案をいたします。お気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2023年07月05日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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