訪問業者より棟板金の破損を指摘されたお客様|調査~棟板金交換工事の事例





工事のきっかけを伺いました!
担当:谷
君津市法木にお住まいのお客様より、「訪問してきた業者に屋根の不具合を指摘された」とのご相談をいただきました。
その業者は「近くで工事している者だが、お宅の屋根が気になって」と言って突然訪ねてきたそうです。
お客様ご自身はご不在で、応対したのはご高齢のお母様とのこと。
事情もよく分からないまま業者は屋根に上がり、「棟板金が壊れている」と指摘をうけられました。
また、「現在、応急処置を施している状態で工事が必要」と契約を急がせてきたそうです。
さすがに不審に思われたお客様は一度断られ、別の業者を探す中で「街の屋根やさん」にお問い合わせをくださいました。
訪問業者の言葉が本当なのか、事実を確かめたいというのが最初のご相談でした!
その業者は「近くで工事している者だが、お宅の屋根が気になって」と言って突然訪ねてきたそうです。
お客様ご自身はご不在で、応対したのはご高齢のお母様とのこと。
事情もよく分からないまま業者は屋根に上がり、「棟板金が壊れている」と指摘をうけられました。
また、「現在、応急処置を施している状態で工事が必要」と契約を急がせてきたそうです。
さすがに不審に思われたお客様は一度断られ、別の業者を探す中で「街の屋根やさん」にお問い合わせをくださいました。
訪問業者の言葉が本当なのか、事実を確かめたいというのが最初のご相談でした!
担当:谷


- 施工内容
- 棟板金交換
- 築年数
- 築24年
- 平米数
- 施工期間
- 1日
- 使用材料
- 棟板金
- 費用
- 約30万円
- ハウスメーカー
- 保証
君津市法木にお住まいのお客様より、「訪問してきた業者に屋根の不具合を指摘された」とのご相談をいただきました。
突然の訪問で屋根に上られ、棟板金の破損を指摘されたことでご不安になられているとの事です。
それでは、屋根の状態を調査する様子から解説いたします!
養生テープの不自然な施工と破損箇所の確認
現地調査当日、屋根に上がって確認すると、まず目についたのは「養生してある」と言われた箇所。
そこには工事用のしっかりとした防水テープではなく、パイロンテープという簡易的で耐候性のないテープが貼られていました。
さらに詳しく確認すると、養生されていた箇所は破損していない状態で、「どこを養生したのか意味が分からない」と感じるほどでした。
また、別の箇所には棟板金がはがされた形跡と、木製貫板(ぬきいた)に新しい傷跡が見つかりました。
これは経年劣化による自然な破損というよりも、「誰かが手を加えたのでは」と感じる不自然な損傷です。
お客様に写真を見ていただきながら、現状を説明させていただきました。
棟板金の役割と劣化のリスク
棟板金は屋根の頂点(棟)に取り付けられており、屋根材の継ぎ目を覆って雨水の侵入を防ぐ重要な部材です。
しかし、その下に取り付けられている貫板(木製下地)は風雨や湿気の影響を受けやすく、経年とともに腐食や割れが進みます。
台風や強風による捲れ、飛散被害などのトラブルが多く発生しています。
今回のお住まいでも、築24年という経年を考えると貫板の劣化は進行していてもおかしくありませんでした。
そうしたリスクと併せ、不自然な損傷についてお客様へご説明させて頂き、棟板金交換工事をご提案させていただきました!
棟板金交換工事
それでは、棟板金交換工事の様子について詳しくご紹介いたします。
既存棟板金と木製貫板の撤去
工事当日、まず既存の棟板金と下地材(木製貫板)を丁寧に撤去するところから始めます。
貫板は屋根面に直接ビスで固定されており、時間の経過とともに釘が浮いたり、木材が湿気で痩せてしまうケースが多く見られます。
今回の現場でも、腐食による変色が確認されました(>_<)
新しい樹脂製貫板「タフモック」の設置
次に、新しい下地材として樹脂製の「タフモック」を使用します。
従来、多くの住宅で採用されている杉板(木材)は水分を吸収して劣化が進みやすいという弱点がありました。
タフモックは樹脂製で腐食せず、長期にわたって強度を維持できるのが大きな特徴です。
固定力も優れている為、台風などの強風時にも棟板金の飛散リスクを大きく減らすことができます。
屋根は家の最も高い部分にあるため、こうした「見えない強度対策」が後々の安心につながります。
新しい棟板金の加工と取り付け
つづいて、棟板金の設置を行います。
屋根形状は「寄棟(よせむね)」と呼ばれるタイプで、水平の大棟と斜めに下る下り棟の二方向があります。
それぞれの接合部は雨水が集まりやすいため、棟板金は一枚ずつ角度を合わせてカット、折り曲げ加工を施しながら取り付けていきました。
また、板金の継ぎ目部分にはコーキングをしっかりと施工し、雨水の侵入を防止します。
見た目の美しさだけでなく、機能面でも長く安心してお使いいただけるよう細部まで調整を行いました。
仕上げ確認とお引き渡し
棟板金の取り付けが完了したら、全体の固定状況と仕上がりをチェックします。
釘やビスの打ち込み位置、コーキングの乾燥状態、板金の重なり方向などを一つひとつ確認。
今回は施工面積約23㎡、作業時間は1日で完了。
お客様には工事中の写真とともに、交換前後の違いをご確認いただきました!
屋根工事の訪問業者にご注意!
今回のお問合せは訪問業者の指摘がきっかけとなりましたが、近年ではこうした訪問業者によるトラブルも増加しています。
特に棟板金は訪問業者のターゲットにされやすい部分とされている為、注意しましょう(>_<)
また、今回の様に訪問業者を屋根に上がらがらせることはおすすめできません。
屋根のご不安事がございましたら、ぜひ街の屋根やさんまでご相談ください。点検・お見積もりの作成まで無料にご対応させていただきます。

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