塗装できない屋根材と状態の見分け方|塗っても無意味・逆効果になる3つのケース
更新日 : 2026年03月18日
更新日 : 2026年03月18日

屋根のメンテナンスといえば「塗り替え」を真っ先に思い浮かべる方が多いはずです。
しかし、実は屋根材の状態や種類によっては、「塗装ができない」あるいは「塗装しても全く意味がない」ケースが確実に存在します。
これを知らずに塗装を強行してしまうと、数年で塗膜が剥がれてしまうなど、決して安くない塗装費用が無駄になってしまいます!
本記事では、塗装によるメンテナンスが適さない代表的なケースと、その理由について詳しく解説します。
塗装しても強度が戻らない「初期のノンアスベスト屋根」

2000年前後に普及した「パミール」や「コロニアル・ネオ」などに代表されるノンアスベスト屋根材は、塗装によるメンテナンスが不可能な「塗装不可」の製品の筆頭です。
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層状剥離(そうじょうはくり)の発生
当時、アスベストの使用制限に伴い急いで開発されたため、製品としての強度が不足しています。
経年劣化でパイ生地のように層が剥がれる性質があり、上からどれだけ高機能な塗料を塗っても、土台となる屋根材の表面ごとベリペリと剥がれ落ちてしまいます。 -
塗装が逆効果になるリスク
屋根材自体の強度が著しく低下するケースが多く、塗装前の工程である「高圧洗浄」の段階で屋根材がバラバラに砕けてしまうこともあります。
これらは「塗装で保護できる段階」を物理的に超えているため、塗装を施すこと自体が無意味です。
特殊な処理が必要で失敗しやすい「モニエル瓦」

塗装自体は可能ですが、特殊な工程が必要になる屋根材なので注意が必要です。
見た目がセメント瓦に似ているため、知識のない業者に依頼してしまうとセメント瓦と同じ感覚で塗装してしまい大失敗を招いてしまいます。
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スラリー層という壁
「モニエル瓦」には、表面にスラリー層という着色剤の膜があります。
これを高圧洗浄やケレン作業で完全に削り落とさずに塗装すると、新しい塗料が1〜2年で無残に剥がれます。 -
モニエル瓦とセメント瓦の見分け方
モニエル瓦とセメント瓦は、小口を見ると見分けることができます。
モニエル瓦はボコボコと凹凸があるのに対し、セメント瓦は平らで滑らかになっています。
塗装では解決不可能「すでに雨漏りしている屋根」

屋根材の種類に関わらず、「すでに雨漏りが発生している場合」、塗装メンテナンスは全く意味をなしません。
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塗装は「予防」であり「修理」ではない
塗装の主な目的は、屋根材の表面をコーティングして水を弾くこと(防水保護)です。
しかし、雨漏りは屋根材の下にある「ルーフィング(防水シート)」や「野地板(下地合板)」が破損・腐食することで起こります。 -
事態を悪化させる懸念: 雨漏りしている状態で表面だけを塗料で固めると、内部に入り込んだ水分の逃げ道がふさがり、かえって腐食のスピードを早めてしまうことがあります。雨漏りサインが出ているなら、塗装という選択肢は捨て、根本的な修繕に切り替える必要があります。
塗装ができない場合の「正解」のメンテナンスとは

ご自宅の屋根が「塗装不可・無意味」な状態だった場合、検討すべきは塗装ではなく、以下の2つの工法です。
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カバー工法(重ね葺き)
今ある屋根の上に、ガルバリウム鋼板などの軽量な金属屋根を被せます。
既存の屋根材を剥がさないため、アスベスト含有材の処分などの手間も抑えられ、現在の主流となっている合理的な方法です。 -
葺き替え(ふきかえ)
古い屋根材をすべて撤去し、下地の防水シートから新しく作り直します。
雨漏りが発生している場合や、屋根そのものを軽量化して耐震性を高めたい場合に最も推奨される抜本的な解決策です。
まとめ:塗装の可否を見極めることが住まいを守る近道
屋根のメンテナンスにおいて、最も避けるべきは「意味のない塗装に大切なお金をかけ、建物を傷めてしまうこと」です。
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・劣化の激しい初期ノンアスベスト材は、塗装しても強度は戻らない。
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・特殊な瓦は、専門知識のない業者が塗ると剥離トラブルに直結する。
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・雨漏りしている屋根は、表面を塗っても内部の腐食は止まらない。
まずは専門家に屋根の種類と「下地の状態」を正しく診断してもらい、塗装が有効なのか、あるいはカバー工法や葺き替えが必要なのかを見極めることが、住まいを長持ちさせる唯一の正解です。
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施工内容
スレート屋根補修工事 屋根塗装
使用材料
日本ペイント ファインパーフェクトベスト(ミラノグリーン)
屋根塗装を行ったお客様の声一覧
君津市で屋根塗装・棟板金工事をご依頼いただいたお客様の声をご紹介


Q2.工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
台風で屋根の鉄板が飛ばされてしまった
Q3.弊社をどのように探しましたか?
ネット
Q4.弊社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
すぐ問合せました
Q5.何が決め手となり弊社にお問合せをされましたか?
口コミの良さ
Q6.実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
些細なことでも話を聞いて下さり、疑問点を解決した話を進めて下さいました。終始丁寧に対応して頂き、とても親切でした。

Q2.当初、工事を依頼する会社にどんなことを期待されていましたか?
見えない場所ですが手を抜かず作業をして欲しい
Q3.弊社にご依頼いただく際に他社と比較しました方はどこの会社と比較しましたか?
相場を知りたくて1件他業者さんに見積りをお願いしましたが社名は忘れてしまいました。
Q4.弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか?
担当者の方の対応
Q5.工事が終わってみていかがですか?良かった事・嬉しかったことを忌憚なく頂戴出来ましたら幸いです。
一度も不安に思うこともなく工事が終わりました。全てにおいて満足しています
Q6.街の屋根やさんを他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか?
口コミ通りとても良い業者さん。担当者の方、工事をしてくれた方々みなさんが丁寧
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